084 いや〜楽しくなってきましたぁ♪と思うとき
どうも読者です。
今回は、前々回の追記、前回の「嫉妬心は楽しい」の続きのようなものです。
読書の何が楽しいかって、登場人物の感情を読んでいることが楽しい。特に嫉妬心。必ずといっていいほどに恋愛ものは出てきますでしょうし、恋愛でなくとも「あいつなんてっ」と人間味爆発で主人公に敵対心を抱く敵役などが登場するとわくわくする。
なので断罪劇で盛り上がるのも、もともとそういう作品が好きなこともありますが、登場人物の感情を舐めすするように読むことが好きだからでしょう。
逆にハーレム・逆ハーレムが苦手な理由の一つは、感情が薄く感じるからかもしれません。「こいつら生きてない…」と思うから。ハーレム内でちょっとした主人公の取り合いがあるのは見かけたことはありますけれども、ちっぽけに思えてしまってつまらなくなってしまうであります。あとは、ハーレム人員を覚えられない(汗)
ハーレムもので嫉妬心を全面には押し出さずに蹴落とし合いが始まったら面白いでしょうが、みんな仲良しこよしな作品ばかりという印象が強いです。アニメで知って、なろうに来て「やっぱりハーレムものだ」と思うことがありますが、どれもみんな仲良くでした。
感情が死んでる――
言い過ぎだろうけれども、あいつが羨ましいとか、なんであいつばかり…とか、私のほうが可愛いのに美人なのに一番仲が良いのに……「こんちきしょう!」ていう感情を読んで楽しんでおります。
連載中の作品で読み続けなければと思うものが、感情を爆発させたような作品でしょうか。続きが気になりますもん。シリアスでもほのぼのでもコメディでも、そのシーンがあれば読んでおります。もうやめようかなと途中下車しようとしていても、最後まで読んでいることもあります。
あとは、感動系かどうかなんてどうでもいいですね。途中経過がなけりゃ感動しませんから。泣くか泣かないかは終わってみないとわからないし、終えて初めて感じ、余韻とともに出てくるもんだと思います。ただ感動するから面白い作品とは思わない。色々あったから感動するのです。
その最高峰が嫉妬。
私の読書の楽しみはそれです。