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逮捕帰りに3人のロリたちが待っていた!?

家の中に入ると、2人の小さな妖精(ロリ妹)たちが待っていた。

右側にポニーテールをしている妹が三木(みき)ちゃん。

左側にポニーテールをしている妹が麻弥(まや)ちゃん。

妹二人は双子で三木ちゃんがお姉ちゃんで麻弥ちゃんが妹。

周りからはよく似ている言われていて、黙っていれば家族以外からすれば、ポニーテールの向き意外に見分けがつかないほどそっくりらしい。

ま、俺にかかれば、見ただけで二人の見分けがつく。

それは、紳士としての本能と、兄のしての本能があるからだ。


「お兄ちゃん、また逮捕されたんでしょ!もー、何度捕まったら気が済むの!!お兄ちゃんが逮捕されるたびに私たちの周りに人が来て困ってるんだから!!」

「三木お姉ちゃん、夏葉君も逮捕されて疲れてると思うからやめてあげよ?」


こんな感じで仲のいい姉妹だ。

こんなお兄ちゃんを気にかけてくれる妹を持ててとても幸せだ。


「ごめんな。今回勘違いされただけなんだよ。俺は紳士だから手を出したりしないんだよ。三木ちゃんも分かってくれてるだろ?」

「お、お兄ちゃんがそうなのは、し、知ってるよ。いつも見守ってくれる優しいお兄ちゃんだけど、それでも、捕まると心配だし、お兄ちゃんが悪く言われるは嫌だもん!」

「うん。今回もごめんね。次は間違われないように気を付けるよ。」

「や、約束だからね!次からは捕まらないでよね!!」


三木ちゃんはちょっとだけツンツンしているけど、本当は心優しくて心配性で照れ隠しが苦手なツンデレちゃん。

最初は怒ってるように見えるけど、ただ心配してるだけなんだよね。

だからいつも心配かけて申し訳ないと思ってる。

ロリの守護をする俺たちがロリに心配されてはメンツどころか名が恥じるというもの。

任務に全うできない紳士は死あるのみなのだが、俺は未だに生きている。


「夏木君、お父さんとお母さんがリビングで待ってるから行ってあげて。」

「分かったよ。」


逮捕されればどうしても親に連絡が行くので、こういう事にはすでに慣れている。

最初の方は無罪とはいえ、逮捕されて怒られる事にはいら立ちがあった。

自分はすべきことをしていただけなのに犯罪をしたなどと言われて文句を言わない人はいないだろう。

しかし、だんだんと同じことが続けば怒られる事には何も思わなくなり、親に迷惑をかけていることに罪悪感を覚えるばかりだった。


リビングに入るとお父さんはいつものように新聞を見て待っていた。

合法ロリお母さんは俺が帰ってきたと思うと飛びついてきた。


「なつ君、無事だったの!?」

「今日も無罪だったからね。俺が犯罪に手を出さないのはお母さんもよく知ってるでしょ?」

「でもね、なつ君は小っちゃい子が好きだから心配で心配で…。」

「何度も言ってるけど、小っちゃい子は好きだよ?でもね、一番かわいいお母さんを差し置いて手なんて出せるわけないじゃん。」

「なつ君ってば、いくらお母さんが可愛くても、私にはお父さんがいるからね。だからダメなんだよ?」

「そうだぞ夏葉。あと、自分の母親に手を出そうとするな。」


見てわかる通り、お母さんは合法ロリであり、双子の妹たちと変わらない見た目でたまに三つ子と間違われるほどだ。

俺が生まれた時からこの身長で可愛らしく、世界一可愛いロリである。

そんな母親に甘えて育ってきた俺は、すくすくと紳士になっていた。


「でもね、やっぱり捕まっちゃうと心配だよ。私たちは健全になつ君を育ててきたつもりだから、どこかで育て方間違えちゃったのかなって心配になるんだよ?」

「可愛いお母さんが育てた息子を信じて!逮捕されておいて説得力はないと思うけど、世界中で(ロリの)お母さんが好きなんだ!浮気をするようなことはしない!」

「なつ君、嬉しいけど、やっぱりお父さんがいるから駄目だよ?それに、可愛い息子とは特にダメなの!でも、その気持ちは嬉しいよ!!」


お母さんは心配そうだった。

心配されたくはないし、今言ったことは本当の気持ちだから逮捕されないようにはしようと思ってる。

早急にどうにかしたいけど、どうにも出来ないから心苦しい。


「夏葉、お母さんに甘い言葉を言えば許してもらえると思ってるのか?その言葉がどうあれ、何度も言ってるが、行動で示せ!言う事は誰にだってできるんだ。あと、これも何度も言ってるが、母さんは俺の嫁だ。息子の分際で口説こうとするな。」

「お父さんにはそう見えてるかもだけど、俺だってどうにかしようと思ってるんだ。」

「それならまずはそのロリコン気質を直せ。それで済むだろ?わざわざ遠い所にある小学校に行かくて済むだろ?」

「何を言ってんだよ!ロリコンをやめれるわけないだろ!それはお母さんを嫌いになれって言う事だよ!?」

「なつ君私を嫌いになっちゃうの!?」


心配するように見てくるお母さん。

しかし、俺は心配いらないと手で頭を撫でた。


「一つ言っておくけど、俺にロリコンを直せと言う前に、お父さんの方が直すべきなんじゃないの?見た目が小学生のお母さんと結婚して、お母さんを俺の妻呼ばわりしてるお父さんの方が、はたから見ればロリコンだよ?」

「まぁ!?」

「うぐっ‥…。」


お父さんに最強の一撃を与えてみると見事クリティカルヒットだった。

効果抜群と急所を貫きすぎてダメージが4倍程度。

見事うなだれていた。


「し、しかしだな、お母さんの年齢では結婚を許されていて犯罪ではない。それに比べてお前はどうだ。」

「俺だって、犯罪はしてなくていつも無罪で逮捕だよ?一番好きなお母さんは結婚が許されている年齢!何も問題ないよ?」

「ぐぐっ…。しかし、‥‥」

「お父さん、なつ君が無事だったからもういいじゃない、ね?それに、若い頃はあなたもたまに間違われることもあったんだから、許してあげましょう?」


え、何その話。

今後、お母さんまたは合法ロリと付き合うにあたって有益になりそうな情報だからもっと聞きたい!


「と、とにかくだ!!今後解違いさせる行動は慎めよ!!」

「分かってるよ。」


聞きたい情報はたくさんあったけど、今は状況的にやめた。

俺はリビングを出て自室に戻ることにした。

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