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プロローグ
こんにちは
白いバラが咲き誇る庭で男が恐怖に震えていた。男の目線の先にはきらびやかなドレスをまとった女がいた。女は扇子を仕舞うとクスリと笑った。
「あなただったのね」
どうして気づかなかったのかしら。でも、そんなことはもうどうでもいいわ。
さあ、今から私の鬱憤を晴らさせてもらうわ。
「くらいなさい、私の拳を!」
振り下ろされた私の拳と共に男の絶叫が響き渡った。
__これは、可憐令嬢と呼ばれていた私のどってん返しの物語だ。
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Xアカです
たまに小説関連のイラストあげます