娘がなんかすごいの連れてきた。
時系列的には本編完了後すぐぐらいです。
私には自慢の娘がいる。
妻に似た真っ白な羽、私に似た大きな翼。信仰心すら湧き起こるような完璧な容姿をもちながらも心根まで美しく育った可愛い娘。
その可愛い可愛い娘が二ヶ月半程前に婚活パーティーへと旅立っていった。あれだけ良くできた娘だ。引く手数多の選びたい放題、いや、もはや雄の入れ食い状態だろう。
だから、間違いなく番を連れて帰ってくるのは分かっていた。
それゆえ、娘が旅立った後私はこっそり涙した。ミアが帰ってきたらどんな相手だろうと祝福しようと心に決めて。
そうは言っても、あれだけ可愛くて綺麗な自慢の娘だから番も綺麗に違いないと家族中が期待していた事は否定しない。そして、日が経つにつれてその期待がどんどんと大きくなっていったことも、家族内でどんな相手か想像しては賭けをしていたのも認める。
娘よ。
だからって。
これは。
いくらなんでもないんじゃぁないでしょうか。
大穴過ぎるぞ。
胸中大荒れの私を他所に2か月半ぶりに家に帰ってきた自慢の愛娘は白い羽を陽光に輝かせながら無邪気に微笑った。
「お父さん、お母さん、ネイト、ただいま!」
「お、お帰り。とりあえず、なんだ……」
ちらりと愛娘の傍近くに当然のように佇む背の高い男に目を遣る。
洗練されたスーツの着こなし。そしてそのスーツの上からでも分かる鍛え抜かれた逞しい体。立派な体躯にあった泰然とした態度。それらを一瞥しただけで彼が一角の人物であると存在が知らしめていた。
しかし、だが、彼が立派な青年だと分かっても、どうしても羽を二度見してしまう。
二度見どころか実際は軽くその十倍は見た。
でも、当然のように羽の色は変わったりしなかった。
全くの予想外の男の姿に固まってしまった私たち家族に、男は柔らかく目を細めて微笑んだ。翠の瞳から鋭さが消え、代わりにきらきらと星が散るかのよう。
「初めまして、グレン・ケツァールです」
「……とりあえず、立ち話もなんだし家にあがりなさい」
つい先ほどまでの鋭い雰囲気との落差にすっかり毒気を抜かれてしまい、ついそんな風に口走ってしまった。
「お邪魔します」
頭を下げ、敷居をまたいでくぐる男。
意外と礼儀正しいんだな。
いやもう本当にこの男は誰なんだろう。いやお見合いに行った娘が連れてきてるという事はそういう事なんだろうけど、まだ娘の口からはっきりと答えを聞くまではお父さんは最後まで別の可能性を信じてる。
荷物持ちとか、荷物持ちとか、荷物持ちとかな!親切な青年じゃないか!
たとえどんなに可能性が低かろうともお父さんは信じてるぞ。
そして、我々はテーブルに着いた。
お茶を零す勢いで動揺している妻。目が泳ぎまくっている息子。そして、緊張している娘と泰然とした男。男以外の家族4人の羽が忙しなく動いているせいで室内の風圧がすごい。
男は荒れ狂う室内の風を物ともせず、礼を言って綺麗な所作で茶を口に含んだ。
「とても美味しいですね」
にこり、と微笑むとやはりキラキラとした星が散る幻覚が見える。
茶器を下ろすと、男はスッと真面目な表情になり背筋を伸ばした。
「今日はご挨拶をさせていただく為に参りました」
「ごあいさつ」
男は何のためらいもなく深く頭を下げた。
「――娘さんを頂きました」
「……っ」
待て。落ち着け、この男が勝手に勘違いして暴走しているのかもしれない。
ちら、と娘を見ると、娘は恥ずかしそうにもじもじしていた。
「もう番申請も終えています」
「そ、そうか」
ちら、と娘を見ると、娘は恥ずかしそうにもじもじしていた。
否定しないのかい……?
