063 辛口感想の行方
「ひとつまみの納涼大会」
※内容は変わっていませんが、手直ししました。すみません。
どうも読者です。
ヒューマンドラマジャンルを検索しつつ、エッセイランキングを覗いてみたらば、今は創作云々についてが熱いんですかね?
それなら、私も何か語らなくちゃ!
ということで、思い出したなろうの「非公式相互サイト」というもの。サイト名すらもう覚えていないのですが、確か書き手に転生する前に存在していたサイト……今でもあるんでしょうか?
さて、どういうサイトか詳しく…いやそこまで詳しくもないのですが、「読んで感想を書き合いましょう」とか、読んだらブクマやレビューやら評価やら相互でしましょうみたいな感じだったと記憶しております。
その中で、相互ではなく読んだら感想を書くというものがあり、甘口・中辛・辛口のような「◯口で感想書きますよ!」て募集をかけるやつがあったんです。
ええ、やりました。
当時から色々読みたい読書欲で、周りの人に混じってやったんですよね。
でも、よく勝手がわからず…。見様見真似で「ハイファンタジー、辛口感想書きます」のような感じで書いたのです。なぜ辛口かといえば、私が覗いたとき辛口が多かったからで、もちろん甘口の人もいたんですけど辛口が人気に見えたんです。人数も出てましたからそれらを参考にしました。
ただ、正直、感想の書き方がわからない(汗)ですので、先人辛口感想書きたちの感想を参考にしました。辛口っていうぐらいなので、まじで辛口です。ボロクソです。人格否定していないだけマシだなと思えるくらいに、ここはあーだこーだ設定がおかしいキャラが意味わかんないやら〇〇のパクリですか? な「オブラートなんて知らんわ」な感想のオンパレードでした。
そんな感想を書かれて作者、作品はどうなるかというと、書き直して創作を続けているものもあれば手直し途中でエタるもの、そして作品を削除する、また作者が退会する、様々でした。
私が辛口感想を書いたのはニ作品だけでした。理由は、他の感想書きがどうだったかはわかりませんけれど、一作品にかける時間がただ読むだけよりもだいぶ時間がかかったからです。話数も関係してますが、結構な労力を使うし、初めてのことで試しに感想を書いては消して書いては消してで、なかなか作者さんに送信できないのです。何度も読み直しました。
中身は、おそろしく辛口なのに。
どんなに相手に読みやすく、伝わりやすく、試行錯誤で感想を書いたところで辛口には違いないんですよね。言い回しをかえたところで辛い。どう綴ろうかと悩んだところで、尖りをさらに尖らせているだけで思いっきりぶっ刺しにいきますから。
最初のお一人は落ち込みながらも受け止めておりました。でもエタりました。
二人目は作品をその後何日かで削除しました。
残った私は、そのサイトに行くのをやめました。
感想を書くからには頑張らなくちゃと必死になった私が悪いのか、辛口であると募集要項に書いてあるにもやって来た作者さんが悪いのか。
ただ、感想書くって難しいこと、辛口感想を書くことに必死になりすぎてその後直そうとしてもどこからどこまでが辛くて甘いのかわからなくなったこと、また作品作者さんと感想を書いた読者だけではなく第三者の感想欄を覗いた人にも何かしら影響があるのだということはわかった。
ときどき、感想欄を覗いて思うんです。
どんなにいいことを書いている作品でも、感想欄で読者の感想と作者さんの返信で「別に〇〇をディスらんでもいいのでは?」とね。作者さんが本文とは矛盾していることを書いてあったり、読者と共感して何かを小馬鹿にしていたりね。読者とのやり取りが増えれば増えるほど矛盾しているように感じる作者さんも見かけたことがあります。意見がコロコロかわるような。意図的であるのならそれまでですが…。
キャッキャウフフで平和な感想欄は和みますけど、第三者に負を与えているかもしれないなんて思っていないだろうやり取りもある。気にしない人もいれば、「そんなこと思ってたのこの作者」なんて思う面倒くさい私のような奴もいる。
作品も見られますが、感想欄も見られているんですよ。第三者にね。
特に、感想返信が作者の本音かなと思うときもありますし、読者も「すごいこと言ってんな」と思えばその読者の名前でマイページへ飛んでいくこともある。黒字のなろう登録者以外の感想もありますけど。
辛口感想を書いたそのあとは、ずっと誰かを傷つけたという記憶が残るだけです。中には、何も気にもしないという人もいるでしょう。もしかしたら、気にしない人のほうが感想書きには向いているのかもしれません。
なんで自分は感想を書くのか――
重く考えることでもないのでしょう。けれど、なぜ感想を書くんだろう。作者さんに何を伝えたいのかと、みなさんは悩んだことはありますか?
◉今日、ふと思い出された『ネイムレス 無名恐怖』、死んだはずの娘からの電話でどんどんどんどん深みにはまる。オカルト、宗教っぽいような、なんなのか、ちょっと置いていかれそうになった自分もいましたが、なかなか面白かったと記憶しております。




