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嫁が全員ヤバい件について。 騒音しか出せない俺の異世界ハーレム生活。  作者: 荒高 まっぽ


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第二十話 前任聖騎士は世界に未練がある!歌で世界を征服したい?中編

幽霊がまた一人、住人に加わりました。

どうやらこの家には「死者歓迎」の張り紙でも貼ってあるらしいです。

前任聖騎士カロウ・シシタ、まさかの登場ですが、

彼の目的は…なんと歌で世界征服?(物理ではない)


しかも今回は、シズカさんとの“静かなる”心理戦も必見。

元女魔王 VS 死んだ騎士、そんな裏構図を楽しんでもらえたらうれしいです。


前回のあらすじ。

ノイズの夜のお部屋に前任聖騎士の幽霊カロウ・シシタが現れた!

未練たらたらな彼を解説するイキモ・ノガスキ。


同席していたユーリィは一案あった。

ノイズは寝落ち。


翌朝。


朝食前にユーリィはシズカに話をしようとしました。


「シズカさんちょっと相談があるんだ。

彼、カロウ・シシタさん。


見ての通り幽霊だ。

実は彼をこの屋敷に住まわせてやって欲しいんだ。


ノイズにとっても悪い話じゃない。

カロウ、ご挨拶を。」


カロウはシズカに挨拶をします。


「レディ、シズカ。

私は前任聖騎士だったカロウ・シシタと言います。


どうか私の願いを聞いてもらえないだろうか?

この家で最も有能でスポンサーでさらに最も美しい花のあなたにしか頼めないことだ。


まずは聞いてほしい。

お願いします。」


とてもノイズの口から出ないキザたっらしいことをスラスラ言うカロウ。


さらに手を取って口づけをその手にします。

シズカも彼の見た目や言動にまんざらではありません。


シズカは答えます。


「まあ、幽霊さんが二人目ですね。

いいでしょう。


頼みは正直部屋が予定として空きがありません。

ですがノイズ様にどれくらい貢献できるかとあなたが何をしたいかで離れを建てましょう。


具体的に私にプレゼンをしてみてください。」


シズカはもうカロウに惚れてましたが表に出しません。


カロウは答えます。


「私は前任騎士として歌うことに関してはプロと言っていい。

ノイズ様には美声だけじゃなく歌い方はまだ伸び代がある。


私が直々に訓練したい。

前任聖騎士は命を落とさなければ続けていた。


未練が私を幽霊にした。

ノイズ様の騒音スキルで実体化している。


どうかお願いできないだろうか?

離れの建築費用も私とユーリィの考えで返すアテはある。」


さらにカロウはシズカだけに念話で話しかけます。


『…シズカ様、私にはノイズ様と違った体験をあなたにさせてあげることもできます。

いかがでしょうか?たとえあなたが元女魔王だとしてもね。』


最後のセリフでシズカは絶句します。


『…なぜ知っているの?言うことを聞かなければバラすと言うの?』

念話で返すシズカ。


カロウはまた念話で答えます。


『私はノイズ様と違って実力派聖騎士でした。

元女魔王の情報は騎士団に回ってきていました。


イツカ様は知らないのか知らないフリをしているのかは分かりません。

強請るなんて下郎のようなことはしませんよ。


ご安心ください。

決して口外は致しません。


私はノイズ様を育ててあなたを未知の世界に招待する。

あなたは成長したノイズ様を見て喜び、未知の世界を体験する。


Win-Winです。

お話は以上です。


さて普通に話しましょう。

ユーリィが怪しみますから。』


カロウは人生経験が豊富なのでノイズと違って自分への気持ちは一発で見抜きます。


こうしてシズカは落ちました。


「…いいでしょう。カロウさんあなたをこの家の住人として認めます。」


また幽霊のくせにカロウはホテル風食パンを朝食でいただきました。


「死んでから初めてのご飯です。

パンは美味しいなあ。」


みんな住人が増えるのに慣れています。


長くなったので離れを建てる話はまた次回。


後編に。


第二十一話に続く。


カロウ、まさかの実力者。

ノイズと同じ“聖騎士”でも、こうも違うのかという感じで、

読んでる皆さんも、シズカさんと一緒に「惚れてまうやろ…」となったかもしれません。


とはいえ、ただのイケメン幽霊ではありません。

この先、彼の「未練」がどうノイズたちの運命に関わってくるのか。

そして、シズカさんの“未知の世界”とは何か。


地味に大事な話が進んでますので、ぜひ次回の後編もお楽しみに!

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