ということは、本当に彼が娘の番……?
番、なのかい……?
うわあああああっ!! だあああああっ!!!
理解した瞬間、訳もわからず叫び出したいような衝動に駆られた。
覚悟はしていたけど、それでも可愛い娘がこんな馬の骨に取られるなんてえええ!!!
いや落ち着け。とにかく落ち着こう。とりあえず落ち着こう。
スッと私は腕を掲げ、顔の前で手をクロスし、『T』のポーズをとった。
これは我が家で喧嘩になりそうなとき等に頻繁に使用される『時間をくれ』のポーズである。ちなみに発案者は娘のミアだ。
「しばし、お待ちを」
妻と息子に視線を送る。皆、真剣な面持ちで、こくり、と頷いてくれた。
私たちはミアと男をリビングに残して廊下に出た。
第一回緊急家族会議の開催である。
「どう思う?」
「どう思うも何も……ちょっと予想外過ぎて」
「姉ちゃんなら絶対にすっげーかっこいい人連れてくると思ってたからさ!」
うんうん、と頷く私たち。
「確かに翼はとても大きいが……」
「色がね……」
「あれはちょっと無いよ!」
うんうん、と頷く私たち。
「ねぇ、もしかして姉ちゃん脅されてるんじゃないの?」
「「!!」」
確かにいかにも戦闘慣れしていそうな雰囲気のあの男に脅されたとしたらうちの可愛い娘は逆らえないだろう。
私たちは互いに目を合わせ、力強くうなずき合った。
「……お待たせしたね。それで?ミアはグレンさんのどこを好きになったのかな?」
この問いに具体的な答えが無い場合や返答に窮した場合は黒だという結論に私たちの家族は至った。
「全部だよ」
「……」
黒だ…!
私は無言のまま、いざ娘を救いださんと席を立とうとした。しかしそのとき、ふと微かに腕に引っかかりを覚えてそちらを向くと、妻が目で『待って』と訴えていた。「慎重に行きましょう」と。それに、小さく頷き返す。
「……具体的に言うと?」
「えぇっ!? 具体的? 照れちゃうなぁ。まず顔がいいでしょ。あと声とスタイルと性格も完璧だよね、優しくて紳士なんだけど自分の見せ方を知ってるちょっとあざとい所なんか性癖ドストライク、殺しにかかって来てるとしか思えない。しかも軍人さんという事は毎日のようにこんなカッコいいグレンさんの軍服姿が無料で拝めるという事でそれはもう毎日がパラダイス。とにかく素晴らしい。グレイト。でもやっぱ一番はこのご尊顔。一生見惚れる自信がある。全てのパーツが完璧でしかも神がかった配置なんだよ。黄金比率中の黄金比率。もう神様とグレンさんのご両親に」「もうヤメろ」「……ご両親に感謝しかない。とにかく大好きなの」
私は無言で再び腕を掲げた。
タ イ ム だ。
そうして始まった第二回緊急家族会議。
「ちょっと娘がなにを言ってるか全く分からなかったんだが」
「パラダイスって言ったわね」
「性癖ドストライクって言ってたね」
「そうだな、でも重要なキーワードがあった……」
「『顔』って言ってたわね」
「『顔』って言ってたね」
「そうだな。顔について熱く語っていたな」
3人とも困りはてて羽が力無くぺしょん、と項垂れている。
「そう言えば姉ちゃん、他の種族の人みて『あの人めっちゃ可愛い』とか『顔がいい』とかよく言ってた……!」
