023 エタるのかいエタらないのかい
どうも読者です。
前回、ちょっぴり「エタる」という言葉を出しましたので、今回はそれ関係?のお話をします。
おそらく、みなさまご存知の「エタる」。完結させずに書くのをやめてしまうことでありますが、中には本編は完結済みだが番外編を気分で書いていて連載中になっている作品もありますよね。そういう作品を探すときは、「完結済み」で検索することもあります。作者さんがきちんと「本編完結済み」とあらすじなどに入れてくださっているので、結構、ザクザク出てきます。
さて、エタるかどうかは作者さんの気分や私生活云々で色々と変わってくるかと思うのですが、ときどき確認しに作者さんのマイページへ飛ぶことがあります。
この方……終わらせる方かしら?
――と、連載中や完結済みがどれだけ作品欄に並んでいるかを確認するのです。
書き手であった頃は、私が終わらせられない奴でしたので、そんなことを思うだなんて烏滸がましいと考えておりましたが、読み専になってからは遠慮なく、エタらせ上手か否かをチェックします。
ジャンルは関係ありません。
ただただ作者さんがご自身で書いたあらゆる作品を終わらせているのかどうかだけを見にいくのです。
例えば……、
◉その一作品だけの場合、優しく見守っておこうと思う。
◉短編が多く、一つ二つ三つと連載中が並んでいる場合、頑張れと見守っておこうと思う。
◉完結済みが多く、連載中を一つ二つ三つと全て又は一つ二つ書き続けている場合、頑張れって祈って見守っておこう・楽しみに待っておこうと思う。
◉連載中がずらりで完結済みがほんのりの場合、うーんと悩みだす。でも読む。
◉連載中だけが並ぶ場合、「……この方終わらせられないエタらせ上手だ」とマイページからそっと去り、作品からもそっと去る。さよなら…。
こんな感じで作品を眺めるのです。
マイページまで飛ぶと意外に作者さんのお名前も覚えていることが多く、暫くしてから検索等でまた気になる作品を見つけたときに「あれ? この方はもしや」と気づくこともあったり。
そうなると、私の中で「エタらせさん」という二つ名が与えられておりますので、「そもそも読んでも時間が無駄になる」となってしまい、読まない。
気になったけど二度と出会えなくても後悔しない。
そんな作者さんだと思ってしまうのであります。
失礼ですが、その方の作品を読まなくても他にたくさん作品はありますのでね。だから、完結済み作品を優先的に探して読むことが多くなってしまったのかもしれません。
一気読みできる安心感は、絶大なのです。




