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神様はいると思いますか?  作者: ひでやん
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神様はいると思いますか?

こんな日常があったらなぁって若干鬱になりながら書きました、現実とはかけ離れていても面白く出来たと思います、多分

季節は春、ごく普通の二階建ての一軒家でリビングの明かりを消し机にあるイスに僕は座っていた

両腕の(ひじ)は机に起き手の甲が上になるように手を絡める、それを使い顔を半分隠すように顔を近ずけ誰もいないはずの空間に話しかける


「突然だが皆さん、神様を信じた事はあるだろうか」


最近身の回りで起こりすぎて思わずポロリと出た独り言、しかし言わないと気が済まない

普通神様は皆からすれば架空(かくう)の存在でしょう、そんなのいるわけないじゃんと笑い飛ばすような存在のはず、しかし中には本当に心の底から信じている者達がいます

あっ宗教団体ではありません、そんな怪しい集団ではないです、どちらかと言うと個人です

追い詰めに追い詰められ頼る存在がいなくなり架空の存在を信じないと生きていけないような者達は当然います、僕もその1人です、そろそろ察しがつく頃でしょう

そう・・・信者です、神なんているわけないと馬鹿にしてきたが何故か苦しい思いをしまくって精神的にキツくなってくる、まるで神からの罰と言わんばかりに

そうやって信者は1人、また1人と増えていきます、ですから僕は宣言しましょう、そう思うとイスからすばやく立ち上がり右手に拳を作り大きく上に上げながら言った


「神様はいるよー!」


「何言ってるの」


女性の一言とほぼ同時にリビングの明かりがついた、そこには腰まで髪を伸ばした金髪の女性がいた、アメリカとかドイツとかにいそうな雰囲気である


「いや、信者は僕だけじゃないと思うと思わずね」


「まぁそう言ってくれるのは嬉しいけどね」


この神様の名前はカシオペア、星座にもあるカシオペア座とか、あれである、ポセイドンとなんか揉めたやつ、あと


「私の美貌(びぼう)は世界一!」


いきなり馬鹿みてぇな事言い出したがこの通り自分が1番美しいと勘違いしてる馬鹿である

また唐突に変な事言い出したよ、そう思いながら呆れた目線を送る


「失礼ね!貴方が変な事言ってるから私も言ってみようと思っただけよ!」


「いやそれ毎日10回くらい言ってるじゃん」


「冗談よ冗談・・・1割だけ」


少し考えた割には1割なんだな、つまり残り9割本気で自分が美しいと思ってるって事だよな・・・それもう自分美しいですって公言しちゃったやん、僕に

こんな感じにここ一週間カシオペアと暮らしている、え?なんでカシオペアがいるのかって?それは一週間前に戻らないと行けない、というわけで回想入りまーす


「どうぞ」


「さっきから思ってたけど誰に向けて言ってるの?」


心の叫びを盗み聞きしてる誰かです


────────────────


時は(さかのぼ)り入学式を終えて数日たった日の事、既に何組かの友達やグループが出来てる中、窓際の角の席に僕・・・静動真(せいどうしん)はちょっとした哲学の本を読んでいた、タイトルは神様はいるのか

この本はタイトル通り、神様はいるかどうかを徹底的に調べたり聞いたりとしている本である、図書室で見つけた時面白そうと思い借りてきた、そこには様々な意見があった

もし神様がいないのならこれまでの大災害は何が原因で引き起こしたとか神様がいないのなら神社は必要はないがあるという事はいるという事だろうと

逆に大災害は自然現象であって神の仕業ではないや神社などといった施設はあくまで会社のようなものなど信じてない人の意見もあった、こういった討論は嫌いじゃない

大人になればこんな馬鹿みたいな話する事も聞く事もないからな、やるとしてもたまには程度か・・・

そう思いながらニヤニヤしたり眉間(みけん)にシワをよせたりしながら読んでいた時である


「おーい!今日転校生来るってよー!」


ある1人の男子生徒が教室の扉を開けながら走って入ってきた、その言葉に教室内はザワザワと騒ぎ始める

転校生か・・・どんな奴かね、転校生に興味がない僕のような人はその程度の感情しか思ってなかった、再び視線を本に戻すとある神話の話のページだった、カシオペアとポセイドンの話

