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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

ファンタジー

うわ勇者こわい

画面上ではドット絵の勇者がピコピコと足音を鳴らし、当然のように村人の家に入っていく。

勇者はドット絵の箪笥の前で立ち止まると薬草を手に入れ、ドット絵の壺を割ると更に薬草を手に入れ、ドット絵の村人に話しかけると歓迎された。



『わあ わあ! ゆ ゆ ゆうしゃ さま!

 よ よくぞ いらっしゃいました! あわわ!』



もうこの家ですることは無い。


ドット絵の勇者が振り返った瞬間、ドット絵の村人が後ろから迫り、そのまま勇者に触れるなり画面が真っ暗になってしまった。


次に画面が明るくなる頃、勇者は薄暗い牢獄に居た。



………

……



「うわなんだよこれ!隠しイベントか!?」



画面の前ではゲームが大好きな小学四年生の少年、藤原タケシ君がコントローラーを手に苛立ちを露にしていた。



「まぁいいや、動けるみたいだし…。…お、看守が居るな。よし、“調べる”。」



タケシ君がコントローラーをピコピコといじると、画面上に映るドット絵の勇者が檻の向こうの看守に近づいた。

勇者に気づいたドット絵の看守は、頭の上にビックリマークを浮かべると、ピコピコと足音を鳴らして勇者に近づく。



………

……



二本の松明以外に明かりの存在しない薄暗い地下牢獄。

無精髭の生えた中年兵士は、のそりと身体を起こした檻の中の勇者に歩み寄った。



「ほう、こいつぁ驚いた。まさか毒の剣で刺されても死なないとはな。流石は勇者様と言ったところか、んん?」



顎を撫でながら、中年兵士は興味深そうに呟く。



『しらべる。すででたおせそうだ。たおす。たおさない。』

「…は?」



真顔で自分のことを見つめながら、機械のように淡々とした口調で呟く勇者。

薄暗い空間でちらちらと照らされるその端整な顔立ちは、牢獄の闇と松明の明かりの中にあってむしろ眼光を鋭く光らせ、圧倒的な狂気で中年兵士を震えあがらせる。



「な、なに言ってんだあんた…!ど、毒のせいで頭がどうかしちまったのか!?」

『たおす。』

「は!? お、檻の中で何をほざいて―、――ごァあッ。」



柵の間から突き出された手刀は中年兵士の腹を無慈悲に貫いた。

引き抜くと同時に指に絡まっていた腸を、彼は何事も無かったかのようにちぎって懐にしまう。



『ほるもん を てにいれた。』



どさり。

中年兵士は柵にもたれかかり、目を見開いたまま苦悶の中で息絶えた。



『ろうやのかぎ を てにいれた。』



そんな中年兵士の懐を漁り、勇者はポツリと呟く。

揺らめく松明に照らされるその瞳は、人形のような、むしろ獣のような、空虚に狂気を注いで満たした、恐ろしく底の見えない冷たい色をしていた。



………

……



「ここどこだ?」



画面上では、ドット絵の勇者が果てしない螺旋階段を上り続けている。

松明が揺らぐ演出が続くだけのシンプルなステージ。ようやく上りきると、隙間から光が射し込む、頑丈そうな扉を発見した。



