表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
39/59

7-5 救出作戦

夜が来た。隆とエリーザは約束の場所に向かった。しかし、二人の後を密かに追う影があった。セレナだった。


「やはり来ましたね、田中隆」


森の奥で待っていたのは、黒いローブを着た魔法師たちだった。その中心に、老いた男が立っている。


「私が純血魔法師協会の最高幹部、ダミアン・ブラックソーンだ」


「ルナさんはどこです!」


「焦るな。まずは取引だ。核融合の技術をすべて渡せ」


「技術を渡したら、本当にルナさんを?」


「約束しよう。ただし……」


ダミアンの瞳が光った。


「君たちも一緒に来てもらう。危険な知識を持つ者を野放しにはできん」


隆は予想していた。最初から、全員を捕まえるつもりだったのだ。


「断ります」


「では、彼女がどうなっても知らんぞ」


その時、木陰からルナが現れた。しかし、様子がおかしい。瞳が虚ろで、魔法で意識を操られているようだった。


「田中さん……なぜ、来てくれないの……?」


操られたルナの声が、隆の心を抉った。


「ルナさん……」


「彼女は我々の『人形』だ。君が従わなければ、もっと酷いことになるぞ」


隆の怒りが頂点に達した。


「貴様ら……!」


その瞬間、エリーザが隆の制止を振り切って前に出た。


「ルナ!しっかりして!」


「エリーザ!戻って!」


しかし、それは罠だった。エリーザも瞬時に魔法で拘束された。


「今度は二人だ。技術を渡せ」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