⑬登場人物――敵役にツバを吐きかける作者さんを見かけて思うことがあるのです
どうも読者です。
他の読者さん方はどう思うのかはわかりませんが、後書きやら感想返信などでご自分の描かれた登場人物――敵役に暴言を吐く作者さんを時折みかけることがありますが、それを見てしまうとモヤっとすることがあるのです。
ご自分で書かれたのですから、どういう扱いをするかは自由でしょう。どう殺られるか、どんなざまあをされるのかなど、それは読んでいて楽しみではあります。
ただ、その敵役に作者さんが「このアホ王子」や「クズヒーロー」とか「バカな妹(姉など)」とか、こうしてエッセイに書いてあるだけだと破壊力は感じないのですけれど、最終話の最後の最後で作者さんがツバを吐きかけているように見える言葉を使っていると……
萎える。
うーん、それは読み終わった読者が感想に書くくらいでいいのではないかなーなんて思うのです。
愛のあるツバかもしないですけどね。
面白そうと思って手に取って、読み進め、「おー面白かった」と最終話に達し、★を押そうとするその前に出てくるんですよね。だからって前書きに書くなって話なんですが。
…考えると、感想返信での登場人物への悪口のほうが可愛いかもしれません。後書きで書いてあるほうが印象が強いかもしれない…。
で、それは別に読みたくなかったなって思ってしまって、★を減らして評価している自分がいることを気づいたのであります。
もしかしたら、その日そのときのわたくしの気分も影響しているかもしれませんけれども、ラストに作者のきたねぇ言葉は読みたくない。
それは、ストーリー内で使い切ってください。
そう思った今日この頃です。
最終話以外の後書きだったら気にしてなかったですね。最終話は――特別です。




