008 読む物がないと嘆く読者を横目でちらり
どうも読者です。
今回も枷が外れた話の一つです。
みなさんは、なろうで読書をしていて「読むものねーな、なろうつまんないな」と思ったことはありますか?
私は、あります。
以前は「似たりよったりしかないじゃん」とランキングを眺めるだけ眺めて別の読書場へと消えておりました。
ただ、ふと思ったんですよ。
ランキング一位のタイトルを眺めながら、「自分はこの作品を読んだことあったかな」て。そしたら、次の二位も三位も四位も……なんなら一番最後の順位あたりのものも、読んでもいないのにつまらないと文句を言っているだけなのではと自分に疑問を持ったのです。
似ているというだけで、きっと人気作の何番煎じもいいとこだろうと決めつけていただけなのでは、と。
なんだ私、なーんにも知らないじゃん。
ということで、ランキングに並ぶ作品すら知らずに文句を垂れているのなら、ランキングに載っていない作品だって見てから文句を垂れようと思い立ち、2021年10月頃に「2021年1月〜12月までに投稿された(される)作品を読む」ということを始めました。色々な条件付きでしたけどもね…。
なろうには本当にいっぱい作品がありました。
ランキングに並ぶ作品はもちろんのこと、一切評価されずに読まれもしないまま埋もれている作品もありました。条件付きで検索していなかったらもっとあったと思います。ポイントがギリギリ足りずにランキングに載れない作品も多々あるでしょう、日が過ぎてランキングから外れた作品もあるでしょう。
ランキングが面白くないからなろうに読むものがないのではなく、ランキングしか見ていないから読むものがなくなっただけであって、そして、ただ単に作品を探すことが面倒くさいだけの話なのではないでしょうか。
そんな読者を横目に思うことは、「もったいないな」でございます。
もしも、ある日みなさんが読むものがなくてつまらないと感じる状況になったら、どの範囲でご自身が文句を垂らすと思いますか? ランキング内だけですか? ジャンル内でですか? それとも全作品読んでからですか?
なんの不満もなく読むことが楽しいと思ってなろうで過ごしている方は、最強ですね。なろうがなくならない限り永遠に楽しんでいられるのですから、私もそんな読者生活をずっと過ごしていたいです。