当時カシオペアはかなりの自慢好きで自分の美貌(びぼう)は当時の精霊よりも(まさ)ると言った、それを聞いた精霊は腹を立てポセイドンに訴えたという、それを聞いたポセイドンは海の怪物ケートスを放ち大災害を起こした

ケートスを止めるためにはカシオペアの娘であるアンドロメダを生贄に捧げる必要があった、その通りにアンドロメダは生贄に捧げられたが勇者ペルセウスによって助けられる・・・か


(超いい話!)


なんかこう・・・下手な泣く話よりもいい話、むしろこっちの方が泣けてくる!誰かが作った嘘の話でもいいわもう!と心の中で思いながらページを進める


「みんなー、席につけー」


前の扉から教室に入ってきた男の先生、その一言にザワザワ声はなくなりみんな静かに座り始める、それに合わせ僕も本をしまう


「早速だが転校生を紹介する、入ってこい」


皆が期待の視線を今から入ってくるであろう転校生に目を向ける中僕は空を見上げていた、さっきの話がまだ残ってて泣きそうなの・・・

外を見ながら思っていたら教室内か急にシーンとなった、本当に急だったから何事かと思い前を見る、そこには転校生らしき女性が立っていた

腰まで伸びた綺麗な金髪、綺麗な海と言いたくなる青い目、地味にニヤけてるその顔と美貌に誰もが黙り込んだ、当然僕も


「それじゃ自己紹介頼む」


「カシオペア・フェリルと言います、どうかよろしくお願いします」


(カシオペア・・・?さっきの本にそんな名前あったような・・・)


自分の名前を言いながらお辞儀をしつつ自己紹介、その動作すら美しく感じた、同時に教室内はライブ会場となる、この状況で歓声を使うのは違う気がするがそれくらいの声か教室内に響き渡る、鼓膜(こまく)がやべぇ・・・


「静かにしろ!静かに!」


先生がそう叫んでもクラスの声の方が上で全然届いてない、めんどくせぇのが来たなと確信する、しかしここからさらにめんどくさくなる

カシオペアを名乗る女性は黒板側からクラスを見渡す、ふと僕と視線があった、こういうのには慣れてないので思わず視線を逸らす、しかしその女性は他の生徒が座っている机を無視して僕の方に一直線にやってきた


「やっと見つけましたよ」


ドクン・・・心臓が激しく動き始める、やっと見つけたという言葉が何故か耳の奥まで響いている、僕はこんな人知らないし見た事もない、知り合いにもいない、当然この人も

ではなぜ見つけたなんて言葉を使って・・・、はっ!?まさか・・・生き別れの姉!?


