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アバロンシェル碑の行方  作者: こさじ
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〔35〕根性の見切り発車



 ちわ。

 忘れないうちに連投するの巻。物忘れが激しくなってきた今日この頃……どうせ忘れてしまうなら忘れる前に書く――


 というわけで、見切り発車の話です。


 見切り発車ってどういうことか説明せんでもおわかりかもしれないのですが、「プロットなしの執筆・投稿」ですかね。私はよく見切り発車しております。書くときは思いつく限りひたすら書き、思いつかなくなったらエタる……駄目な作者の典型とも言えるようなやつであります。ま、そのエタることや見切り発車が駄目なの?と思いますけれど、良いか悪いかは今は置いておきまして。


 見切り発車のメリットは思いついただけ自由である点ではないでしょうか。一歩進んだら新たな何か、一歩進んだらまた新たな何かを取り込んで取り込んで世界を広げ、発想とともに物語が思いもしない世界へとなり、さらにそこから「こうしたら面白んじゃないか!」とテンションが上がりまくりで筆を置く暇もないくらいに楽しいところではないでしょうか。

 それで、あまりにも世界が広がりすぎて手に負えなくなり、どこもかしこも歪んでいるのではないのかと思い、その思いが止まらず一気に熱が冷めて終わってしまうのであります…


 絵と文章は違うと思われるかもしれませんが、前に、メドゥーサを描いていると途中の絵をこのエッセーに貼りました。ありゃ見切り発車ものであります。

 思いつきパーツを一個描くごとに新しい思いつきパーツを描く。ただ、自分ってどうやって完成まで考えながら描くのかな〜と振り返ったところ、その都度その都度の完成の雰囲気(・・・)が頭の中にあって描き始めているということに気づきました。

 見切り発車でなくても、ハッキリした完成図ではないですが「こういう風に」の雰囲気は出来上がっているんですよね。文章を書いていたときも、終わりだけは最初からありましたから、私は最後から書いているんだろうな〜と。


 みなさんはどう想像して、書き始めるでしょうか?


 見切り発車でもプロットありでも、始める切っ掛けは特に変わらないのであります。(私の場合)

 なら、未完で終わってしまうのと最初に描いていた完成図まで辿り着く違いは簡単で、「最後まで描いてやる!」の根性ぐらいしかないのです。

  

 こいつ描いてやる! 


 自分の発想をぐりぐり世間にねじ込んでやる!


 大袈裟な言い方かもしれませんが、言葉を綴る、発言する、絵でもって自分というものを表現してみる・してみたい!という気持ちの貪欲さは、大事なのだろうと見切り発車から思った次第でございます。


 自分という創作者を築いておりますでしょうか?


 以上です。

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