五月八日
大きなことを成し遂げるために
力を与えてほしいと神に求めたのに
謙虚さを学ぶようにと弱さを授かった
より偉大なことが出来るように
健康を求めたのに
より良きことが出来るようにと病弱を与えられた
幸せになろうとして
富を求めたのに
賢明であるようにと貧困を授かった
世の人々の賞賛を得ようと
成功を求めたのに
得意にならないようにと失敗を授かった
人生を楽しもうと
たくさんのものを求めたのに
むしろ人生を味わうようにとシンプルな生活を与えられた
求めたものは何ひとつ与えられなかったが
願いはすべて聞き届けられていた
わたしはあらゆる人の中で
もっとも豊かに祝福されていたのだ
(神の慮り・アメリカのとある州立病院の壁の落書き)
最近は全然なろうを読まない。代わりにnoteばかり読んでいる。noteは個人ブログの集合のようなもので、検索して色々なものを読むことが出来る。小説もあるが、小説として書いたものはうまいものが少いので読まない。だいたい鬱とか障害のある人の日記、アンチワーク哲学、あとは興味のあるものを読んでいる。例えば今日は和裁の記事ばかり読み漁っていた。
鬱や障害の、中でもかなり理性的で哲学のある人の文章を読むことが多い。普通のレールから逸れ、かつそれを悟ってしまったひとの方が文章が面白いから。そして優しい。実は上の詩も、そうしたひとが紹介していたのをもらってきたので。
謙虚さを学ぶようにと弱さを授かった。
謙虚さを、ね……




