表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
カランコエ  作者: San
1/1

始まりの日

「なにすんだよ!!ガッツ!!」

そう言って俺は突き飛ばした大柄な少年を睨み

泥がついたズボンをはらいながら俺は立ち上がった。

そしてその突き飛ばした少年はと言うと


「うるせぇ!お前生意気なんだよ!チビの癖に

ミーシャの後ろをずっとついてまわりやがって!」


「お前にそんな事関係ないだろ!

それにチビじゃねぇ!これから伸びるんだよ! 」


先程から俺、ルシスと言い合っているのは

俺と同じ孤児院で3歳上の少年ガッツだ

ガッツは茶髪の髪を短く切刈り上げ8歳とは思えない程大柄で身長が約150cmもありその体格と気の強い性格でこの小さい村にある孤児院の中で

少年たちの番長の様な存在だった。


俺はと言うと黒髪を目ぐらいで切りそろえていて

目の色が特徴的で珍しく金色をしている

金色の目は珍しいらしくよくみんなから綺麗だと

いわれるなら俺のちょっとした自慢だ

顔は女みたいな顔だと周りからいわれるから

あんまり好きじゃないもっと男っぽい顔が

よかった

そして身長はと言うと…孤児院の中で一番チビだ…

仕方ないじゃん!だって俺まだ5歳だよ!

しりゃ5歳の平均身長よりちょ〜と小さいぐらい

だけどこれからすぐ伸びるんだ!絶対いつかの将来見下ろして笑ってやる!

と、そんな事を俺が考えていると


「ガッツ!あなたまたルシスをいじめてるの!?」


そこに現れたのは銀髪を腰まで伸ばし真っ青な

大空の様な目の色をした可愛い少女ミーシャだった。


「うるせぇ!こいつがチビで生意気だから

悪いんだよ!」


「ルシスは、まだ5歳なんだから小さいのは

当たり前じゃない!」


「だからチビじゃねぇ!!」


俺はよくミーシャの後ろをくっついている

物心ついた時から本当の弟のように優しく可愛がってもらっているから俺も本当の姉のように

思っている。

そしてそんなミーシャを手伝ったりしたいと思って後をついていったりしてる

それが、またガッツは気に入らないらしい

前に一回、院長先生になんでガッツが俺の事を

いじめるのか聞いた時、多分俺やミーシャと本当は仲良くなりたいんじゃないかなって言ってた

よくわからん、それなら普通に接すればいいのに

んーわからん


こんな感じで俺達がいつものように争っていると

孤児院の外から騒がしい音が聞こえてきた


「ん?なんか外うるさくない?」


ミーシャがそう言って3人で孤児院の裏から

表の方に、むかうと鎧に身をつつんだ数人の

騎士が村の広場におりその内の一人の騎士の女性が大声で何かをしゃべっていた。


「私は!グラン王国王都から使者としてきた

騎士団小隊長であるカーラ・レノールである!

我々は、現在ある子供を探している!

そのためこの村にいる子供を集めてほしい

安心してくれ!危害をくわてるつもりはない!

ただこの水晶に、触れるただそれだけだ

協力してくれた子供達には一人に1つ

お菓子をあげよう!」


そう聞いて少し離れて聞いていた子供達が

いっせいにその騎士達の元へ駆け寄っていった

お菓子なんて甘いもの高級品だなかなか

食べられるものじゃない

それを水晶に、ふれるだけでもらえるのだ

よろこんで行くのが当たり前である

当の俺達もガッツが走り出しミーシャが俺の

手を引いて走り出したそして俺たちがついた時には、もう、子供が何人も並んでいた

辺境の村といって結構な人数がいるので子供の

数も多い、よく見ると孤児院の子達も自分達

より先に水晶に触れてお菓子を貰っている

この時にはもう自分の頭の中にはお菓子の事しか頭にはないどんな味がするのか想像が膨らむ

ミーシャもそうなのか目がキラキラしていた

そして前の子達が水晶に触れて何も起こらない

まま俺達の順番がきた

周りを見ると先に走っていったガッツなんかは

もうお菓子の袋を開けて食べている


そうかお菓子はクッキーか…

はやくミーシャと、一緒に食べたい!


「さぁ次は坊やの番だ触れてごらん」


そう言って水晶を俺の届く位置までもってきた

俺は迷う事なくしっかりと触れた

しかしこれまでの子供達と同様何も起こらず


「はい、協力ありがとう」

と、クッキーの入った袋を、貰い

ミーシャと一緒に食べるため隣で待っていた


「じゃあ次はお嬢ちゃんの番だね、はい」

そう言ってミーシャの前に水晶を、だした


「ちょっと待っててねルシスすぐ終わるから」

ミーシャはそう言い手を伸ばし水晶にふれた

その瞬間、眩い光が水晶から発生し広場全体を

つつんだ

そしてその時騎士は俺やミーシャぐらいに

しか聞こえない小さい声でいったのだ


「見つけた…」っと

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