表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
婚約者の王子に裏切られた聖女、もふもふ使いの悪役令嬢転生に転生して復讐します。  作者: 最門


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

1/3

グラウンド・ゼロ


クリムヒルト聖法国、そこは魔法が発展した国で

絶大な魔力をもったクリムヒルト王家が支配する国だ。


聖法国には聖女が存在する。

聖女カティア・アナスタシア

魔を祓う神聖魔法を極め、魔族を寄せ付けない神聖な結界魔法で

国全体を守護するこの聖法国の守りの要にして絶対守護者。


カティアはアストレア教会の孤児院の前に置かれた籠の中にいた。

カティアは幼少期より不思議な力が使えた。

品行方正なカティアは先代教皇に力を認められてアストレア教会に入る。

先代教皇亡き後アストレア教会の教皇として18歳の頃より

聖女として国を守護してきた彼女はこの国第2王子

グリム・クリムヒルトと婚約していた。


グリムは魔力はそこそこあるが魔法の才能が無い。

腹違いの才能も人望もある人格者の第1王子や第3王子

幼くして病で亡くなった第4王子とは違い、賭け事に女遊びと酒、素行の悪さが目立つ人間だ。


王の勅命で婚約したが一度も何かしてもらった事も無く

物なども貰った事がない。


カティアは枢機卿、シスター達と日課のアストレア像の前でお祈りをする。

すると頭に美しい声が響く。


『あぁ!カティア、時間が無いわ!

今すぐその国から逃げなさい!

西の獣王国をめざすのよ!』


頭に響く美しい声は取り乱した声で私に話しかけてきた。


その時だった、教会の後方のドアが破壊された。


「カティア・アナスタシア!聖女を偽った罪で拘束する!」


突然教会に侵入した兵士が私に向かい理解不能な言葉を言いだした。


『遅かった…何とか時間を稼いで!

もう少しであの子がそこに来る!

それまで何としても生きて!』


焦燥の声が私の頭に響く。


「何者か!ここは神聖な教会である!

このような事…許されんぞ!!」


コルドール枢機卿が声を荒げる。


「切り捨てよ!偽聖女も捕えるのはやめだ殺せ!」


兵士の後ろから聞き覚えのある声がした。


「ぐぁ!グリム様!?なぜ…」

コルドールが兵士に切り捨てられた。


私はグリムに問いただす。

「コルドール枢機卿!!グリム様どう言う事ですか!?

私が偽聖女?何を言っているのですか!?」


「だまれ、偽聖女!

本物の聖女ロクサーヌから話は聞いた!

本当はお前は神聖結界など使えずロクサーヌに結界を張らせているとな!」


意味がわからない、この国の結界を張っているのは私だ、このロクサーヌという女性は誰?


「グリム様!早くあの偽聖女を討つのです!

闇の魔法で反撃される前に!」

ロクサーヌが意味不明な言葉を言う。


「闇の魔法?何の事!?」


「死ね!偽聖女!魔族の手先め!」

グリムの剣が私の胸に突き刺さる。


国に結界を張っているため防御が出来なかった。


「な…ぜ…こんな…ことを…」

息が出来ない、苦しい…

私の、カティア24年の生涯はここで終わった。


「やったぞ!魔族の手下を俺が倒したんだ!」

「やりましたわ!グリム様!」

兵士からの大歓声が教会に響き渡る。


『カティアァァァッ!!!!

アァ……間に合わなかった……』


王子とロクサーヌ、兵士の背後から

10mはある巨大な白い狼が出現する。

次の瞬間聖法国に死の暴風が巻き起こった。


この日クリムヒルト聖法国は世界から消えた。



二作目です。

感想聞かせてもらえると作者は喜びます。

よろしくお願いします。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