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4-6 新たな同盟

学院の屋上で、隆たちは息を整えていた。


「セレナさん、ありがとうございました。でも、なぜ助けてくれたんですか?」


「私も……伝統に縛られることを嫌っているからです」


セレナの表情は複雑だった。


「実は私は、純血魔法師協会の一員でした」


「え?」


「でも、彼らのやり方に疑問を感じて……今夜、完全に決別しました」


セレナは隆を見つめた。


「田中さん、あなたの理論は正しい。私にもそれが分かります。だから……私も仲間に加えてください」


隆は迷った。彼女の正体はまだ謎だらけだ。しかし、今夜助けてくれたのは事実だった。


「分かりました。でも、これからは非常に危険になります」


「覚悟の上です」


ルナがセレナを見つめる。


「影魔法……伝説の魔法ですね。どこで学んだんですか?」


「それは……いずれお話しします」


セレナの答えは曖昧だった。


こうして、隆の研究チームに新たなメンバーが加わった。しかし同時に、敵も増えた。


学院の向こうで、純血魔法師協会の本格的な動きが始まろうとしていた。


「これからが本当の戦いです」


隆は夜空を見上げた。二つの月が不安そうに揺らめいている。


物理学の革命は、予想以上に険しい道のりになりそうだった。

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