〔38〕アホでもわかる
ちわ。
アホでも絵は描ける、と思う。すごく嫌な言い方で不愉快に思われる方もいるかもしれないが、やろうと思えばやれる。ただし、致命的な問題も出て来る。
アホはアホなりに頑張ろうと……上手くなろうと勉強するが、アホ故に理解出来ずに筆を折りそうになることである。
自爆。ちゅどん
今回どういうお話かというと、ちょっとね、動画サイトでトカゲの脱皮を観ていたら配色についての動画があったわけですよ。そりゃあ観るでしょ、観ないわけないよね。
けど……わかんなかった( ´∀`)
その動画のタイトルは「アホでも〜」なんて一言もついていませんでしたが、コメントにそういう類のものが書かれてあったわけですよ。まあ、そのコメントを読んで、動画観て、私の頭は「?」だけでした。なんとな〜くの雰囲気はわかった気はしますが、所詮強がり……アホがなんたるかってことです。
アホの大事なものは、感覚――
アホアホ言ってますが、これを読んだ方へでなく私自身の話でありますから最後までお付き合い下さると嬉しいです。
うん、アホに理解出来ないことを理解しろはキツイ。しまいには「私のような奴は描いちゃいけないんじゃないのか?」なんて、ずずぅーんと落ち込んでしまいます。そんな落ち込んでしまったとき、どうすればいいのか……
「いや、でも、好きだしな」
これですね。魔法の言葉「好き」。
ムーンライトの作品ですが、主人公がヒーローへの大好き過ぎる想いをよく呟くんです。それを読んでいて作者さんの書き方が凄いなーと思うんですが、たった一言の「好き」が勇気をくれる。
そして、「好き」を積み重ねるこの主人公の素直さが読者の私を癒やしてくれる。さらには、主人公とヒーローの温かい関係性と安心感、そこから広がり登場人物らとのやりとりや世界観までを演出し、「続きを読みたい」で繋がっているのであります。
好きって大事。
好きなことがあるってありがたい。
アホでもわかるということは、アホじゃないから言えるんですよ。……意味不明なこと言ってるかもしれないですけどね。アホでもわかることは、好きか嫌いかです。すごくシンプル。単純だけどすごくわかりやすい。
「この色がここにあるのが気持ちいい!」
「この色がここにあるのはムカツク!」
――これだけっすよ。以上です。




