表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
27/59

5-5 副作用の発覚

その夜、隆は自分の部屋で休んでいた。量子力学の魔法は成功したが、体に奇妙な違和感があった。


「おかしい……自分の存在が安定しない感じがする」


鏡を見ると、時々自分の姿がぼやけて見える。量子状態の魔法を使った副作用かもしれない。


コンコン、とドアがノックされた。


「田中さん、大丈夫ですか?」


ルナの心配そうな声だった。


「ルナさん?どうしました?」


ドアを開けると、ルナが青い顔をして立っていた。


「あなたの存在が……時々消えかけて見えるんです」


「やはり……」


隆は事態の深刻さを理解した。量子力学の魔法は強力すぎて、使用者の存在そのものを不安定にするのかもしれない。


「セレナさんも呼びましょう」


三人が集まって相談した結果、量子魔法の使用は一時停止することにした。


「もっと安全な方法を見つけるまでは、危険すぎます」


セレナの提案に隆も同意した。


「でも、これで分かったことがあります」


隆は興奮を抑えきれなかった。


「この世界の『魔力』の正体は、量子場に対する操作能力なのかもしれません。だから、量子力学の理解が直接魔法の威力に繋がる」


「つまり、この世界は量子力学的な基盤の上に成り立っているということですか?」


「その可能性が高いです。四元素説は表面的な分類に過ぎず、真の魔法理論は量子力学にあるのかもしれません」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