第二十八話 七人目のお嫁さんは悪魔契約者!?カレン・ダーミタ登場!!
こんにちは。荒高まっぽです。
前回はモクモクの果実で住人たちがちょっとおかしくなりましたが、今回はさらにスケールアップします。
七人目のお嫁さん、ついに登場です。
……が。
書いてみたら悪魔の方が存在感強くなりました。
天然色欲ハウス・ノイズ家に現れた色欲の悪魔。
果たして平穏は保たれるのか。
それでは本編どうぞ。
さて前回は住人が果物で狂いましたな。
その影響でしょうか?
中庭に転送ゲートが突然現れて男女二人がノイズ家を訪ねて来ました。
女性は金髪をサイドテールで右側にまとめています。
瞳の色は赤。
まるでお人形さんみたいな見た目です。
胸は着痩せするタイプのようですね。
服装はゴシック。
年齢は明らかに成人しています。
男性はまた良い男です。
グレイで猫の縞模様みたいな髪色で年齢は良くわかりません。
20代にも40代にもどちらでも通せる雰囲気です。
瞳の色は緑と赤のオッドアイ。
燕尾服を着ています。
女性は黙っていました。
男性が説明します。
「この度は突然家を訪ねて申し訳ない。
私はアスモデウス。
色欲の悪魔だ。
こちらは訳あって契約している、カレン・ダーミタだ。
よろしく。」
客人が並々ならないメンツだと分かったイツカは自分とシズカとノイズで対応することにしました。
船頭多くして船山を登るになると困るので家主格の三人で聞くのが良いでしょう。
ノイズは飾りですが。
一応家主なんで。
シズカは訪ねます。
「この家に何の御用でしょうか?」
アスモデウスは自分たちの身の上話をできるだけ簡潔に話します。
「さっき私が色欲の悪魔だと言ったね。
まずこの家を訪ねた理由を話そう。
この家には色欲が凄まじく集まっている。
え?そういうお店ならいくらでも色欲が集まると?
いいや。そう言う金銭が絡む色欲は面白くないしエネルギーとしても少ない。」
カレンは無言で出された紅茶を飲んでいます。
話を続ける、アスモデウス。
「つまりこの家は天然の色欲に満ちたレアな家と言う訳だ。
私たちには目的がある。
カレンを見てくれ。
明らかに感情がないだろう。
彼女は最初は生贄として散々痛めつけられた。
そのために感情が凍ってしまった。
よくわからない感情で私は彼女を助けて召喚した者を皆殺しにした。
私が何年もエネルギーを注いだが契約者と主人ではダメみたいなんだ。
そこでこの家が出てくる。」
シズカはこれはどう言う流れなのだろうと疑問に持ちながら聞いている。
「カレンが唯一感情を見せたのはノイズさん、あなたのYouTubeと国家斉唱だった。
さらに天然の色欲エネルギーはカレンの感情回復に良いと思って。
私は色欲の悪魔。だからカレンにもこのエネルギーは感情回復に役に立つと信じてる。
どうかカレンをこの家に住まわせてやってほしい。
もちろんただとは言わない。
カレンが感情を取り戻したらノイズさんあなたとその周りの人間を不老不死にできるスキルを与えよう。」
イツカとシズカは話の展開にびっくりしています。
ノイズはよく分かっていません。
住む人間がまた一人増えて自分の身が削れるとは本能で悟っていました。
シズカは冷静に相手を見ます。
(…断れる相手ではないな。)
イツカは思います。
(カレンさんノイズ様の歌のファンなんだ。)
結局シズカがリーダーとしてアスモデウスに答えました。
「良いでしょう。
ただノイズ様の負担相応の家賃を払ってもらえますか?
不老不死の約束が確実ではありませんから。」
アスモデウスは手をかざしました。
ざっと1キロの純金が砂状で出ました。
「前払いでこれだけ。年を跨いだら同じ量を払おう。
後、私はカレンを手放したくない。
この屋敷と私の屋敷を直通で繋ぐ。
不満なら追加で純金を払うつもりだ。」
シズカもイツカも金の輝きに度肝を抜かれています。
ノイズはキラキラしてるなで終了です。
こうしてカレンは家に住むことになりました。
夜はカレンはアスモデウスに慣らされているので相手が変わっただけでした。
それでも色欲エネルギーはちょっぴりカレンの心を溶かしたのでした。
翌朝にホテル風食パンを食べて口元に微笑を浮かべています。
まだ美味しいまでは言いません。
少しずつ住人たちから挨拶やコミュニュケーションを習っていきます。
ノイズが数年後不老不死スキルで周りを巻き込むのはこの時みんなは予想できないのでした。
なんかお嫁さんよりアスモデウス回だったんで何話か後にカレン回もやります。
ちなみに毎回欠場しない生き物強制解説係のイキモはスキルが強制的に命を守るためにガードされました。
イキモは内心、(悪魔見てー。ちくしょう。)だったそうです。
ではまた次回。
第二十九話に続く。
今回はカレン登場回……のはずが、気づいたらアスモデウス回になっていました。
悪魔って説明させると長くなりがちですね。
なお、純金1キロはロマンです。
ノイズは「キラキラしてるな」で済ませましたが、普通はもっと動揺します。
次回はもう少しカレンにスポットを当てたいところ。
イキモは今回も安定の蚊帳の外でした。
それではまた次回。
第二十九話でお会いしましょう。




