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どうも読者です!  作者: ひとつまみの読者
〜気ままな読者エッセイ〜
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016 知らないものを相手に理解させること



 どうも読者です。


 先日、とある作品を読んだのです。異世界転移して、キャンプ道具を販売する作品……それで説明がわかりやすかったなあと思いまして。


 異世界設定がどういうものか説明されなければわからないものですけど、現実世界の物も知らないものは知らないんですよね。


 まず、キャンプしませんし。どういう道具があって、どういう風に使うかもわからない。もちろん、名前を出されてもピンとこない。


 それがすごくわかりやすかった。


 実際にあるものの説明が上手なら、そりゃあ異世界のものを説明するのだって上手なんだろうと思った次第です。


 伝わり方は読者それぞれで、文章のまんますんなり頭に入ってくる人もいるでしょうし、わかりにくいと思う人だっているでしょう。経験があってマウントをとりたくなる人もいるだろうし、読んでいるようで読んでなくなっちゃった自分の頭の中でいつの間にか自分自身の意見とごっちゃになってしまう人もいますでしょうしね。


 読んでいる人に何かを伝えるということは、難しいものであります。


 だから、私にとってでありますが、わかりやすい・理解できる文章に出会うと、「丁寧に書かれてある」と思うのです。


 もし、たった一本の鉛筆を説明するとき、なんて書きます?


 それを教える相手が異世界人の場合、どういう風に説明するでしょうか?


 さらには、その現場にいる読者が「こいつは『鉛筆』について教えてあげているんだな」とすんなり状況を理解できているのかどうか…。


 作者ってすごいよなって、ふと思ったのでありました。

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