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〔0〕予定は未定 ✪
小説や絵の何に詳しいとかはない。正直、刻み込まれた何かはない。だから語れるものがあるかどうか。もし口を開いたとしても考えはもう何番煎じの出がらし――いや、茶にもなれず忘れ去られてカビが生えたものだろう。
けれど、何か自分の吐き出す場所が必要なのだ。この吐き出され、吐き出す今この瞬間にも、私の創作の鍵が生まれている。
もしかしたら、私だけでなく、偶然にも開いて読んでしまったアナタの何かになってくれるかもしれない……
絵を描くこと、創ることを考えること、「この底辺のくせに」と罵る前にさてアナタには私以上の創作への思いがあるだろうか?
きっと、創作する者たちには必ずある気持ち――それをのほほんと、ときに抗い、ときに疑問を投げかける……ような創作の日々を綴る(予定)。