24/35
四月二十四日
桜二連
桜が散って、このように葉桜のころになれば、私はきっと思い出します。
(葉桜と魔笛・太宰治)
桜を見ると、ふと、冒頭のこの一節が浮かぶことがある。一度や二度のことでは無い。何度もある。残念ながら、いつも精確ではなくて、また読み返している。
手紙の送り主は読めても、魔笛までは読めない。いつもそう思う。しかし言われてみれば魔笛しかありえない。思うにそういう必然性が小説には必要なのだと思う。
四月二十四日。前回の日記からはや三日経っている。まるで時間と気力とが足りない。いや、むしろ時間と気力とで頭の悪さをカバーしているとしか思えない。馬鹿げたことだ。
書きたいことは沢山ある。阿Qのこととか、最近よく読んでいるnoteの記事のこととか。スキーをした話とか。ちょっとずつ書いていければいい。
私はいまちょっとずつマイナスを0にしようとしている。




