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Appendix  作者: G-Ⅲ
36/59

戦慄の吸血鬼 真の姿

 マルチイが鏡の奥へと姿を消した後、トレイタたちはその場に残されたま、ただ静かに鏡を見つめていた。

 そこに映っていたのは、彼らがいる場所とは寸部違わぬ調度品が配置された部屋なのだが、それ以外は何もかもが違っていた。

 映し出された室内には、蜘蛛の巣が張られ、埃まみれの家具や調度品、そこでマルチイが何かを触っているようだ。

 すると彼の動きに反応して動き出すのは

「吸血鬼、あの吸血鬼じゃないか!?」

 叫んだのは直接被害を受けた夜使いだ。

 と思った瞬間に夜使いが鏡に突っ込む。だが彼は鏡の世界へとたどり着くことが出来ず、鏡面に大きな亀裂を造っただけだった。

「これでは主がそちらに向かうことが出来ません。ご案内しますので、中庭でお待ちください」

「k*C㍵;"=-」

 鏡の中のマルチイに続くように突然背後から声をかけられて焦る一味の視界に、ひび割れたマルチイが喉を抑えて立っているのが見えた。

「@;;、spkl…」

 何かを伝えようとしたようだがうまく伝えれれないのは、どうやら彼が鏡と同様にひび割れていたからなのだろう。

 話すことを諦めた彼はゼスチャーで一味を中庭へと誘導する。欠片を通路にこぼしながら。

 マルチイが全てのかけらを失う前に何とか中庭にたどり着いた一味は、そこで見知らぬ怪物とマルチイの本体に遭遇する。

「そいつはなんだ?いったいどういうつもりだ?」

「彼はこの城の主、吸血鬼ブリックでございます」

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