「そう言えばそうだったわね!!」
「「「……」」」
「――もしや、ミアは顔で選んだのか?」
ひゅ、と息を呑む二人。
「確かにとても綺麗な顔だものね」
「嘘だろ、姉ちゃん」
「羽の事は一言も言及しなかったし、それなら納得いく」
「嘘だ!!! 姉ちゃんがそんな変態だなんて!!」
*
「……すみませんグレンさん」
壁が薄い我が家。
第二回緊急家族会議になってからお父さんたちの声が全部筒抜けだ。
興奮しすぎだよ。
「くくっ……腹いって」
グレンさんはさっきからずっと体を震わせている。必死で笑いを堪えているのだ。でもきっとお父さんたちが戻って来たら一瞬で麗しい微笑みを湛えた好青年になるんだろうな。そういう器用で世渡り上手なところも密かに大好きです。
『嘘だ!!! 姉ちゃんがそんな変態だなんて!!』
「ぶハ……!」
「ネイトひどい……!」
でも、爆笑するグレンさんの無邪気な笑顔、ヤバい。好き。爆死しそう。
「顔で選ぶって、そんなに変態なんですか?」
「変態って言われたら変態にしか思えない程度には変態だ」
それはつまり変態ってことですね。
「納得いかない」
むぅ、と膨れると、ほっぺをグレンさんが突っついてきた。
「そうむくれるな。お前は恋人や伴侶を脚や足首で選ぶ奴をどう思う?」
足首フェチか。否定はしないけど、変態かどうかと聞かれたら……。
「……変態ですね」
「有翼種からしてみれば、顔も足首も等しく人体の一部だからな」
「なるほど。そういう価値観なんですね、って、……ぇ?」
まって。という事は……、私は有翼種の皆に人生の伴侶を足首で決めました、とパーティー会場のど真ん中でどや顔で誇らしげに主張していたようなもの…? そして足首のよさを必死に語っていたようなもの…? 皆が同意してくれていたのはもしかしなくても……優しさ……?
やっば!! はっず!!
私、はっず!!!! 公然と変態宣言していたなんて!!
ただでさえ変態であるにも関わらず、そのことをみんなの前で誇らしげに宣言。あまつさえ、他人にも同意を求め布教しようとするなんて。なんというオープンかつ積極的な変態。顔の良さを語っていた私はもはや、変態の伝道師。
どうも、ザビエル・ミアです。
あのときの会場の人たちは野生の変態(無自覚)に遭遇し、曇りなき目で顔の良さを熱く語る私をどんな気持ちで見ていたのだろうか。……あ、やめよう。考えると心が折れそう。
「ミア」
真っ赤になって羞恥に悶えていると、不意に手をとられ、手の甲を擽るように撫でられる。
「グレンさ、ん? っ、~~!!」
グレンさんを見て固まった。息苦しい程甘く艶美な雰囲気を纏って、悪戯気な笑みを浮かべていた。
私の手を恭しく持ち上げると、見せつけるように美麗な貌の前に掲げ、じっと熱い眼差しで射抜くように見つめながら、ちゅ、と口づけを落とす。柔らかい唇が手の甲から指先へ、ちゅ、ちゅ、と濡れた音を出しては這い辿って肌を滑っていく。
「ぐ、ぐれんさ……!」
かぷり、と指が甘噛みされ、ねっとりと赤い舌が這った。赤色のコントラストに目が釘付けになる。
「~~っっ!!」
ひぁぁああっ!!! ひ、卑猥っ!!!
あっ、でも眼福ですぅぅう……!!!!!
