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どうも読者です!  作者: ひとつまみの読者
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025 ホラー好きだが観るけど読まない



 どうも読者です。


 ホラー好きですが、小説では読まない。


 理由は、映像で見ることが好きだからであります。


 全く読まない、読まなかったわけではなく、子供の時分では読んでました。都市伝説ものとか。でも、文字から漫画、漫画からドラマ・映画へと、大人になるにつれ観る方に変わりましたね。


 文字だともともと自分の中にある恐怖へと変換されるだけに思えてしまい、映像だと他人の思考から飛び出したもので自分がどれだけ恐怖を得られると思い、そちらへ極端に興味が傾いてしまったのかもしれません。


 文字だと読んだ人が等しく恐怖を得られる――「ちょっと卑怯だな」と苦笑いしてしまうのであります。


 どれだけ怖いというものを自分は持っているのか。


 それで自分自身を如何にビビらせることができるのか。


 想像でも体験したことでも、自分を恐怖に陥れることができる下地があるのか、どれほどまで引き出せるのか、作者さんが選んだ「怖い言葉・ストーリー」で自分の恐怖を繋げることができるのかを試すもの――これが私の中のホラー小説の立ち位置かもしれません。


 どこまでも怖くなれるし、どこまでも怖くなれない。


 読んだらめちゃくちゃ厳しい読者になってしまいそうで、それがおそろしいです。なので、これまでのなろう生活でも二、三作品ぐらいしか読んだことがありません。


 といいますか、なろうで読んで私自身のホラー小説というものに対しての考えがハッキリしましたね。


 私は読まない方がいい、と。


 作者さんの選んだ言葉で純粋に怖くなるのか、自分の恐怖を呼び起こして当て嵌めて怖くなっているのか、わからなくなるのが嫌なのです。


 ホラー小説には、好きすぎるが故の頑固親父が永遠と付き纏うのかもしれません。


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