「先生、この人の隣空いてるので座っても?」


「あ、あぁ・・・真、隣同士のついでだ、面倒見てやれ」


僕がありえない妄想をしているうちに話は勝手に進んでた、僕の隣の席が空いてるからここに座るって結構適当っすね・・・神様の名前してる割に

周りの反応?嫉妬や殺意の視線、ため息やヒソヒソ声が充満しておりますとも、視線やため息を見るのは初めてだけどヒソヒソ声は聞き慣れてるから聞き流せる


「よろしくね」


僕を向きながら軽く一礼しつつ席に座った、なんだこれ・・・一つ一つの動作が綺麗なんだけど、どっかのお嬢様なのかな、それにしては適当の部分があるし・・・

隣に綺麗な人が座り珍しく僕は焦り始め勝手な憶測をし始める、そりゃまぁ僕も一応人間ですし?焦りますわ


「それじゃ早速授業を始めるぞ」


その一言に皆は準備をし始める、しかし隣で動かない人がいた、カシオペアだ、ずっと黒板を見てる・・・ただ見てる

思えばその机、そこに空間あるのが違和感あるっていう理由で設置された机だから中には何も無い、掃除はしてるから最低限の綺麗さはあるだろうからいいとして・・・

もしかして教科書類がない?ふとそう思えた


「えっと、カシオペアさん?」


「はい?」


「もしかして・・・これない?」


僕は机から取り出した教科書とノートを指さす、するとカシオペアは頷いた、そりゃそうか、転校生だもんな、準備できるはずない、明日にでも学校側から渡されるか

しかしそうなると隣である僕が教科書とノートを見せる事になってしまうんだが・・・流石に断られるよな、一応言うけど!お世話役買わされましたし!


「カシオペアさん、もし良ければ一緒に見る?」


「えぇ、お願いします」


うぉ!?即答!?しかも許可した!、一緒に見ると決めた途端カシオペアは机とイスを寄せてきてピッタリくっつけた、それを見た他の生徒はザワっと声を上げる

再び綺麗な姿勢で座り始めたカシオペア、近い・・・金髪の髪の毛が光って見える、太陽のせいで


「すいませんが紙と書くものをくれませんか?」


「えっ、あぁいいよ」


唐突の要求に戸惑ったがすぐにノートの1ページを切り取り、ボールペンを渡した

するとカシオペアは黙々と書き始めた、先生も同時に黒板に書き始めた、僕はその時黒板に書かれた事を書こうとしたのかと納得した、自分も書き始めないとな、そう思いポールペンを手にした時隣から肩をつつかれた

カシオペアを向くと下を見ろと言わんばかりに指を指した、困惑しつつ机を見る、そこには先ほど渡した紙に文字か書かれていた


(私は本物の神です、ゼウス様の命令により貴方を死ぬまで護衛します)


渡した紙にカシオペアはそう書いた、は?本物の神様?何言ってんだこいつと言いたかったがその時の僕は信じそうだった

カシオペアとポセイドンの神話を見ている時にカシオペアを名乗る美女が現れその人が神様だと言ってきた

しかもゼウス様ときたらあれじゃんか、最高神!、全能と伝えられているオリュンポス十二神の中でも最強の神!本当にいたんだなぁ

って違うそうじゃない、僕がやるべき事はこの一言にどう返事をするか、すぐに信じるのもいいだろうな、面白そうだ、だが自称神を信じるほど僕は甘くない・・・と言いたいんだけど・・・ね、目の前に心の支えがあると思うとさ・・・甘えたくなるじゃん、今の僕はそれに近い、なのでその一言の下にこう書いた


(この授業が終わったら詳細を聞こう)


その一言を見るなりカシオペアは頷いた、あとは詳しく話を聞くだけだ

先生のクソ長い授業なんてどうでもいい、赤点さえ取らなければいいんだから、満点は取る必要は無い

ノートに黒板の書かれている事を書きつつチラチラと教科書を見るカシオペアを見た、なんていうか・・・すごく綺麗、それ以外思うことが無い、これは俗に言う美しいってやつでは?、まぁ僕はその辺りには詳しくないけど

そうやって黒板に書いてる文字を書き写すのとカシオペアの横顔をチラチラ見る行為を授業が終わるまで繰り返したとさ

しばらくすればチャイムの音が聞こえてくる


「よし、今日はここまで」


「ありがとう」


先生の合図と共に隣からお礼を言われた、僕はそれに頷くだけで答えた、席を元の位置に戻し先生が教室を出ていった瞬間だった


「カシオペアさんちょっといい!」


「カシオペアさん!」


僕の隣でカシオペアがクラスメイトに囲まれた、話を聞こうとしたらこれだ、なんつーか・・・イラって来るね、思ったより、どうしようもないので横の声をちょっと聞いてみましょう


「カシオペアさんって何人なの?」


「アメリカです」


(ん?カシオペアに関する神話はギリシャ神話だからどちらかと言うとギリシャ人では?)


