024 罪深きザマア
※平仮名だと読みにくかったので「ザマア」と書いております。違和感がある方もいるかもしれませんが、よろしくどうぞ。
どうも読者です。
みなさん、ザマアされる作品はお好きですか?
はい、私は大好きです。
ただ、ザマア好きでも読み過ぎるとモヤモヤが爆発しそうになります。どれぐらいのザマア要素が入っているかは作品様々でありますが、苦しくなってくるのですよね。
微ザマアが続くとスッキリさっぱりしないから過激さを求めてしまうのです。
中毒者ですわ。
そして過激といえばホラー。わたくしホラーは大好き大好物大得意ですので、スプラッターでも脳汁ぶち撒けてようが内臓飛び出てようが精神的なオカルトでも何でもよいので、仕返し方法についてどんどん貪欲になってしまいます。
ホラー映画は気になるものは手当たり次第に見てきましたけれども、スプラッターもので何故かずっと印象に残っているのは『ホステル』という映画です。続編で『ホステル2』『ホステル3』と、少々のストーリーもありますから、見たことない方はぶっ続けでどうぞ。最近、暑いですから少しは涼めると思います。
一人で見るのがおすすめです。
あとは、スプラッターではないですが、変態的なゾワゾワ感でしたら『ムカデ人間』がいいですかね。こちらも『3』までありますが、精神的なダメージを何となく欲したいなら『2』がおすすめです。続編といったら続編ですが、『1』を見なくてもいける。一度見たら忘れられない作品かと思います。
……さて、なろうで読んでいるので年齢制限がありますから仕方ないですけれど、極稀にギリギリを攻めた過激さのザマア作品に当たることがあり、歓喜します。
いつぞやに読んだ作品は最高でした。望んでもいない異世界召喚で、喚ばれた女主人公さんの異世界人への容赦ない対応はよかったでした。
まあ、ザマアと一言でいいましても、先に書きました通りに身体的に罰を与えるものから、地位を剥奪の上で地べたを這いずり回らせるもの、さらには幸福を手に入れて勝手にザマアするものがあったりしますよね。
度合いとしては、幸福<地位<罰の順で過激さが変わってくるのではないでしょうか。フルコースで描かれた作品もありますが、どの度合いであっても「やり過ぎじゃない?」と思う方もいるかもしれません。
やり過ぎかどうかは、倫理観とか道徳的な何かしら……難しいことはわかりませんが、ザマアを読み過ぎて己の開いてはならぬ蓋が開きかけて物足りなさを感じてしまう人間もここにおりますから、いい塩梅で書き終わらせることは難しいことなのかもしれません。
しかし、ザマア後に主人公自身が身を滅ぼしても可だと思っている私のような読者は、手緩いものを読み続けるとフラストレーションがたまり、発散するためにまたザマアを読むのです。
終わらない。
ザマアに嵌ると抜け出せない。
ループです。




