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アバロンシェル碑の行方  作者: こさじ
13/68

〔12〕プライドとド下手くそと女王様



 ちわ。

 自分の描いた絵を描きながら眺めているときに、今まで描き続けてきた自分を褒め称えることと「ド下手くそ!」と叫ぶことをする。

 車の運転をするときは、大丈夫って気持ちと「ド下手くそ!」とこうしたら絶対自分は事故るだろうとイメージトレーニングする。これはあれとそれは気をつけなければ…と悪いイメージを思い浮かべておかないと怖いのである。


 たぶん、おかしい人間なんだろうと思います。よく言っても心配性。


 ――とまあ全然違う話かもしれませんが、創作も似ているなあって話です。これまで頑張ってきた部分を認めてやる気持ちも大事だし、まだまだだろうっていう気持ちも忘れちゃいけない。

 人のことをとやかく言えるような人間ではないけれど、見苦しいまでのプライドを放っている人を見かけたときに、反面教師にさせてもらっています。


 「プライドってそういうことだったかな?」なんて。


 いつでも完璧に――と今出来る全力であったことは褒めてやりたい。誰に何を言われようが頑張った自分を抱き締めてやりたい。

 ただ、「もっと何か出来るだろう」と背中を押す…というより尻を蹴っ飛ばして無理矢理前へ進ませることもしないとな、と思うのであります。


 たとえ、何が変わったのか他人からはわからない、気づかない、心の変化であっても時に立ち止まりつつも罵りつつも、自分を信じたいのであります。


 自信をつける、プライドが生まれる、どういうときかな〜とたまに思うが、そんなことをこんなことを主張している時点でプライドはないのかもしれない。

 ひたすら創作し続けて作品で見返してやる――そうしてそれすら薄っぺらい考えだと思うときが、「作るって楽しい」なのかもしれない。プライドについてすら考えもしない。


 ――と思うと、私はまだまだであります。


 ちなみに今は鞭打ち時期であります。「お前はその程度かよ、ああん? この下手クソめが!」と貪欲に創作中です。体を描くときになんか鞭打ちの刑にしていますが、みんなさんの心の中には飴を凶器に変える女王様はいらっしゃいますか?

 

 以上です。

ヒーヒー言いながら描く自分……ヨダレが出るね。

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