「じゃあじゃあ、何か得意なのとかある?」


「強いていえばファッション・・・でしょうか」


(まぁポセイドン怒らせたくらいだからな、当然だわ)


「好きなタイプを教えてください!」


おっ、ちょっと興味深い質問が聞こえたな、ポセイドン怒らせてまで美しいと宣言した人が好む男性は恋愛に興味が無い僕も少し聞きたい、まぁよほど条件が厳しいだろうな

身長が170cmでスポーツと勉強が出来て私を愛してくれる人みたいな

周りが質問した人を叩いたり俺も聞きたいと言い出すやつもいたりでなんかごちゃごちゃになりつつもカシオペアは答えた


「あまりそういうのは他の人を否定するみたいで嫌いなのですが仕方ありませんね、そんなもの1つですよ・・・」


イスから立ち上がり両手を胸に当て囲っているクラスメイトを魅了しながら当たり前のように答えた


「私と釣り合う人です」


(ですよねー!)


その可能性も考慮してたけどマジで言うと思わなかったわ!さっき読んだ本を読むふりして顔を隠してたのだが笑わずにはいられない、声を可能な限り小さくして笑いを我慢しこらえる、何かあれば吹き出しそうな勢いだが我慢だ

でも本当に言うとは・・・ふふっ(笑い)


「つ、釣り合うって例えばどんな?」


「この美貌に釣り合う人です」


「ぶはぁ!」


我慢の限界が来てしまった、我慢してたのがとうとう来てしまった、やべぇ腹痛てぇ

周りの目はこちらを見て何笑ってるんだろうと何人かが見始める、僕はそんな視線をお構い無しに笑う


「マジで言いやがったよ・・・本の通りだ、あはははは!!!」


やがて視線は敵意へと変わり1人の女子生徒が話しかけてくる


「ちょっと、横から聞いててそれはないんじゃない」


「ん?、あぁ悪い、カシオペアって聞いたら僕からしたらギリシャ神話に出てくるカシオペアにしか見えなくて」


「なにそれ・・・キモい」


引かれたけど慣れてるわそんなん、汚物を見る視線も多々あるな、結構結構!懐かしい事この上ない!

お前らのおかけで心置き無く本性で喋れるとは思ってたけどここまで気持ちいいものか!あははははは!!!

周りの視線なんてお構い無しに笑っているとカシオペアはそのままこちらに寄ってきて僕の右手を握り引っ張り始めた、どこか連れていくようだ、無言で


「ど、どうしたよ」


「先程詳しく話すと言ったではないですか、それです」


あぁ、多少無理矢理にでもその場を設けるってわけか、そう言われ階段を上ること4回、屋上に出る扉の前まで来た

無理矢理引っ張り始めたし力結構強いしでかなり疲れたけどなんとか合わせた

息を切らして中腰になってるところにカシオペアは話しかけてくる


「話をする前に聞きたいのですが・・・」


ゴォォォ・・・と幻聴が聞こえてくる、えっなに地震でも起こんの?周りをキョロキョロし始めた時だった


「なぜ私の美貌で笑ったのですか?」


「読んだ本の通りだったから」


「それだけ?」


「それだけ」


ふむふむ、美貌に敏感な辺り相当自分の事美しいと思ってるな、面白い、もう少し遊びたいけどさっきの言葉の詳しい事情も聞きたいし遊ぶ機会があればその時にしよう


「現代の本に書かれるほど私は美しいのか・・・」


2人になった瞬間のこの口調、上を見上げ青空を見るような表情で何かを哀れんでいた、実際に見てるのコンクリートの屋根と配線だけどな

あんまりしつこいと話が進まないし面白いって感情から怒りに変わりそうだからここは仕切らせてもらうか


「そういうのは今は無しで行こう、話が聞きたい」


「はぁ!?私の美貌がそういうの!?万死に値するわ!」


「なんで話進めようとしただけで死なないと行けないんだ!」


仕切ろうとした瞬間万死に値する宣言食らったのは流石に初めてだわ・・・

当時の偉い神様は苦労しただろうな、こんなじゃじゃ馬みたいなやついたら・・・実際に苦労した奴いたな、しかも結構偉い神、何度も言ったら津波起きそうだから名前は伏せよう、それよりも


