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パンクな人生の方が面白いだろ?って話

不合格…


正午。iPadに突然突き出される現実。


不合格通知見た瞬間思ったことは、「やっぱりね。」だった。うん。圧倒的にその言葉以外出てこない。それなのに空が暗い。え?12時?今ほんとにお昼の12時なの?そう思えるほど空が暗い。本当に空が暗いんじゃ無くて自分の心のフィルターが荒んでる事に気付いたのはそこから1時間経った13時。伸びきってブクブクになったカップヌードルカレー味を食べていた時だった。めっちゃシャツに汁飛んだけど、マジで気にならない。白Tがもう銀河みたいな、きったない銀河みたいになってたけどもうホントに気にならないくらい虚無の中カップヌードルをすすった。自分の家は兄妹が多く、僕はそこの長男である。私立になんかとてもじゃないけど行けない。そうして背水の陣で挑んだ某大学理学部数学科から返ってきたメッセージは「残念ながら不合格です。」のたった一文だったのだ。まぁ受け終わった時からわかってたけどね!?野暮なことは聞くんじゃないよ!本番の緊張は凄くて、マジで問題が手につかなかった。まぁ実力不足以外のなにものでもないんだけどね。僕が受けた大学は2次の配点が高い。センター試験で失敗した僕にはピッタリだ!と思ったが、そんな2次試験で失敗したら元も子もないよな‼️笑

試験が終わったのがお昼だったので友達と埼玉大学近くの定食屋さんへ。試験の振り返りをしながら2人で絶望の中カツカレーを食べた。美味かったなぁ。某大学の生徒になればここに毎日通う事だって出来るのか。そう思いつつもカツカレーを食べる。気持ちいつもより味わって食べる。よく噛んで食べる。だってもうしばらくは食べられないもん!!笑

さて、合格発表後に戻るがその日は殆ど何もせず寝た。落ちたし別にお祝いとかないよ。あるわけないだろ。笑

翌日、お昼にむっくりと起きてぼーーっと無糖のコーヒーを飲んだ。無糖のコーヒーなんて飲んだ事なかったからめっちゃ飲み終わるの時間かかった。不味すぎる苦すぎる。てかなんで大学不合格直後に背伸びして大人になろうとしてるんだろうね。僕もわからないよ。同じく浪人する友達にご飯誘われたから行きつけの家系ラーメン屋さんへ。そりゃうめぇのよ。大学落ちてもスープは濃厚だし、チャーシューはトロトロだし、ほうれん草はオアシスなのよ。調子に乗ってご飯までつけてお腹パンパン。歩けないくらいお腹パンパン。まぁ自転車で来てるから余裕なんだけどね。その後友達のマンションの下でこれからのプランを話した。友達は医学部志望。かっこいいよな。こんな時代に医者を目指すなんてよ。僕は数学の先生になりたいって思ってたけど、最近になって自分の夢を見失ってきてる。俺ってやりたい事なんなんだろう。


さて、こんな感じでヌルッと始まった浪人生活だけどこれから始まる生活は奇跡的な出会い、僕の勉強ライフを阻む壁。ただ単に不運。ついてない人生と戦っていく胸熱ストーリー(?)になるから!みんな楽しみにしてくれよな!デュエルスタンバイ!

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