「お!ちょっと開いてる!ってことは…」



タケシ君は少しだけ気合いを入れてコントローラーを握り直す。

ドット絵の勇者が扉の前に立つと、頑丈そうな扉はひとりでに開かれた。



………

……



扉の向こうに広がる光景は、まさに王宮と言うべき絢爛な装飾のなされた広い廊下であった。

そこには無数の凛々しい兵士が並び、扉から出てくる勇者をぐるりと囲んで包囲している。



「ゆ、ゆ、勇者どの…ッ、き、き、聞いてください…! こ、これには…その、深い事情がありまして…!」



槍を手にした兵士がその切っ先を勇者に向けたまま、恐怖を覚悟で押し潰すかのような、強気の震え声で呟く。

兵士達はそのまま各々の得物を勇者に向け、じりじりと身動きの取れなくなるほどの近距離にまで詰め寄った。


檻の前に置いてあった勇者の剣をきちんと持ってきていた勇者は、真顔のままその柄に手を伸ばす。その瞬間、兵士達は一斉に青ざめた。



………

……



「なんで敵ってみんな横並びで出てくるんだ? まぁいいや、メガスラッシュ撃っちゃお。」



テレビの前であぐらをかいていたタケシ君。

彼は床に置いてあるコントローラーのボタンを、少し面倒くさそうに人差し指で押す。


画面上には兵士が七人並んで映っていたが、横凪ぎに一筋の稲妻が走ると、そのどれもがひょうきんな音を立てて消え去った。



『てきぜんいん に 300 の ダメージ!』



………

……



勇者を囲んでいた最前列の兵士達は、全員が一様に震える膝に片手をつき、もう片手の手で地に剣を突き立て、血の気の引いた顔をしている。



「よ、よもやこうも躊躇無く勇者の最強奥義を放ってくるとは…!」

「さ、流石は地下牢獄の剣帝看守殿を討ち破ってきただけはある…! な、なにも、できな…」



兵士達は一様にぐるりと白目を剥く。そのままエスカレーターのパントマイムのように、上半身だけがスッと横にずれ、下半身を残したままぐちゃりと地に落ちた。

遅れて断面や口から血が溢れ、それを見た後続の兵士達は半狂乱気味に勇者へと斬りかかる。



「「「う、う、うわぁぁぁああーーーーッ!!!」」」

『メガスラッシュ。』



……通路には絢爛な金の刺繍の施された、赤く美しい絨毯が敷かれている。


その金の刺繍さえも、赤に染まる。亡者で飾られた悪趣味で絢爛な道を、勇者はただ、無表情のまま歩き続ける。



………

……



「ん?あれ? ここって最初のほうに居た王様の城じゃね?」

「タケシ、晩御飯よー。」

「はーい。」



画面上では、ドット絵の勇者が極めてキラキラした部屋に入り、無数の兵士に監視されたまま、王様や王女と対面している。



『ゆ ゆうしゃ! お おぬし とうとう ここまで!』



王様がそう言った状態のまま、タケシ君はテレビの電源だけを落とし、晩御飯を食べに行こうと部屋を後にする。

電撃が入ったままのゲーム機は、真っ暗になった部屋の中で、静かに緑色のランプの光をたたえていた。



………

……



「て、停電じゃあ! み、皆のもの、慌てるでないぞ!落ち着くのじゃ!」



