表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/13

***はじめに主な登場人物と組織について理解しておいてください(Get to know the main characters and organization first!)***

   *主な登場人物(Main Characters)*



*「サラ・アルテミス・ブラッドショウ(Sarah Artemis Bradshaw)」


 身長167㎝、体重44㎏、イギリス出身イラク育ち。

 4歳の時に両親を亡くし、それから小学校を卒業するまで公立の孤児院に預けられていた。

 4歳の時には既に高校程度の関数を理解し、小学校に入ると孤児と言うだけで酷いいじめにあい、身を守るため自分でスタンガンを作成したり手製爆弾を作成したりした天才少女。

 小学校卒業後に高等教育を受ける機会を探していたところ、POCの幹部候補生研修施設への入学が決まり飛び級して大学に通う。

 そのきっかけを作ってくれたメェナードさんを親や兄のように慕うがゆえに、大好きなのに好きという男女関係を築く行動が出来ないでいる。

 ローランド・シュナイザー中尉と既にSEXは経験済みだが、そのローランドはグリムリーパーと呼ばれるザリバンの狙撃手によりこの世を去っている。

 しかもPOCの幹部候補生研修施設以来の親友だったルーシーもコンゴで亡くした。

 たった一人の妹、ナトーの消息を探している一方、恋人や友人を殺したグリムリーパーへの復讐も忘れてはいない。




*「ロビンソン・メェナード(Robinson Menard)」


 身長189㎝、体重95㎏、アメリカ出身の元海兵隊員で現在はPOCの調査員。

 現在はとしてテロ組織として認定されているザリバンに黒覆面の幹部として潜入している。

 その目的は、サラの妹であるナトーの秘密を探るため。

 メェナード独自の調査では、ナトーはサラの恋人だったローランドを殺害したグリムリーパーである可能性が高い。

 サラも復讐のため独自にクラウディを使って妹のグリムリーパーを探しているが、もしナトーの正体があの残忍なグリムリーパーであったならサラの心に深い傷を与えてしまう。

 優れた戦闘能力を持ち、その能力をむやみに使わない平和主義者だが、メェナードはもしナトーがグリムリーパーであった場合、サラが事実を知る前にその事実を永遠に封印してしまおうとしている。




*「ナトー・エリザベス・ブラッドショウ(Natow Elizabeth Bradshaw)」


 身長176㎝ 体重62㎏ イラク出身。

 0歳の時に両親が死に、その後直ぐにヤザとハイファの夫婦に引き取られて、姉のことは一切知らない。

 イラク戦争時から狙撃のみで300人、それ以外を入れるともっと多い人々を殺害した殺人マシーン、グリムリーパーと恐れられ知らず知らずのうちにサラの友達や恋人までも殺害した。

 12歳の時にサラの発明した超精密誘導弾「ゴッドアロー」の砲撃に会い、瀕死の重傷を負い通りすがった国際赤十字の医師、柏木サオリに助け出され始めて教育と言うモノを受けたが、そのサオリもまたテロに会い亡くし今はその復讐のためにフランス外人部隊に入っている。




*「ヤザ(Yaza)」


 イラク出身。

 もとは平凡な大工であり、妻ハイファと共に戦争とは無縁の平和な生活をしていたが、ハイファを多国籍軍の空襲で亡くし復讐のために幼いナトーを連れて反政府テロ組織ザリバンに入隊する。

 幼いナトーを守るため彼女を男の子として育て戦場を生き残るために徹底的に武器の扱いを習得させグリムリーパーと恐れられる狙撃手にまで育て上げるが、ナトーの身を守るためにグリムリーパーの正体が誰であるかは秘密にしている。

 サオリがテロに会う前、偶然ナトーと会ったため、サオリ殺害の疑いを持たれている。




*「クラウディ・オマハ」


 イラク出身。

 グリムリーパーが最後の狙撃をしたのがクラウディのアパートの部屋で、その部屋はサラが開発した超精密誘導弾「ゴッドアロー」によって住民もろとも破壊されてしまい。その際に母と妹を亡くし家族を失った。

 そのことにより異常なまでにグリムリーパーへの復讐心を抱き、格闘技の習得に励んだ。

 身長187㎝体重90㎏と、かなり大柄な女性で後にサラと出会いボディーガードとなりサラの妹とグリムリーパーの居所を探している。




*組織について“


*「POCポック


 正式名称はFor the Peace of children's(子供たちの平和のために)という名の “平和組織”。

バックボーンに巨大な金融機関が付いており各国の政治に強く関わり、武器の売買に関与することで平和な世界を築こうとする建前を持っている。

 近年は戦争や紛争による武器の売買で莫大な収益を出した強硬派と呼ばれるグループが幅を利かせているが、本来の目的は軍事力のバランスと高性能な軍事システムの技術の供与&撤退により戦争を回避することが目的で、この考えを継承するグループを穏健派と呼ぶ。

 現在サラは大幹部の一員となり穏健派のリーダー的な人物となっている。

 主な登場人物では、ロビンソン・メェナード、サラ・ブラッドショウが所属する。




*「SISCONシスコン


 正式名称はSecret Intelligence Service Control(秘密情報制御部)

 民間の企業団体の有志が出費&運営する組織。

 情報・諜報活動により、いち早く戦争や紛争に繋がりかねない情報を察知し予防策を検討することで、武器や軍事力に頼らない回避を狙う。

 主な登場人物では、柏木サオリが所属している。




*「Zaribanザリバン


 イスラム教反政府テロ組織。

 首領はアサム・シン・レウエル。

 ソビエト時代のアフガニスタン侵攻から続く反政府組織。

 かつてはグリムリーパーと言う天才的狙撃手が居て新しいイラク政府軍や多国籍軍を苦しめた。

 主な登場人物では、ナトーの義父ヤザが所属している。



 この物語は、私の代表作『フルメタル』の裏側を、ナトーの姉であるサラ目線で描いたヒューマンドラマです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
 新しく読まれる方への紹介ですね❗  私も読ませて戴いて、色々思い出しました。  この親切がとても嬉しいです❗  無理無く、執筆頑張って下さい‼️<(_ _*)>
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