表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
タカシ・ファンタジー  作者: zaq2
EP0:カーチャンからのプレゼント
1/34

('A`):壊れちまえよ、こんな世界……

拝啓


 桜が咲き誇り、春という季節色を魅せてくれる時分

 みなさま、いかがお過ごしでしょうか?






 タカシです。



 どういった漢字の"タカシ"なのか?



 そこは日本全国、津々浦々の"タカシ"さんに当てはめて頂くという事で、この際、置いておきます。



 今現在、自分がいる世界(ばしょ)というのが、昨今のよくある転生モノではなく転移モノであり、その転移物の諸々の話によくありそうな、転移先が"生い茂った木々に囲まれた森の中"という場所でもあります。


 さらに付け加えるならば、こういう《《転移・転送系でよくある話》》という点で、そうですね……”《《よくありそうなチートモノ》》”ものでもあると思われます。


 ただ、そのよくありそうな"チートモノ"というヤツなのですが、今現在の状況から言うと……



 その、何といいますか……


 全くもって《《よくありそうなチートモノ》》と、到底言える代物ではありませんでした。


 一応、転移や転生モノでよくある"俺TUEEEE"的に活躍できるもの系だとは思いま……す?


 何故に疑問形という点ですが、状況確認を終えた時点を加味してみると、"俺TUEEEE"が出来るようで《《出来ない系》》になっていると判断が出来るからです。




 えっ?そんな事より"チート"がどんな代物かをさっさと言えって?



 わかりました。

 チート名は「Impact」だそうです。



 "Impact(衝撃)?カッコいいじゃない”

 ”俺TUEEE出来るじゃん!"



 と、思われる方々がおられると思います。



 ええ、ええ、おっしゃる通り、順当にいけばごもっともな意見だと《《当初の私も》》思っていました。


 たしかに、このImpact(衝撃)の意味が、自分も単純に考えて「衝撃」と思っていたのですが、実際には大きく違っていまして……



 たとえば、そうですね……

 ちょうど目の前に、セコイア国立公園……え、知らない?



 えーっと、アメ○カの大きな森林公園とかに、とんでもなく巨大な、見上げるしかない巨木がありますよね?


 そんな感じの木が、目の前というか周辺にあります。


 巨木ですから、その幹のサイズは人の身体の何倍もあるともいえる大きさとか、テレビでみかける感じ系のアレですね。


 それでは、そのチートを試すためにと、その巨木に対し"せーの!"と、本気で殴りつけてみたりしますと……




 あーら不思議、その巨木が《《粉微塵》》になりました。




 粉微塵という表現は、一般の方々におきましては"木片が飛び散る"と連想されるかと思います。


 ですが、実際におきた事といえば、爆発四散という言葉がすらも生易しく、その言葉の意味すら置いて行かれるレベルで《《粉々》》というのが実態です。



 なにせ、殴った場所だけでなく、《《巨木全体》》が《《粉塵レベル》》に《《粉微塵》》に弾け飛んだのですから。



 根っこの部分もその影響をうけたのか、地面だって一部が陥没する始末です。

 どういうことか?とふと思ったのですが・・・




 "インパクト"でG〇〇gleセンセイにでも聞いてみてください。




 そうしたら、その意味と類別がでてききくると思うんですが、自分のこの"Impact(インパクト)”というチート能力、たぶん単なる"衝撃"や"影響"という事じゃなく……




 "天体の衝突"




 だと思うんです。


 天体衝突といえばあれです、恐竜絶滅説の一つとして挙がるあれですか、または、三流洋画で似た作品が作られていそうな代物です。


 その後、色々と粉微塵にして解った事を言ってしまえば、"自分が攻撃すると、攻撃された対象には《《天体衝突並みの衝撃》》が、《《対象全体にいきわたる》》"様なんです。


 当たったところだけじゃないのがミソというか、某二重(ふたえ)の極みすら、自分のチート能力の足元に及ばないレベルとなってしまっています。



 なにせ二重(ふたえ)もいらない、一撃(ワンパン)で粉にしますから。



 それでですね、これ、実験的にですけど、小さな岩山?の壁に向かって、思いっきり殴ってみた事もあるんです。




 すると、岩山の壁が消えました。




 あ、正確に言うと、自分が殴った場所を起点に全て吹き飛んだというのではなく、砂になって砂山?粉山?が飛び散ったと同時に、強い風が吹いたと思ったら舞っていった?散っていった?みたいな?




 ・・・…少し吸い込んで、せき込んでしまいましたよ。




 他にも、デコピン程度でも《《威力が変わらなかった》》、という事実があります。


 なにせ襲ってきた小ぶりな魔物?みたいな存在に、手で払いのけてみたら、ほんとに弾けるんですよ?こぅ、パーンって感じで、何もかもが。


 辺りには肉片もどきにすらない、粉状の何かをまき散らした状態しか残っていません。




 血液なんて蒸発した?っぽいレベルです。




 ただ、R15GやR18G指定しておかないとお見せできない代物を、確実に回避してくれるのが救いというか、何というか……


 正直にいえば"これは酷い"(いろいろな意味で)を体験したので、直接触れなければいいんじゃ?と思い立ちました。



 そうしたら、もっと頭を悩ませる問題が起きました。



 それは、そこらに転がっている石ころを拾っては、ゆっくりと対象に投げ当ててみた時の事です。


 投げ当てるといっても、こう放物線を描く感じの下手投げで。


 放物線を描いて飛んで行った小石、その小石がコツンと当たったかと思った瞬間、当たった対象がパーンと爆発四散……いや、粉微塵になりました。



 こちらにも元・肉片?肉粉と思われる粉物諸々が飛び散っていました。



 投げた小石も、はじけたときの威力?で飛び散りと共に飛んできて、ちょっと痛かったです。



 まさに、汚い花火……いえ、砂嵐?粉嵐?の完成です。



 その時、茫然自失というのは、こういう事をいうのかな?と考えたぐらいです。




 そして、こう思いました。




 "なんですか、この取り扱い注意のレベル超えているチートは!さわる物みな傷つけるというレベルなんて足元にも及ばないじゃないか!"


 と、


 正直、今までチートスキルや能力で浮かれてる先輩主人公様方に聞きたいです。


 こういう力加減が一切制御できない系の代物の場合、どうすればよかとですか?


 ・

 ・

 ・


 


 大変、お見苦しい所をお見せした事を、深くお詫び申し上げます。

 それでは、皆様にも良い物語が見つかりますように。




                                  敬具





追伸:

 もしかしたら、地球割りならぬ、地球破壊(本気(マジ))が出来るかもしれません。

 解決策が見つからなかったら、本気でやってみようと思います。




('A`):壊れちまえよ、こんな世界……

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