プロローグ
拙いですが頑張っていきたいです
恐ろしいものだった。
私は夢を見た。
その夢は未来の断片
私の住む国では10才の子供達にある儀式を行うのが
習わしでその儀式とは
子供たちに未来は明るいということを夢に
見せる魔法を軽くかけるもので
占いの応用の魔法らしく未来の幸せを思いながらかけられると未来の幸せが夢に出てくるそうでそれを見て子供が未来へまっすぐ進めるようにという思いからであるらしい
儀式の後しっかと夢が見えた人が夢の内容をを覚えていて、数年後本当に夢の通りになったという話は有名だった。
だが私は幸せな未来の夢は見られなかった
私は私が死にゆく感覚を味合わされたのだったその時聞こえてきて言葉が
「このまま生きれば未来はこうなる」
「必ずその首は飛んで行く」
「今の貴方が作り出す未来の夢」
「周りに冷たく無関心な貴方」
「貴方が変わることが出来たなら」
「未来も変わることが出来るはず」
「貴方が変わらないまま進むなら
17歳それが貴方の最後になる」
そんな言葉が反響しずっと聞こえる未来の死にゆく夢首は飛ばされて人々はそれを当たり前といいながら私を見つめる
とても夢というには現実のような怖さがあり現実に起きるという話を聞いていたので頭は自分の未来の死でいっぱいになっていた
魔法による事故にあって以来恐怖など感じることはなかった私が初めて恐怖を感じ
首を確認し首がしっかりあることに安心したが自分の手で首を囲うだけで恐怖を感じるようになっていた
その未来の夢は私にトラウマを植え付けた
そしてその死を回避する為私は変わることを決意する
私は無関心でいたつもりもなく冷たくしているつもりもなかったがそうだったならそれを改め未来を変えてみせる
10才の少女の決意だった。