暗闇の中で、慌てるような国王の声が響く。



「ま、まさか勇者、これも貴様の仕業か!? ―――なぜ返事をせぬ!? な、なぜ襲ってこぬ!」



ついそこに血塗れの道を作ってきた筈の勇者が、何故か暗闇の中にあって急に大人しい。

その状況はその場に居る誰もを困惑させ、そして、狂気にも似た恐怖心に駆り立てた。



「だ、誰も動くな! も、物音を立てるでないぞ! う、動いた者から真っ先に死ぬ…!」



暗闇の中で、国王の顔を油のような汗が覆う。

ふと、一人の兵士の鎧がカチャリと鳴った。隣の兵士は咄嗟に反応して音の元に槍を突き刺し、また隣の兵士が同じことを繰り返していく。

断末魔と悲鳴の中で国王は頭を抱え、歯を噛み合わせ、ガチガチ、ガタガタと怯え続けた。


一国の王が、その選りすぐりの側近達が、停電ごときでとんだ不様を晒している。


次に明かりが点る頃、部屋の中の兵士達は既に全滅していた。優秀であるが故に起きた、筆舌に尽くしがたい惨劇である。



………

……



入浴を済ませ、パジャマに着替えたタケシ君。

暗い部屋でテレビの電源だけを入れ、イタズラっぽく笑いながらコントローラーを手にする。



「へへっ、セーブできないんだもんしょうがないよねー。…あれ?」



画面上のキラキラした部屋には、さっきまで居た筈の兵士が誰一人として居なくなっている。

タケシ君はふと小首をかしげるも、特に気にすることもなくコントローラーのボタンを押した。



「な なぜ じゃ・・・。 なぜ こうなった?」



………

……



国王は悲痛な表情で頭を抱える。

その姿を、勇者は相変わらず無表情のまま見つめた。



「わ、わしは強盗まがいのことなど許可しておらぬぞ…! き、きさまへの苦情が、どれだけこの城に届いていると思う…!?」



ちらりと勇者の顔色を気にする国王。あくまで無表情のままこちらを見てくる狂気染みたその態度に、鳥肌を立てずにはいられない。



………

……



タケシ君は少しイライラしている。



「はぁ?ゲームのくせになに言ってんだコイツ?」

『あやまる。あやまらない。』

「あやまらないに決まってんじゃん。ばーか。」



ピコピコ。タケシ君はコントローラーのボタンを押す。



………

……



『あやまる。あやまらない。』

「は…?」



無表情の勇者が遂に放った言葉が、それだった。

国王は呆気に取られる。もちろん王女も呆気に取られる。



「な、なにを言っているのじゃ勇者…。…いや、思えば貴様、最初からそうじゃったような…。」



呆気に取られたまま言葉を漏らす国王。

勇者は相変わらずの無表情である。無表情のままで、



『あやまらない。』



なんて、ポツリと呟いた。



「な………」



再び呆気に取られる国王。しかし今度の国王は、呆気に取られながらもたちまち怒りで顔を赤く染めていく。

耳まで真っ赤に染まると遂に立ち上がり、溜め込んだ疑問と苛立ちを吐き出し始めた。



「な、な、なにをふざけたことをッ! 謝るか謝らないかを考えたということは、考えるに至る程度には罪悪感を抱いていたということッ! そ、それなのに、何故謝らないッ!?」



