〔23〕所詮、我慢のできない私です
評価する……みなさんはどういう風に評価していますか?
以前、コソッと、まあいっつもこそっとしているんですが、何度となく同じことを書いております。
「評価は読者の自由でいいんじゃないの?」
無理だったね…我慢できなかった。やっぱ気になるもんね。評価はさ、ほんと読んで思った通りにしたらいいと思う。1だけしか使わないとか、5だけしか使わないとか、全部の数字を使ってとかね。色々あるじゃないですか。
その数字の中にこめられた読者の感情も色々――加算、減点、どういう気持ちで付けるとか様々だと思うんです。それに付けないことも読者の感想ではないですかね。
私は、0を含めた全部の数字を使って評価点を入れます。そんな私からしたら、0か5しか使わない、まあ5じゃない場合もあるでしょうけど、その評価の付けた方のほうが不思議かな〜なんて。
「読んだら評価しろ」って言葉を見かけると、なんとも言えない気持ちになる。幾度となくそんな内容のエッセーや活動報告を見てきましたけど、どうにも「私の作品を読んだら評価しなさいよ!」にしか見えないんですよね。評価しない読者に文句つけるより、自分の気持ちを語れば面白いのに……
そして、評価の表現が乏しい人に評価について語られても何も響いてこない。
……それも評価の自由でしょうけどね。自由に自分の思うままに評価しているんだったら、他の人へ何が言えるんだろう何を説得したいんだろう、それってただの面倒臭い作者ではないのか――と思うのであります。
わからないこともない、でもわかりたいなんて少しも思わない。
いち読者として、これからも私は思うままに評価し、評価しないでいくし、いち作者として「読者はその気持ちが動いたときどうぞ思うままに行動したらいい」と言う。
それにしても……と思う。ランキングがテンプレばかりで面白くないと愚痴るなら、エッセーだって同じことではないでしょうかね。もう飽き飽きするわななろうの○○について批判する――サイトをより良くしていこうと思うなら大事なことかもしれないが、如何せん、読めば読むほど「自分の思い通りじゃないことが面白くない」と文句をつけているだけにしか見えない。
実験的何かなのか、前にサイトに居て戻って来たかたなのか……意見は持っているが新しい何かがない――とてもブーメランで見ている分には面白いが、もうお腹いっぱいである。
そういうときに読者は何を思うか……
ま、私の場合の話しか出来ないですけども、「あの作者さんの作品は読まなくてもいいな」ですね。読みたくないではない、もう読まなくていい。そうすると、評価なんていってられないのです。
今までのテンプレ、何度も巡って来た、更には手本のようにすらなってんじゃないのかと思える内容しか書いていないものに、読者に何か感じとれとは酷なことではあるけれど、それを好きな人もいる。……私も好きな話題ではあるが、先人の意見をなぞり過ぎててつまらないのであります。
以上です。
ちなみに、最近の評価について思うことは、『0もあればいいのに』です。ストーリーがすごく好みでいいのに、書き方がすごく嫌とか、書き方は小説なのにストーリーがあ〜…って思うことがありまして、そんなときに評価は出来ない。完全なる0でしか評価感想を表現できないことがつまらない。
評価を気にしすぎる作者さんは、鬼のように怒る評価方法かもしれませんけどね。。
これで次に、『低評価つける読者は最低だ、作者は頑張ってんだから高評価をつけるべきだ!』なんてエッセーが出たら――…ある意味面白い。




