第十二話 ゴマ覚醒!!ノイズヒモ生活の危機 後編
ついにゴマが本格参戦してしまいました。
え?なにこれ?って思った方、正常です。
今回のエピソードは、猫が覚醒し亜人となり、ヒモ生活を脅かす…という、ややこしいようでやっぱりおかしいお話です。
日常とは何かを失わせる勢いで書きました。
あと、猫とパンとちょっとのBL(未遂)要素があります。
どうぞ温かい目でお楽しみください。
前回のあらすじ。
ゴマが亜人になりました。
ノイズは勝負を仕掛けられた。
以上。
ゴマは言う。
「ノイズ。猫たちの中で一番俺がお前に懐いていただろ?
なんでか知ってるか?
きなことミケコはお前の出す騒音スキルが嫌いだったんだよ。
だから俺がゴマだからじゃないがゴマを擦っていたんだ。」
めちゃくちゃショックを受けるノイズ。
「そ、そんなゴマあんなに猫で枕してゴロゴロ言っていたのに…。
泣いちゃうよ。」
あーあ。
種族超えたBL展開台無しだよ。
まあこの作品ターゲット主に男性だからBLは要らんのだが。
ゴマはニヤニヤしながら。
「余談はまあいい。
本題だ。
勝負しろ。ノイズ。
零は俺のものだ。
お前のお嫁さん何人もいるだろ?
俺から零を奪うな。
じゃあ内容は俺が決めるな。
まずは零は何が好物か答えろ」
ノイズは答えます。
「零は僕の焼いたホテル風食パンが好きなんだ。」
ゴマは笑います。
「ノイズ知らないな。
零は本当はキャットフードこっそりつまみ食いしてるんだよ。
なあ零。そうだろ?」
あー。ゴマ、君若い。
女心わかってないね。
それ真実でも言うわけないじゃん。
零は顔を赤くしながら答えます。
「ノイズ兄さんが正解。
ゴマ、変なこと言わないでよ。
て言うかさゴマ、オス同士の対決とかくだらないことしてないで猫に戻りなよ。
私知ってるよ。
猫から亜人になった種類は猫と人間好きにフォルムチェンジできるって。」
突然動物病院の先生が説明に現れた。
「はい、説明役のイキモ・ノガスキです。
ここにいる理由はみなさん深く考えなくていいです。
私は観察役としているだけですのでお気になさらずに。
亜人化で捨てられる犬猫事情なんですが
亜人化すると元の動物に戻りたがらないケースがほとんどなんです。
だから捨てられるのを防ぐために私たちノガスキ孤児院があるわけですね。
はい説明は以上です。
また説明が必要な時に出てきます。
え?オス対決を止めないのか?って。
止めるわけないじゃないですか。
家庭内のことは民事不介入です。ではー。」
なんか微妙な空気になりました。
なんだあの先生。
やばいな。
零がびっくりしながら続けます。
「ゴマ、私あなたのこと弟以上に見れないよ。
亜人同士は血縁関係なくても恋愛や夫婦になれると言ってもね。
諦めなよ。」
ゴマ号泣。
「せっかく亜人になったのに…。
わかったじゃあ、ノイズのパン食べて諦める。」
ノイズは黙って作り置きのパンをゴマに食べさせました。
ノイズは言います。
「ゴマはゴマだからね。
でもたまには猫に枕させてね。
きなこもミケコもさせてくれないから。」
ノイズお前、枕から離れろ。
いいシーンが台無しじゃないか。
ゴマはパンを頬張りながら。
「パン美味しいな…。
やっぱり零のことは諦めない。頑張る。」
これからゴマとノイズは自身の魅力について時たま争いながらも
ゴマが猫化して枕にさせてあげたりで
微妙な関係が続くのでした。
次回の構想まだ練ってないんだ。
お楽しみに。
第十三話に続く。
読んでくれてありがとう。
まさかのゴマ覚醒からのオス対決、まさかのパンで締め……。
いろいろ盛り込んだけど、ゴマの涙とノイズのパンがすべてを解決してしまった回でした。
いや、枕問題はまだ未解決か……。
そして初名前付きでの「イキモ・ノガスキ」先生、説明係として登場したわりに空気を乱すタイプ。
今後も唐突に出てきます。よろしくね。
次回はまだ構想中だけど、きっとまた騒がしい話になると思います。
気が向いたら読んでね。