息をきらし、興奮気味に怒鳴り散らすその初老の中年の顔を、勇者はまばたきすら忘れた鏡のような瞳でジッと見つめる。

その瞳を見ていると、そこには明確に自分の姿が映っている。否、自分の姿以外何も見えない。


自分が一人言を言っているのかと錯覚しかけるほど、勇者の瞳には自我が見えないのだ。



「な、なんなのだ、貴様は………。」

『やっぱりあやまる。やっぱりあやまらない。やっぱりあやまらない。』

「や、やっぱりってなんじゃ…、……ああ……。」



頭に血が上ったまま大声を出したせいで、ふらふらと立ちくらみを起こす国王。

その肩を、慌てて駆け寄った王女が支える。



「お、お父様!」

「し、仕方あるまい、こうなれば…。…我が王国の最強戦力を以て、彼の者に、裁きを…。」



………

……



『しかたあるまい こうなれば。

 わがくに さいきょうの ぶたいで

 おぬしに ばつを あたえるまで!』



「はあ? 勇者倒せるやつが居るならなんで勇者に頼ってきたんだよ、バカか。」



呆れた様子でイベントを進めるタケシ君。

小学四年生にしては随分とひねくれた態度である。現代っ子恐るべしと言ったところか。



『いでよ! わがくに さいきょうの ぶたい!』

『はっ! こくおう さま!』



画面上にはピコピコと足音を鳴らし、部屋に三人のドット絵のキャラクターが入ってくる。

ピコピコピコピコ歩いて、三人がわざわざ勇者と国王の間に割って入った位置に立つと、ドット絵の勇者の頭上にピコンとビックリマークが浮かび上がった。



「あ、あれ? なにこの展開!すげー!」



『ゆうしゃ。

 ほんとう に こくおう さま に

 したがえ ないのか?』

『あなた との たび。

 あくじ も ありましたが

 あくにん を さばいていた のも また じじつ。

 まだ たび を つづけません か?』

『なんでも いい。 おまえは この わたし が たおす。

 ・・・。』



ドット絵の勇者の前に並ぶ三人。それはそれぞれ、ドット絵の戦士、ドット絵の賢者、ドット絵の魔法剣士だ。

ちょっと前まで勇者の仲間として使っていたキャラクターが目の前に敵として立ちふさがる展開には、流石のタケシ君も興奮せざるをえなかった。



「これ倒したらめっちゃ経験値入るじゃん!!!」



主に、そういう方向で。



………

……



「勇者よ。本当に俺達と戦うのか?」

「そうです、考え直してください! 私達は仲間を傷つけたくはないのです!」

「そうだな。賢者がそう言うなら仕方あるまい。考え直す時間をやろう。うむ。」



三人ともガクガクと膝が震えている。勇者はその震える膝を人形のような瞳で一瞥し、目を閉じた。



『たたかいますか? たたかう。たたかわない。たたかう。』

「そうか、な、なななならば仕方ない。か、かかってこ―」

『さんにんはなかまです。ほんとうに、たたかいますか? それでもたたかう。やっぱりたたかわない。』

「ゆ、勇者……?」



それぞれ斧、杖、魔剣と、自らの得物を冷や汗を浮かべながら構えていた三人。

その目の前ではうつ向きながら奥歯を強く噛み、悔しそうに目を閉じたまま、辛そうに自問を繰り返す勇者の姿があった。



「迷って………いるのか?」

『それでもたたかう。 しんだなかまはかえってきません。ほんとうに、ほんとうに、たたかいますか? ころす。ころさない。』



しばらくの静寂が訪れ、その場の誰もが緊張した面持ちで居続ける。勇者自身も固唾を飲み、自らの決断を慎重に考えている―――否、待っているような状態だった。



―――そしてついに、勇者の瞳が開く。



満ちる筈の無い空虚を、狂気を注いで満たしてしまった、獣のような、人形のような、底が見えないほど恐ろしく冷たい瞳が。

ジッと、目の前の三人を見据えた―――。



『―――ころす。』



キンッ。すかさず身構えた勇者が、まず目にも止まらぬ早さの居合い斬りを放つ。



『ゆうしゃのせんせいこうげき!メガスラッシュ! てきぜんいんに300のダメージ! けんじゃはいきたえた!』



まず、の一撃で、賢者の身体が真っ二つに分かれる。

そこでようやく、戦士と魔法剣士の二人は状況を理解した。今はもう、戦いの最中なのだと。

理解がここまで遅れてしまうほど、勇者の決断から戦闘までの移行は異常に早かった。


まずは距離を取ろうと、魔法剣士と戦士は互いに反対方向に飛ぶ。すると勇者は後ろに飛び、二人が横並びで視界に入る位置まで下がった。



『せんしはようすをうかがっている。まほうけんしはようすをうかがっている。』

「な、仲間だった時は変な奴だと思っていたが、いざ敵にしてみるとここまで不気味な奴はいないな…!」

「フッ、わわわ私からすれば懐かしい感覚さ。さ、さぁ、決着をつけるぞ勇者!」

『ゆうしゃのメガスラッシュ!こうかはいまいちだ。てきぜんいんに150のダメージ!』



遠距離で放つ居合い斬りさえ、確実に戦士と魔法剣士にダメージを与える。二人は防御して急所こそ避けてはいるものの、得体の知れない斬撃に確かな重傷を負わされているのだ。