私を見つめ続ける煌めくエメラルドの眼差しには、先程以上に煮詰められた熱と、仄暗い執着が浮かんでいる。
赤くなる私を見つめて、満足げに細まる瞳とキュウッと上がる口角。
「今更気づいたって、もう逃がしてなんかやらねぇからな」
淫靡に微笑い、肌を撫であげるような甘く低い声で脅す美形。
濃密過ぎる男の色気に中てられて、もうはくはくと口を開閉するしかできない私の手に最後にその美貌を近づけゆっくりと見せつけるように、ちゅ、と口付けを落として解放した。
一瞬で元の紳士モードに戻った超絶美形は小首を傾げて余裕そうに見つめてくる。
「そんなもの欲しそうな顔で見られてもな」
かぁぁっと更に顔が熱くなる。蜜月期も終わったのに未だに毎回いいように翻弄されっぱなしだ。くやしい。
「グレンさんのえっち!!」
拗ねた私はカーテンにくるくる包まって隠れる子供のごとくグレンさんの翼の中に隠れる。グレンさんの翼の内側の羽はフクロウさんみたいなふわっふわの羽なのだ。それに、温かくていい匂いで、すごく落ち着く。グレンさんに包まれてるって感じ。
「おい、ミア、だめだ」
珍しく焦ったような声のグレンさんにひょっこり羽の中から顔を出す。
「嫌です。これ好き」
「そんな顔してもだめだ」
グレンさんの羽が元に戻ろうとするのを「嫌です」と阻止。そんな攻防の最中、ドアから入ってきたお父さんが私たちを見てぴしり、と固まった。
「ネイト、見ちゃいけません」
お母さんが弟の目を塞ぎ廊下に引きずり戻していく。
嫌がるグレンさんの羽を無理矢理引っ張っている状態の私を見てお父さんがため息をついた。
「……グレン君、娘がすまないね」
「慣れていますから」
「慣 れ て い る ?」
「娘さんは初心なので、これがそういう行為だとは知らないんですよ」
「そう、なのか?」
「へ? へ?」
そういう行為ってなに!? もう嫌な予感しかしないんですけど!?
「……娘がすまないね」
そう言い残して、くたびれたように羽を項垂らせたお父さんは再び廊下に戻っていった。……お父さんの背中、あんなに小さかったっけな。
縋るようにグレンさんを見上げると、ため息まじりに説明してくれた。
「他人の羽を触る行為は性的な触れ合いに入る。人族的に置き換えると――さっき俺がミアの指を噛んだぐらいの行為だ」
「はあああ!?」
「羽は性感帯の端くれだからな」
「――なんと」
私は今まで人前で、それこそ同族の人達の前でも散々触ってきましたけど。
悲報。私に「魅力的な女(笑)」「サイコパス」「狂戦士」「変態」に加えて「痴女」のタグが新たに追加されました。なんというカオスで業の深いタグの羅列か。自分に着いていると思うと泣きたい。
「――グレンさん、わざと黙ってたでしょ?」
うらみがましく睨むと、憎らしい程の美形は悪びれもせず認めた。
「他の雄に対する牽制にちょうどいいと思ってたからな」
「……っばかぁ! グレンさんの、ばか。ばか」
うぇっ。泣きそう。
「別にいいじゃねぇか見せつけてやれば」
「私のメンタルはそんなに強くありません」
涙目で打ちひしがれているとグレンさんが抱き寄せてくれて、甘やかすように大きな手で頭をぽんぽんとしてくれた。しおしおとしな垂れていた羽が元気を取り戻した。ちょろ過ぎるぞ、私。
そうこうしているうちにお父さん達が戻ってきた。
「待たせたね」
荒れに荒れていた第三回緊急家族会議が終わったらしい。心なしかみんな疲れた顔をしている。
延長戦に次ぐ延長戦だもんね。ごめんね、私のせいで。
「確認するが、ミアはグレンさんの顔が好きなんだな?」
羽をこれ以上ない程ぺそ、と力なく垂らして聞いてくるお父さん。
「えっと……」
どうしよう、今までだったら迷いなく全力で答えていたけど。
「姉ちゃん」
「ミア、正直に答えていいのよ?」
これは「お前は足首で男を選ぶ変態だったんだな?」って親が娘に確認しているという事で。
今まで育ててきてくれた両親に「ごめんなさい変態です」と告白するという事であり、つまり親を泣かせると言う事である。
弟なんて羽をぷるぷると震わせながら半泣きで縋るように私を見つめてきている。
ちら、とグレンさんを見る。
超絶美形の旦那さんは目が合うとほんの少し首を傾けて、ゆっくりと口角をあげた。
「ミア、どうなんだ? 俺の顔は好きか?」
綺麗すぎる顔と悪戯気に上げられた口端の相乗効果の凄まじさにうっとりしているところに、腰にクるような美声を撃ち込まれて、私の脳は簡単にショートした。
「大っ好きでぇぇすッ!!」
「ぶはっ」
シリアスな場面での元気過ぎる私の返事に、噴き出して肩を震わすグレンさん。
「ごめんなさい好きです。でもお願いちゃんと見て?この顔に誘惑されてみて?ときめきすぎて高血圧になるから!!」
ぽかーんとあっけにとられる両親。
変態!? それがなんだ! 好きなものを好きと言ってなにが悪いのさ! 誰にも迷惑かけてないし!
