表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
どうも読者です!  作者: ひとつまみの読者
〜気ままな読者エッセイ〜
100/128

092 極端な話かもだが、テンプレ嫌い苦手と言っていられないかも



 どうも今日は嫌味な読者です。


 テンプレ嫌い、苦手、飽きた…はちょっと違うでしょうか。とにかく、嫌いで苦手で読むも書くも嫌悪している方はいらっしゃいますよね。


 ただ、私からぶっちゃけて言わせてもらえば、テンプレ要素――異世界転移・転生、悪役令嬢、婚約破棄、乙ゲーあとは追放? チートはどうなんだろう…ちょっと前半に書いた要素しか今の流行り枠にいない気もしますが。


 テンプレ要素がキーワードにある、仮にテンプレキーワードとそのままな名前で付けますけれど、それを入れていないからって「テンプレ作品が嫌い! 私の書く作品はテンプレ作品ではない!」と叫びながらハイファンタジーに居る方がいますけど、そもそもなろうにて異世界もの書いていたらテンプレ作品の仲間だと思います。


 なろうでの異世界ものって、テンプレとは別の定番設定があると思います。まーなろうに限った話ではないですけども。ギルドとかね。魔王とか魔族とか賢者、聖女、貴族、王族、厄介者、薬師、魔術師、魔女、エルフ、テイマー、獣人、奴隷、平民などなど職業や生まれが何かばっかりのような気もしますが、定番と呼んでもいい設定が山盛りあります。


 それらの要素を登場させている時点で、「なろうの異世界テンプレ」と私は思っております。


 それなのに、大きい区切りのテンプレキーワードばかりを非難するのはどうなんでしょう? 細かく見れば見たことある要素が大量に盛り込んであるのに。


 このエッセイを読まれているみなさんの中に、テンプレ嫌い、苦手と思いつつ異世界ファンタジーを描かれている作者さんはいらっしゃいますでしょうか。


 テンプレとは何ですか?


 何を嫌ってんですか?


 同じファンタジーという畑にいらっしゃるのに……と思うのであります。


 だいぶ喧嘩を売っている感じになってしまいました(汗)でも、テンプレジャンル――ファンタジー・異世界恋愛以外のジャンルにも異世界が舞台の作品はたくさんありますし、コンテストでテンプレジャンルのみ参加資格があるはずなのに、テンプレジャンル以外のジャンルの作品を参加させる作者さんもいる。


 お行儀悪くね? と正直思った。ジャンルをせめてコンテストの期間中だけでもテンプレジャンルに変えりゃいいのにとか、何も確認しない作者に対して「そりゃあ読まれないわ」と思ったり。


 もし読者が感想を書いたとしても、「その感想を読んでくれるかもわからない作者かもしれない」なんて、極端な話ですが読者の読む気を自ら削いでいく行動がわからないのであります。気にしない読者もいらっしゃいますがね。心優しく評価したり★を押したりと色んな意味で分け隔てなく反応している。


 私から見りゃ、道から外れた側溝のドブ川歩いてるやつに善意をぶつけている人間のよう。良いのか悪いのかも判断できない。「〇〇コンテストは〇〇ジャンルだけですよ」とは言わずに、ただ頑張っているねと撫でている。


 見渡せば、きちんとルールを守っている人もいるのに。


 話がだいぶ逸れてしまいましたが、なんだかんだで不愉快にさせたり、苛つかせたり、「おかしい」という気持ちを相手に持たせるのは、テンプレとは関係なく、それぞれの行動次第でしかないのかもしれません。


 テンプレ嫌い、苦手とお思いの方、テンプレキーワードを使ったテンプレ作品を格好の餌食と思って突っつかないで欲しい。異世界舞台のテンプレ設定を使ったテンプレ作品はそこら中にあるのですから。


 目、開いてます?


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