「そ、そのダメージってやつは一体なんなんだ? な、なんの基準で数値を割り出してやがる…!」

「アイツには聞くだけ無駄さ、そうだろう? 普段からそうだが、戦闘中はより口を利かなくなる。するのは命令と攻撃だけだ。」

「そ…そうだな。 結局お前という男を理解できないまま、俺は死ぬのか…。」

「フッ、私は死ぬ気はないぞ。」

「ジュリウス…。…ああ、俺だって! ―セェイッ!」



戦士は一気に勇者との距離を詰め、長大な斧を振り下ろす。しかしそこには勇者の姿は無く、石の床が絨毯越しに粉砕し、小さなクレーターが残るだけの結果となっている。

肝心の勇者はと言うと、超人的な速度で遠く離れた魔法剣士の目の前にまで移動し、攻撃をしてくるよう淡々と人差し指をクイクイ動かして挑発していた。



『せんしのこうげき。ゆうしゃはよけた。0ダメージ。 まほうけんしのこうげき。まほうけんしのこうげき。まほうけんしのこうげき。』

「そうやって自らのペースに戦いを持ち込む………貴様の得意技だな。だが、その挑発には乗らんぞ!」

『まほうけんしはようすをうかがっている。ゆうしゃのメガスラッシュ。せんしはよけた。0ダメージ。まほうけんしに300ダメージ。まほうけんしはいきたえた。』

「ジュ、ジュリウースッ!」



即座に放たれた勇者の居合い斬りで、魔法剣士の身体も真っ二つに分かれる。

その場にはただ一人残された戦士の悲痛な叫びだけがこだました。王女は辛そうに目を覆い、国王は怯えたような顔でその光景を見ていることしかできない。


ふと、返り血を浴びた勇者が無気力に振り返り、まばたきを忘れた水晶のように透明な瞳で、ジッと戦士のことを見つめる。



「つ、次は俺か…。」



………

……



「メガスラッシュ二発も耐えるなんて、やっぱ強いなぁ。戦士なんか避けたし!やっぱすげー!」



画面の前のタケシ君は、満足そうに笑っている。

ふと、タケシ君の部屋の扉が静かに開いた。



「げ!」



慌ててテレビの電源を落とし、その場で横になって寝たフリをするタケシ君。部屋に入ってきたお母さんは、不思議そうに小首をかしげる。



「あら?ちゃんと寝てるじゃない。 でもそんなとこで寝てちゃ、風邪引くわよ?」

「んん……。」



タケシ君をベッドまで運び、毛布をかけてあげる優しいお母さん。

ふとゲームの電源が入っているのに気づくと、なんの躊躇もなく電源を落とし、タケシ君の部屋を後にした。



タケシ君は、静かに悶えている。



………

……



戦士の斧が自分に当たるより先に、その腹を剣で穿つ勇者。

手からずるりと斧が落ちた戦士は、もう二度と動くことが無くなった。



『ゆうしゃはレベルアップ。ちからが5あがった。まもりが7あがった。かしこさが6あがった。すばやさが4あがった。』



更に血まみれになりながら、何も無いところをジッと見つめてブツブツと呟き続ける勇者。

その一人言が終わると、ついにその目で国王と王女を見据える。



「ひっ!」

「よ、よせぇっ!」



血まみれの勇者は、じりじりと二人に詰め寄る。

空虚を狂気で満たしたその水面のような瞳に、怯える二人の顔を映しながら。


そして、暗転。


世界は、暗闇に包まれていく。










うわ勇者こわい、完。

中盤から雑になりました。夜勤明けで眠くなってしまったのでしょうがない。

校正構想なしですが、笑うところは笑っていただき、ビビるところはビビっていただければ幸いです。

本当はもっと色々やりたかったし描写ももうちょい詰めたかったのですが………とにかく眠い。


投下だけして、寝ます。ここまで読んでいただけた方、どうもありがとうございました。

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― 新着の感想 ―
[良い点] あるあるなネタですが、チープな訓示話やただのホラー展開にならない「生々しさ」が好きです。 「ただそこにある事実」として冷静そうでいて割り切れない哀しい目を向ける書き手の様子を想像してしまい…
[一言] 私たちプレイヤーが知らず知らず残酷な世界を作っているんですね……。 茂部さん独特の面白いフォーカスに感服です!
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