プレートの正体
ドアを開ける。いつものように空間へゴー!!!
誰もいないなあ…平日はほんとに人がいない!!そして眠くて体が重い…しょうがないから適当な席に座ってテーブルに突っ伏した。もういっそ寝ちゃおう。別に損はないもんな、実質1秒で1時間昼寝できるし…!!
と思いながらゆっくりと眠りについた……
~~
疲れ果てた男性。胸から血が垂れ流れて高級感のある鎧を汚していて、男性が生きていられるのも後数分。男性は剣に話した。
男性「いつか、君をここから抜ける人が現れたら、全力でその人の力になってあげてくれ。あなたの力…が必要になる……時はきっと…くる。」
男性は剣を力強く岩に刺して、剣を掴んだまま息絶えた。
剣が薄い赤色に輝いたと思ったら、後に伝説となる王様を撫でるように、少し強めのは風が吹いた。
〜〜
目がパチっと覚めた。何か…違和感がある…
あまだ「!!??」
な、なんか撫でられている…!?あれ!誰かいる…な。とうしよう……これ頭上げたら驚かれるパターンだよな……え、どうしよう…
あ!わかった!もうあれしかない!!
あまだ「……バァ!!!!!」
???「ひっ!!!???」
きたー!!!…って、完全に惹かれてるけどな。あ、引かれてる。
???「びっくりしたぁ!!」
あまだ「急に撫でられてたからこっちもびっくりしたんだぞ!!」
何だこの気を使わなくていい感じは!
???「気がついたらなんとなくなでてたの!っていうかもっと違う声だと思った!イケボみたいな」
あまだ「えぇ!?そうだったの??って、何て言うのあなたは」クワッ
???「私…は、なな!そうだ!そうだった!ここって…どこ…?家早く帰らないといけないんだけど…」
あまだ「ななか…!あまだです!あ、それなんだけど…」
〜せつめーちゅー〜
なな「なるほど…!えぇ…じゃあ何しよう…」
あまだ「いつもは皆と話す為にここに来るんだけど…今日はあまり来てないみたいなんだよなぁ…」
なな「そっか。ところで、あまだっていつもなんて呼ばれてるの??」
あまだ「うーん、あまだんとか、あまださんとか、あまちゃんとか…?」
なな「そっかぁ…じゃあみんなと違うほうがいいなぁ……天田って描くんだよね?じゃあ、天ちゃんとか!」
あまだ「あ、え!確かに初めてだ!いいかも!」
なな「じゃあそう呼ぼうかな!よろしくね!」
あまだ「よろしくね…!ななは何かやってるの…?絵とか描いてたり…?」
なな「あー!たまに絵も書いてる。少し前はピアノもやってたかなー、でもそんなにできないよ!」
あっ…これあれや、きっとできるやつや…
あまだ「えぇ何かすごい出来そう…あ!今度ピアノ持ってきてよ!!」
なな「!?無理に決まってるよね!?」
あまだ「だめだったか…」
なな「天ちゃんもしかして結構バカなんじゃないの…」
あまだ「冗談だよ!?冗談!!」
なな「わかってる笑笑」
……S属性しか集まらないのかなここは!?
あまだ「だめだ!おれ一生ななに勝てない気がする」
なな「笑笑笑」
何かウケタシ…これドSホイホイ何だけどこれに笑った人Sいぞ…ごめん、ハイクオリティ過ぎて。((某ラーメンつけめん僕イケメン系芸人のマネ
〜〜
しばらくななと話しているとおかしなことに気がついた。彼女の後ろの板の文字が紫に輝いていた気がした。ななとおれの間には一つ席が空いていて、ななの斜め後ろにあるのでおそらく死角…うーん…何か怪しいぞ……言うべきか言わないべきか……
うーん、言っちゃったほうがいい気がする
あまだ「ところでさ、何か…」
とんでもない頭痛がする…痛い…言葉を言おうとすると頭痛が酷くなって黙り込んでしまう
なな「だ、大丈夫!?何かって何??どうした?」
あまだ「いや、何かデカいほうが出そう…」
!?なんか口が勝手に…!?!?
なな「もう最悪だ!!笑天ちゃんやばすぎるよ…」
あまだ「ち、違うんだ、今のは口が勝手に!!」
なな「まあ天ちゃんがやばい人なのは話している間に何となくわかった!」
あまだ「え!?まじかよ!?ショックなんですけど!」ベリーベリーショック!!!
と話していると、るみかさんが現れた。やばい、とにかくこのタイミングはやばい…!
るみか「こんばんはー!あれ、新しい子がいる…!?」
なな「は、はじめまして…!ななです、よろしくお願いします!」
何か俺のときよりやっぱり丁寧…
アユ「おはよーー!昆布ー!」
まお「お、昆布。」
あまだ「昆布じゃないわ!!っていうか、結構急n…」
りんご「こんばんは…!」
ポン君「あ、あれ!?」
そして僕の両隣にうーちゃんとわたあめも急に姿を現した。あれ…?これ完全に何かがおかしいぞ…
わたあめ「あれ…?宿題やっていたのに…!?」
れな「こ、こんばんは…なんでこんなに人が…」
あまだ「な、なんか変だな」
その後何故皆が来たのか聞くと、うーちゃんとわたあめは勝手に移動されたらしく、わたあめはパソコンを触っていたにもかかわらずパソコンは移動されなかったらしい。れなさんや他の人は無性にドアがある場所へ行きたくなり、引き込まれるように来たと口を揃えていっていた。そして俺自身にも異変が起きていた。あ、う○こ出るとかじゃなくて。自然と目がプレートに釘付けになっていた。おそらくみんなそうだろう。紫に光輝く、解読のしようがない文字を見つめるしかなかった。
〜〜
一日抜かしてしまってすまない!!最近抜かしが多い!がんばります!!次回から楽しいぞ……
じゃんけん!!ぽん!!
パー!ササッと終わる今回☆