第二話 騒音スキルの謎判明
はじめましての方も、いつもの方もこんにちは。
この作品は、最弱スキル「騒音」で追放された男が、なぜか異世界で無双(?)するお話です。
ちょっと抜けてる主人公・ノイズと、しっかり者(に見える)イツカの凸凹コンビが、ちょっとずつ世界に巻き込まれていきます。
テンプレとカオスが混ざってますが、ふと笑える瞬間や、予想外の展開を楽しんでもらえたら嬉しいです!
感想や評価、ブクマが励みになります!よろしくお願いします!
ステータスオープン。
ノイズ・スタンディング
レベル8
HP500
MP100
力80
知能10
素早さ60
防御力100
魔法防御15
スキル
オタク知識(前世のもの)
猫への愛情(猫を枕にする)
特殊スキル
騒音
無自覚
鈍感
僕は何度このステータスを見ても理解できない。
当たり前だ。
このステータスは国が人体実験を行なってもわからなかった。
ただ一つわかったことは、僕は壊滅的に頭が悪いということだ。
でも不思議なことがある。
スライム狩りが普通の人より簡単にできるのだ。
倒れているスライムをボコったらおしまい。
これでレベル8まで行った。
僕はこんなもんだと思っていた。
知らなかった。
スライムは俊敏で倒すのに苦労する魔物で、たった3日でレベル8は異常だということを。
僕の周りにはイツカ以外、人がいない。
ギルドでもぼっちだった。
レベル15くらいになったらパーティに加入しようと考えていた。
そろそろスライムも物足りなくなっていたので、単独依頼をこなそうかと考えた。
今回の依頼はEランク。
ボーボー鳥の卵を持ってくる。
巣には生まれたての雛と、孵化していない卵があった。
なぜか雛がみんな死んでいる。
親鳥に見つかってやってきたが、悲鳴声を出して逃げていった。
依頼はコンプリート。
報酬は良かった。
日本円で10万円くらいだった。
イツカにご馳走を買って帰り、ポツポツエピソードを話したら、イツカが思ったより食いついてきた。
「ノイズ様、もしかしたらそれはスキル騒音かもしれません。
そのスキルは人間に聞こえなくて、魔物には聞こえると仮説を立てるなら、怖いくらい符合しますわ。
倒れているスライム。
死んでいる雛。
逃げる親鳥。
あくまで私の仮説です。
これは国に知られてはいけません。
ノイズ様、もう国の実験体は嫌ですよね?」
僕は誘導されたのも気がつかないで頷いた。
これでスキル騒音の意味がわかって、安心して眠る。
イツカを抱いてから。
イツカは事後なのに、何かを僕に知られないように考えている。
それがわかるのは、まだまだ先の話。
第三話に続く。
ここまで読んでくださり、本当にありがとうございます!
今回のお話、実はノイズのステータスは深い伏線だったりします。気づいた人は鋭い!
そしてイツカ……まだまだ何か隠してます。察しのいい読者さんはすでにモヤっとしてるかも?
今後もカオスと謎が加速していく予定なので、お楽しみに!
お気に入り・感想・レビュー大歓迎です!
ではでは、また次話でお会いしましょう。
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