表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
タカシ・ファンタジー  作者: zaq2
EP4:お約束系?ふぁんたじー
21/34

('A`;):|S《すこし》|F《ふしぎ》な成分すら、走り過ぎて行ってね?

 桃色の花びらが、季節外れの大雨によって流されて行っては、河川に華やかさに一瞬でも満たされる時分、いかがお過ごしでしょうか?





 タカシです。




 現在、お約束ともいえる冒険者という組織に与しながら旅をしています。



 結局、あの晩から相手側(かみさま)のアクションがなく、いつもの地球割り(しょうかんのぎしき)を行おうとしました。


 ですが、その行為を行った後に残されると推測する、レイさんとテールの二人が"最悪巻き込まれて・・・"と、よろしくない状況を推測したため断念しました。



 そうなると、元の世界に戻る方法を考えてみたのですが、今まで神様だのみである事には変わりなかったため、"こちらから会いに行けばいいか"という安直ともいえる思考で行動を開始しました。



 そうして、猟師小屋を後にし、ふもとにあった村に行っては情報を仕入れ、町に行っては"よくあるふぁんたじー"で登場する互助会的な組織に与して身分証を確保して、といった形で旅をする形になっていきました。




 旅をするには旅銀を稼ぐ手立ても必要なのですが、この互助組織の制度を使えば行く先々で確保できるといえば出来ました。





 が、

 結論を言えば、自分、ヒモ状態としかいえない状況にしかなりませんでした。






 特に、金銭の稼ぎが良い魔物討伐というのがあったのですが、魔物の素材または討伐証明部位が必要という事で、(推測はできてましたが)自分が攻撃的なアクションを起こしてしまうと一切の価値が無くなります。




 当前の話でしょうか。

 いつもどおりに粉微塵になった対象は証明にも素材にもなりえません。




 仕方なく、当初はレイさんに"危なくない"光魔法で仕留めてもらいました。


 レイさんがいうには、今まで以上に扱いやすくなったとのことで、何でも電磁波(レーダー)?や赤外線?を使って相手の位置測定が容易になったからと、空に飛びあがっては、数km先の相手に対してホーミングするレーザーの様に光線が一瞬現れたときには、すでに終わっていたりします。




 というか、めちゃくちゃ屈曲する光って、その方法っていったい何なんでしょうかね・・・




 そもそも、近代化してるのか、現代化してるのか、未来化してるのか、ごちゃまぜだなぁという印象がありました。




 また、テールの方も大活躍していきました。


 その大き目の手で獲物を切り裂いたり、身体に鱗が現れては・・・顔もややトカゲ?風に、髭あったりするから龍?みたいなものと混じりあっては、いきなり目の前から消えて、次の瞬間には獲物を仕留めて持って帰ってくるなど大活躍をし始めました。



 ただ、血まみれで帰ってきたとき、どこか嬉しそうにしている表情を見せては、身体をこちらに擦り付けて汚れた血液がこちらに擦り付けてくる行為に、サイコパス的な何かを感じたのは、気のせいにしておきます。


 そうして、返り血で"ふわふわ毛"が"ゴワゴワ毛"に代わっているのは、ちょっと頂けないかなぁと常日頃思いながらも、身体を洗ってはブラッシングをするのが日課になりつつあります。


 というか、ブラッシング後に、上機嫌になっているのはわかりますが、力強く抱き着いてくるのはやめてください、身体からミシミシという音が聞こえてきます。


 そして、頭をぐりぐりしないでください、そこ、鳩尾に入っててきついです。


 何故にそこまでしているのかと聞いた時は、迷子になってもすぐみつけれるようにするための《《マーキング》》らしいです。





 と、道中いろいろと、そういう形ですごしながら過ぎていっていました。

 結局、自分は戦闘に関して一切何もしなくても問題なさそうでした。





 しばらくの間は養われる(ヒモ)生活が続いたのですが"それはそれで、こう・・・どうなのか?"という、"自身の価値について"悩み、多少なりとも打破するために、役割として家事全般を行っていく形にしました。



 ただ、その後にも


 "これで冒険者と名乗っても良いのか?"


 とか、


 "男として、これでいいのか?"


 という自尊心に対する自問自答をし続けていた時期もありましたが、エビさんに諭されて、今ではそういう役割で助けるという認識になっています。




 そうそう、エビさんというのは、テールの魂に《《混じり合わされ》》た《《存在の一つ》》で、エビル・ドラゴンさん(名前が無いとの事で勝手に付けさせてもらいました)とおっしゃられる方でした。



 最初、テールを寝かしつけていた時に、いきなり龍みたいな恰好に変わった時は驚きましたが・・・。



 が、色々と説明を受けたら"あぁ・・・テールって、そういう・・・"と納得もしてしまいました。




 他にも、呼称は勝手につけましたが


 "グランデューク・マフティマ"のグラさん

 "スロンズ・イスラフ"のスロさん

 "ロイヤル・タイガー"のロイさん

 "エンペラー・バット"のエンさん

 "バーテックス・スネーク"のバーテさん

 "シュプリーム・ドラゴンフライ"のシューさん

 "プリミティブ・シルウォーム"のハクさん



 などなど、ここに挙げた他にもおられるそうですが、いまだ目覚めていないとか何とかで、覚醒したら魂内会議で伝えておくとの事でした。





 魂内会議って、脳内会議みたいなものなのでしょうか?





 ただ、バーテさんと、シューさんと、ハクさんの時が一番危ない(バーテさんは気品的な、シューさんは妖艶的な、ハクさんは雅的な姿と相まって)なと思いました。



 そんなこんなで、色々と物事が起きては過ぎ去り、半年?以上だと思いますが、すぎさっていくと、いつの間にか自分たちのパーティは新進気鋭の[RANK:A]のチーム(ただし、自分は荷物持ち扱いのヒモ扱い)という評価になっていたりしました。



 それでも、元の世界に戻る為の方法を探す為に神様に会いに行くという旅は順調に進み続けてました。




 そうして、今までの様に神様という存在がその方法を知っているだろうと、となりの大陸に存在する、この世界の一大宗教の総本山ともいえる巨大都市、聖都「アーバーム」という所に、やっと到着する事が出来ました。





 とても、とても、長かったです。

 ええ、ええ、それはそれはもう・・・




 ここには、この世界を創ったという神様が祀られてるとか何とかで、何かしらの情報が得られればよいなと思います。



                                   敬具



追伸

 巨大な外壁に設けられている門を抜けて街に入った瞬間、

 今までとの場違い感がすごかったです・・・


 きっちりと整備された道路に、コンクリート壁やガラス窓の街並み

 無人の車輪のない自動車(?)が行きかい、バスの停車場(?)もあります

 そして、そこに並んでいる人々はどうみても今まで見てきた"ヒト"じゃなく

 昔風を現代風に置き換えた様なタコ型の宇宙人ばりの恰好したり、

 どこかの人を模した機械骨格のままに服を着ていたりする"ヒト"たちが、

 スマホ(?)端末みたいなモノを器用に触りながら待っていたり・・・




('A`;):(すこし)(ふしぎ)な成分すら、走り過ぎて行ってね?




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