脅威の手段
ようやくたどり着いた。
娠澱の最深部にたどり着いた者たちは、誰もが満身創痍だった。
「終わったか?」
そこで待ち受けていたラスボスの一言で主人公たちは我に返る。
どうやら過去のエピソードを懐古していたらしい。
あれは、そう。
初期メンと吸血鬼の城に向かった時の記憶だったような?
いや、今は目の前の敵に集中するんだ!
敵を倒せば世界は救われる。
ん?
こいつだけじゃなくて他にもまだいたっけ?
体力は限界、精神はそれ以上に疲弊しているこの状態でこいつと戦う?
「それは効かないと言っただろう!」
誰かが最終奥義な魔法を使ったようだ?
前回に戦った時に、それは通じないっていったじゃん!
でも、あれ?
なんだかみんなの視線が…。
あっ!
ラスボス系キャラクターとしての地位を得てから幾度となく誹謗中傷に晒されて来た。
そして今回も、正義を名乗る人たちに襲撃を受けてます。
正直、界隈で盛り上がってるだけで全世界区でもないのに、いい迷惑です。
しかも、今回は格下の訪問で自己満足最終奥義的な魔法をくりだしてきました。
「それは効かないと言っただろう!」
面倒なので軽くあしらおうとした時、一人が動きました。
いまさら?な感じがしたんですが、そいつは味方の放った魔法陣に突っ込んでいったんです。
そして…。
発動中の魔法陣を剥きやがった!
アリえるのか?
それまで余裕で受け流していた魔法の外皮が剥かれて、真の威力が?
そ…。




