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どうも読者です!  作者: ひとつまみの読者
〜気ままな読者エッセイ〜
67/127

▣第六弾▣ 検索読書日記(完)

「ひとつまみの納涼大会」



 どうも読者です。


 一万五千字以下のコンテスト参加作品、気になった十二作品を読み終えましたて、今回で終わりです。


 一万五千字以下の作品も含め、これまで読み漁った作品の数は応募数に対して極わずかでございますけれど、思ったことは「ジャンルってなんだろう?」てことです。


 スピアノベルス大賞に応募している参加作品の一握りだけをのぞきましたが、ハイファンタジーとローファンファンタジーの区別、また異世界ってなんぞやと疑問が残った感じです。


 ここなろうで生息しているのですから、ハイファンにしてもローファンにしてもヘルプセンターで「ジャンル」を確認していただけたらいいのかなと。


 ヘルプセンターに書かれてあることをお借りするとコレです。



『大ジャンル:恋愛

異世界:恋愛を主題とし、異世界を主な舞台とした作品。

現実世界:恋愛を主題とし、現実に近しい世界を舞台とした作品。』


『大ジャンル:ファンタジー

ハイファンタジー:現実世界とは異なる世界を主な舞台とした作品。

ローファンタジー:現実世界に近しい世界にファンタジー要素を取り入れた作品。』



 しかし、現実世界に近しいかどうかと考えれば、大抵の作品は現実世界のどこかしらの国のどこかしらの時代のようになるので、ローファンタジーしかないし、有名なハイファンタジーの小説でさえローファンタジーになってしまう。というか、ほとんどがパラレルワールドでありますね。


 私の中では、「パラレルワールド=ローファンタジー」ですので、正直にぶっちゃけばハイファンタジーなんて存在してない。


 まあ、こんなことを書いたらどうしようもないのですけど…。


 その場所が地球かどうかです。


 近未来でもだいぶ未来でも、おそろしく過去であっても、地球が舞台ならローファンタジーでいいのではないでしょうか、作者さん。


 そして、現実世界に近しくない世界が異世界だったら――創作した世界の創作した国のどこの誰かもわからない主人公の物語なら、ハイファンタジーだろうし、異世界恋愛でしょうか。


 そもそも、なろうのハイファンタジーとローファンタジーの決め方が大雑把だからなのでしょうかね。ただの「ファンタジー」でいいのではないだろうかと思ってしまう。


 現実世界って言葉もややこしいのかもね。


 地球か、地球じゃないか。いや、太陽系か太陽系じゃないか? SFファンタジーもありますもんね。



◯ファンタジーか否か

◇太陽系

 ↳地球

  ↳摩訶不思議なことが無い→現実

  ↳摩訶不思議なことが有る

   ↳科学的

    ↳魔法無し→SF

    ↳魔法有り→SFファンタジー?(ロー?)

   ↳科学では説明できない→ローファンタジー


 ↳地球外

  ↳摩訶不思議なことが無い

   →現実・SF

  ↳摩訶不思議なことが有る

   ↳科学的

    ↳魔法無し→SF

    ↳魔法有り→SFファンタジー(ロー?)

   ↳科学的ではない→ローファンタジー


◇太陽系以外

 ↳このひろい宇宙のどこかにあるかもしれないと何かしらリアルで存在しているかもしれない可能性があると言われた星

  ↳科学的

   ↳魔法無し→SF

   ↳魔法有り→SFファンタジー(ロー?)

  ↳科学的ではない→ローファンタジー?


 ↳きっと存在していないに違いない私が作った星(異世界)

  →ハイファンタジー



 ……と、お粗末なわたくしの頭で考えてみましたけど、「太陽系以外のきっと存在していないに違いない私が作った星」にほとんどの作品がいくんだろうし、摩訶不思議が不思議要素になってますし…。


 魔法であるか超能力であるか、どちらにしても創作した星が舞台ならハイファンタジーでしょう。ファンタジーかファンタジーでないかの区別が科学的かそうでないかしか書いていませんが、人外が登場しているかどうかでも決められるはず。


 人外が登場したらもれなくファンタジー。それが現実でいうところの宇宙人なのか幽霊なのか都市伝説の生き物なのか。そして、主人公の居る場所はどこなのか。


 ……もし『セーラームーン』だったら、太陽系と太陽系以外で科学的ではないローファンタジーってことになるのでしょうかね。恋愛もありますが、現実世界の恋愛で片付けられないものがありますよね。恋愛メインではなく、地球のため人類のために戦っているでしょうし。


 ジャンルはローファンタジー、キーワードに恋愛、戦闘、変身、女子中学生→高校生、ヒューマンドラマ、ぷち推理、月、銀河、人外……あとなんだろう? 


 あーでも、ジャンルがアクションにもできそうですね。難しいね。けど、アクションファンタジーですよね。ローファンタジーであることを私は推したい。


 

 そんなこんなで長々お付き合いくださりありがとうございました。ジャンルについて考え出すと終わらなくなりそうですので、ここらへんで『コンテスト参加作品を読もう!』は完結です。


 また、ジャンルについて何かしら疑問に思う作品と出会ったら、思い浮かんだことを書きます。


 以上、ありがとうございました。


◉ホラーはローファンタジーですかね。ゾンビとか。『スリーデイズ・ボディ 彼女がゾンビになるまでの3日間』、面白かったです。主人公はゾンビになるまでを見守る。続編の『アフターデイズ〜』もあります。

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