〔17〕受け
BLの話でなく、エッセーランキングを見て思ったことであります。ちわ。
ランキングについてのエッセーであったんだけど、感想欄を覗いてて作品の一話における丁度良い文字数のことでふと思うことがありまして…
多数派でいえば、長くもなく投稿出来る200文字ギリギリでなく――な2000字ぐらいが読みやすいんだろうな〜と、迷える作者にしてみたら読んでもらえる目安としては良い情報なのだろうと思うけれど、その一方で作者は読者にどこまですり寄って書かなければいけないのかと窮屈さも感じてしまった。
それに、多数派だけがなろうで読者しているわけではないので、一話に5000字以上あると嬉しい人間もいる。
一番は、切りのいいところまで……といっても作者さんの良いと思ったところまであるとありがたい。そして自分は出来ないくせにわがままを言ってしまえば、2000字は正直読み応えはない。
だから、「サラッと読む」分には丁度いいのかもしれない。
ランキングに載るには――を考えると、どこまで読者に寄り添わなくてはいけないのか……ついでに言えばランキングに載っている作品、上位の作品はいくつ読者の選別ノルマをクリアしているんだろう。
読者にウケる何たらを考えると、ま、ランキングに載っているものなんだろうと思う。
多数派のノルマのいくつかをクリアし、多数派の中の好みの被った大多数がよりわかりやすく上位にいるんだろう。勿論、みんなが面白いって思ったものを自分も見てみるか〜と覗いて覗いて覗いて覗いて……
そうして、読者が読者で作ったランキングに文句をつけるときが来る。作者はもっと考えろ、けど、「○○じゃないと読む気がしないよね」と脅しているのはどうだろか…なんて思ってしまうのは、自分が作者よりの考えが今は強いからなのかもしれない。
作者はまあ…読者の言葉に耳をかすのもいいだろうけれどやりたいことやったらいいだろうと思うし、読者はランキングに載っているものだけが作品だと思わないこと――ランキングに載るということは読者が評価しているからに過ぎない。
自分では評価しなくても誰かが評価しランキングがある。
読者に自分で書いてみろやとは思うことはないが、読者として何か行動したらいいんじゃなかろうか。
以上です。
何か新しいことをすると別に世界が変わらなくても、自分の考え方は多少なりとも変わるんではないかな〜と、読者に限らず作者もきっと同じなんだろうと思いました。
作者には「これだけは譲れない!」ってところがないと続けられないのかもしれない。でも、それだけではいつか自分自身のノルマに耐えられなくなるから、息抜きに読者の意見も聞いてみる。
または、自分の目で探しに行く。
頑固で柔軟――創作は難しいですけど、「ハッ」と発見出来たときなどは凄く快感があり、向上心、ヤル気が湧いて来るものだと思います。そうして自分の世界が出来上がっていくのが楽しいのであります。そう思います。




