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エッセイ・その他/完結済

女子は必ず通る道?

作者: 加瀬優妃

「ただのボヤキ」シリーズ、第9弾です。

 第1弾~第4弾・第8弾のような「真面目な話」でも、第5弾・第6弾のような「かる~い話」でも、第7弾のような「ぶっとんだ話」でもありません。

 本当にただ、疑問なだけ……。


 日付が変わる前にダラダラとボヤいてみたよ、「深夜の加瀬優妃」です。


 さて、女子の皆さんに聞いてみたい。

 『お菓子作り』……これ、やったことありますか?


 高校生のとき、部活の仲間がクッキーを焼いてきました。

 とても男の子っぽい子だったので意外で、私はとてもびっくりしました。

「えー、Sちゃん、すごいねー! クッキーとか焼くんだ!」

「……」

 私は単純に驚きと尊敬を表したつもりだったのですが、Sちゃんはムッとしたようでした。

「普通、するでしょ」

 私と一番仲が良かったTちゃんが間に入ってくれました。

「え-……」

「私だってアップルパイ作るときあるもん」

「ウソ!」

「ほんと。……ってか、何でそんなに驚くの?」

「私、お菓子作りなんてしたことないもん」

「そっちの方がヘンだから」

「え――!」

「女子は必ず通る道だよ」

「……そうなの……?」


 まぁ……カルチャーショックでしたね。(あ、Sちゃんにはちゃんとそのあと謝りました。「言い方が悪くてごめんね」って。)


 私の歩いてきた道には、そんなモノはなかったです。

 やる機会もなかったですし、そもそも興味をもつ機会すらありませんでした。


 ついでに言うと、バレンタインにしても貰うばっかりで(よろしければ、2/15の活動報告をご覧ください)、あげるときは買った物をあげます。

 ですので、チョコレート作りをしたこともありません。

 だって、初心者の付け焼き刃より、買った物の方が安心じゃないですか? 

 どうです、男性諸君。

 

 ちなみに、「手作り派」を否定するつもりはありません。

 美味しく食べてもらうために努力した結果で、私には絶対にできないことですから、尊敬します。

 (ただ、彼氏になっていない、親しくもない人に手作りを渡すのはどうだろう、とは思っている)

 ですが同時に、私のような「買って渡す派」を「心がこもっていない」とバッサリ否定しないでね、ということです。


 女子の皆さんは、どうやって『お菓子作りに初挑戦』というイベントを起こしたのだろうか。

 私の場合は、そのフラグすら立っていなかった気がするが……。


 ここからは想像です。

 やっぱり、アレですかね。お母さんがお菓子作りをしたりしてるんですかね。

 それだと自然な流れですよね。

 母娘で楽しそうに作るのかな。

 それにお母さんという先生がついていますから、自然と上達するでしょうし、喜ばれる物を作れる気がします。

 微笑ましい光景だな……。私ん家にはなかったけど……。


 そうでない場合は……やっぱり恋愛がらみなのかな。

 女子がとてつもない力を発揮するときって、この「恋愛パワー」な気がするんですよね。

「好きな人に私の気持ちを込めたものを、食べてもらいたい!」

 それが、「手作り」をしてみよう、となるのかな。

 んー、振り返ってみましょう。



 …………。

 ……なかったなー。その発想はなかったなー。

 というより、

「片思いの相手にチョコを渡す」

というイベント自体、小5で止まってます。

 小学生なので、当然ながら「作る」発想にはならなかったですね。(親がいないとき、火を使うのはNGだったんですよ。で、両親は共働きだったので……)

 その小5のときの子はそのあと私の転校により文通になったんですが、手紙で喧嘩になって結構すぐに駄目になっちゃったんですよね。

 それがトラウマに……。


 ……いや、そんな繊細な心は持ち合わせていないです。

 その後は……「片思い」を経験していません。

 あ、ちなみに

「私、モテたんで……ウフフ」

という自慢ではないですよ。

「告白しよう!」

というほどの気持ちを持ったことがないんですね。


 これは大きな欠点だな……。

 だって、

「片思いの相手にドキドキ。どうすればいいんだろう」

みたいな女の子の話は、絶対に書けないということですからね。

 そして友人関係にも見事にそんな人はいなかったので……そんな話や相談も聞いたことなかったし……。


 ……何か、だいぶん話が逸れてしまいましたが。

 女子の皆さん、『お菓子作りに初挑戦』イベント、どうやって起こしましたか?

 そしてそれは、「女子は必ず通る道」なんですか?


 何事も、できないよりはできた方がいい。

 私は重要なイベントを回収しそこねたのだろうか……。

 女子も色々、男子も色々ですよね、きっと~。

 男子だと、「手作り嬉しい派」と「手作り苦手派」に分かれるのかな?

 あるいは条件付きでもっと細かく分かれるんだろうか……。


 ちなみに今から『お菓子作りに初挑戦』イベント、無理矢理起こしたところで、思春期のソレとは同じにならないと思う……。

 もう、取り返せない。(消滅イベントですね)


※3/25追記

N「陣中見舞いだぞー」

優「……まいど」

N「夜中に勢いで投稿するのやめなって言ったよね?」

優「……だって444やったもん……」

N「不吉なだけやん」

優「……そっちの発想はなかった……」

N「これであんたは『KY』で『感受性に乏しい』ただの『変人』って晒しただけやね」

優「そ……そこまで言う……?」

N「反省しなさい」

優「……はい……」

……という訳で、こってりNに叱られました。


※3/26追記

みなさんのいろいろなお話が聞けて、全然狭い範囲で考えていたんだ、ということがわかってきました。

環境も、きっかけも、人それぞれ。

ぜひ、感想欄にもお立ち寄りくださいね。

感想を書いて下さった方々、本当にありがとうございます。


※3/30追記

私なりの考察を本日の活動報告で述べてみました。

よろしければ合わせてどうぞ。

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加瀬優妃は現在
『田舎の民宿「加瀬優妃亭」へようこそ!』
というエッセイを連載しております。
「なろう世界」での日記みたいなものです。
よろしければそちらもどうぞ。
― 新着の感想 ―
[良い点] とても興味を引かれたタイトルで、大変面白く読ませていただきました。 [一言] 初めまして、チャーコと申します。 『お菓子作り』……死ぬほど不器用な私がお菓子作りをしたきっかけは、ずばりお仕…
[良い点] 場面がよく分かる。人としての技術の向上を考えれば、あった方が良いイベントではありますね。 [一言] 今は、男性も作れた方が良いですからね。僕は、パートナーのお弁当を作ってあげていたことがあ…
[一言] ども。 2018/3/25の割烹より来ました。 成人してからある時、姉がクッキーを作ったが上手く行かないと相談されました。ちなみに私は料理をしません。 作り方を見ると慣れていないのにテキトー…
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