番外編 亜人ゴマ君のモテモテ作戦!?プロから女心を学ぶ
いつも読んでいただきありがとうございます。
今回は本編の流れを少しお休みして、ゴマ君にスポットを当てた番外編です。
第十一話で覚醒(?)して以来、なかなか出番を掴めずにいた彼ですが、
気づけばもう一歳を超え、立派な“男”になりました。
ハーレム作品において、主人公以外の男が動き出すと何が起きるのか。
その実験回でもあります。
軽いノリで始まりますが、地味に今後へ影響しそうな火種も転がっていますので、
ニヤニヤしながら読んでいただけたら幸いです。
予定は未定。
そうです。
突然作者事情で番外編になりますよ。
第十一話の前後編で活躍したゴマ君ですが皆、色物ばっかりで影が薄いです。
あのオス対決から半年ほど経っています。
つまりもう一歳を過ぎました。
零とはそこそこ姉弟してます。
でもゴマは物足りません。
もっと先に進みたいです。
そこでマナー講座ならぬ女心講座で講師ユーリィが教えることになりました。
え?そこはイツカやシズカじゃないのか?って。
イツカは王族なんで民間の常識に疎いんです。
シズカについては零とゴマは彼女が人間ではないと気づいていますが知らないふりをしています。
何か事情があるだろうと悪い魔物ではないと二人は判断していました。
零とゴマ買ってくれたのもシズカだしね。
ゴマがユーリィを選んだ理由ーー
それは娼館勤めで男女の機微に詳しいのでは?と思ったからです。
ユーリィは快諾しました。
「ゴマ観る目あるじゃん。
いいね。
ノイズより賢いぞ。
褒めて遣わす。
礼は…
お前が猫になって抱っこ10分でいいぞ。」
こうして講義が始まりました。
基本1
まずは己の立ち位置を把握せよ
「これはだな自分がどんなキャラでどう動くと心が掴めるか鑑みるんだ。
例えばゴマお前は元々猫で弟キャラだ。
甘え上手で懐に転がり込むのがいいだろう。」
基本2
スキンシップは相手の様子を見て決める
「女はな嫌いな相手には触らせない。
だから徐々にスッと触ると何気ないスキンシップで好感度を測るんだ。
悪くなかったら次に進め。
ダメなら違うルートで好感度を上げろ。」
基本3
告白=ゴールではない
「これ勘違いしてる男多いが告白後に気まずくならないように気を使う女の立場をわかっていない。
告白したら終わりじゃない。
スタートだ。
だから100%相手がイエスを言う確証がないならするな。
まずすることは好感度上げだ。」
最初なんでざっくり簡単講義が終わりました。
ゴマは言われたことをメモに取ってます。
えらいね。
猫とは思えないよ。
ゴマは聞きます。
「零が一番だけど、俺零以外狙ってもいいかな?
ノイズだけで嫁候補全員満足させられないだろ?
つまみ食いって言ったら悪いけど、お姉さんたち皆いい女だしさ。
俺だって男だよ。
だめ?」
上目使いでユーリィを狙い撃ち。
ドギマギするユーリィ。
「ああ、構わないさ。
ノイズはハーレム維持にお前を孤児院に送らなかった。
こうなる未来は見えていたんだよ。
ノイズはバカだから一歩先も見えてない。
ゴマに教え込んだ私も共犯だがな。」
ニヤリと笑うユーリィ。
ゴマの初めては結局ユーリィでした。
仕方ないね。
猫だし。
倫理観や一途では欲求は抑えられないさ。
なんか作者にも意外な展開に転がり込みましたがゴマは男として自信をつけました。
ユーリィはゴマが可愛く思えました。
講義の知識フル利用したゴマ君は最強です。
ノイズの嫁候補たちがこっそり浮気する未来は遠くありません。
ノイズは相変わらず呑気にゴマを猫で枕にしていました。
ライバルだと気づかずに。
ゴマは内心ノイズを笑いながら枕をやっているのでした。
では次回こそノイズが歌のレッスン受けるかな?
乞うご期待。
第二十二話に続く。
ゴマ、やらかしました。
作者も想定外の方向へ転がりましたが、
「まあゴマだしな」で納得してしまった自分がいます。
ユーリィ先生の講義、実は割と本質を突いています。
ハーレム維持は、努力と観察とタイミング。
ノイズ?
あいつは騒音で押し切るタイプなので理論は不要です。
さて、次回は本当にノイズが歌のレッスンを受けるのか。
それともまた誰かが暴走するのか。
毎日21時更新、続けていきます。
引き続き応援よろしくお願いします。