びば! 嗜好の少数派! 独占市場最高っ!!と拳を握る私。
くくっ、と笑ったグレンさんに肩を抱き寄せられる。とん、と背中に逞しい身体を感じた。
「やっぱお前は最高だよ」
耳元で私にだけ聞こえる声で小さくそう囁くと、グレンさんは両親に向き直った。
「申し訳ありません、お義父さん、お義母さん。私がこのような見た目ですから、納得できないでしょうし、許せないでしょう。――でもそうだとしても、絶対に手放すつもりはありません」
私を見つめて心の底から嬉しそうに愛しそうに微笑う超絶美形に家族が固まった。最高級のエメラルドのような瞳は愛情と執着を宿して強い光を放っていて、見る者全てを魅了する禁忌の宝石のようだった。
「既に私は彼女がいないと生きていけません。全霊をもってお嬢さんを幸せにします。決して泣かせたりはしません。今日はそれだけを伝えたくてお邪魔させていただきました」
グレンさんの静かな覇気に室内は静まりかえっていた。
「きれい……」
そう呟いたのは弟だった。
「そうね、なんて綺麗なのかしら」
「ダイヤモンドのような輝きと強い鮮やかな濃い緑色。最高級の翠のガーネットのようだ」
ガーネット?
「エメラルドじゃなく?」と尋ねるとお父さんが頷いた。
「見なさい、彼の金色の光彩は馬のしっぽのような針状だ。この美しい内包物は特定の鉱山からしか取れない良質なガーネットにしか現れないものだ」
「へえ」
「……ホメて頂けるのは嬉しいですが、ちょっと距離が」
グレンさんの引きつった表情を見て、我に返った。
「ちょぉ!?」
お父さんの顔がいつでもグレンさんの唇を奪えるような距離になっている!!!
「私のグレンさんです!!」
グレンさんを抱きしめて後ろにバックステップを踏んだ。
「ああすまない。ミアは本当にグレンさんを愛してるんだな?」
「もちろん!」
「そうか、いや、番を切り離すなんて誰にもできないからね。そんなに警戒しないで」
お父さんが苦笑いを浮かべる。
「本音を言えば、もっと羽の白い人がよかったけど。ミアがちゃんと好きになった人なら私たちもちゃんと祝福するつもりだよ」
「おとうさん……」
お父さんが真摯な顔でグレンさんに向き直る。
「このとおり、少しばかり変態の娘ですが……」
「お、お父さあぁぁあん……っ」
「私たちのとっても大事な娘なんです。どうか、どうか、くれぐれもよろしくお願いいたします」
グレンさんの手を両手でとって深々と頭を下げるお父さんにじわっと涙が浮かぶ。
「もちろんです。必ず幸せにします」
真剣な表情で力強く頷くグレンさんに涙腺が決壊した。
なんだよぉ、お父さんもグレンさんも泣かせてこないでよ。
「みんな大好き」
うぇ、っと泣くと皆が温かい顔で笑ってくれた。
その後みんなで仲良くご飯を食べて、「いつでも遊びにきなさい」って言って送り出してもらった。
……結論、やっぱり家族っていい。
私もグレンさんと温かい家庭を築きたいな、と思った。
感想でリクエストを頂いていたので書いてみました。