「さっきの言葉が本当だとしてその理由は?」


この一言を言った瞬間カシオペアの顔はクソ真面目な顔になった、ほぼ真顔に近い、と言うか真顔だ

そのせいで雰囲気も変わり真面目な空間が自然と出来た


「この世界には神を信じその存在を支えとする者がいます、架空の存在と信じられずおとぎ話と馬鹿にされる我々神々を心の底から信じる者達がいます、ゼウス様はその者達の祈りや思いに答え他の神にこう伝えました、死ぬまで守ってやりたいから手伝えと」


「それが理由・・・」


「真意は分からないけど聞いた話ではこの通りのはず」


確かに僕は中学生時代は嫌な思い出しかない、机や上履きに落書きは当たり前、何かあれば必ず僕のせいになり集団リンチ、先生に喋ればさらに酷いことが待っているのは分かってたからそれを喋る事も出来ず適当な言い訳をさしていたらあっという間に中学三年間を生き抜いていた、自殺もせずに

そんな厳しい環境でも生きていけたのは神様の存在だったんだ、その頃に父さんや母さんからたまに聞いていた神話の話、よく海外出張する2人は現地の人からそういう話を聞かされるらしい、それを聞くのが楽しみでもありもし神様がいたらと妄想するのも楽しかった

それだけが・・・支えだった、でも今は本物が目の前にいる


「守って・・・くれるんだよな」


「この考えには私も賛成しています、ついでに言うと私の美しさをあなたに分からせてやりたいので」


「ブレないな・・・ははっ」


思わず笑ってしまうほどブレない性格をし、なおかつ自分を心の底から何よりも美しいと本気で思っている馬鹿な奴、そんな神様に守られるのも悪くないかもな

子供の頃の(はかな)い夢もかなって一石二鳥だ


「もう我慢しなくていいんだよな」


「あなたは充分に我慢にしました、ボロボロになってもなお我慢し続けたその我慢強さは称えるべきです」


目から涙が出る、今まで我慢してきたけどそれをもうしなくていいと分かった瞬間貯まってたのが一気に来た、やばい号泣しそう、そう言って手で目を隠そうとした時だった

カシオペアは僕の顔を胸に押し付け耳に口を近ずけ(ささや)いた


「よく頑張りました、ついでに私に惚れなさい」


「ありがとう・・・ありがとう、最後の意味分からんけど」


この日の事はよく覚えてる、カシオペアの一言に貯まってきたのが一気に出てきた、滝みたいに流れていった

嬉しさ半分怪我した子供が母親に泣きながら抱きつくようなあの感覚が半分、何よりも神様と・・・ずっと信じて心の支えだったあの神様と一緒にいれるこの事実が何よりも嬉しかった、そのおかけでチャイムがなるまで泣きまくってたのをよく覚えてる、我ながら情けない

でも皆も分かるはずなんだ、我慢しなくていい事ややりたくない事をもうしなくていいっていう感情、あれはもうなんというか・・・嬉しいの一言に尽きるよね

僕なんか嫌いな小学校の頃先生か他の学校に行くって分かった瞬間帰り道で飛びながらガッツポーズしたしな、懐かしい

さて回想はここまで、なぜカシオペアと仲良しなのか、それくらいは説明出来たと思う、僕達は出会って日が浅い、だから慎重にもっと仲良くなりたいと僕は思ってる、憧れの存在だからな

最後に、この心の声を盗み聞きしてる顔も声も知らぬ誰かに質問しよう、あぁ答える必要はない、心に思う程度にしてくれればいい、さて質問だ


神様はいると思いますか?

神様はいるのか、いたとしたらこんな事したい

僕としてはこういうのに憧れていまして、こんな楽しい学園生活出来てれば話し相手くらいは作れたのかななんて書きながら思います

架空の存在を信じないと生きていけないくらいボロボロの人がいる事だけは忘れないでくださいね


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