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利成君との再会

フローライト第百三話。

美園のライブツアーが終了してから、朔と一緒に利成のところに行った。明希が朔を見て「本当に元気で良かった」と喜んでいた。


以前と変わらない利成の仕事部屋に入って、またいつかと同じように並んでソファに座った。


「朔君、ほんとに久しぶり。元気そうだね」と利成が言った。


「はい・・・すみません、突然、挨拶もしないで・・・」と朔が言うと、利成が「何だかすごく大人になったみたいだね」と言った。


「利成さん、いきなりなんだけど・・・」と美園は切り出した。


「うん、いいよ。何?」と利成が美園を見る。


「朔を支援してくれてる○○〇って会社の橘社長って女性の社長がね・・・」


「○○〇?橘?あー黎花のこと?」


(え?)と思う。隣で朔も驚いているようだった。


「知ってるの?」


「数回会っただけだけどね」


「でも、呼び捨て・・・」


「あーそうだね。そこは突っ込まないでよ」と利成が笑った。


(まったく・・・あの社長、面識あるのに黙ってたな・・・)


「その橘さんが・・・朔の面倒を見てくれてたんだけど・・・」


「朔君の?」と利成が驚いている。


「そう。それで色々あって別れて欲しいって私が言ったら、その橘さんが利成さんの絵を自分の店のアトリエに置かせてもらいたい、そして利成さんに自分のところを大々的に宣伝して欲しいって・・・」


「ふうん・・・いいけど・・・その朔君との”色々”にもよるかな」


利成がそう言って朔の方を見て微笑んだ。


「その・・・」と朔が口ごもる。


「私が説明するよ」と美園は言った。


「朔の絵を認めてくれて今まで朔の絵を売ってくれたり、イラスト描くのを進めてくれて、仕事もくれてる・・・でも、男女関係もあったんだよ」


そこで利成がさっきよりもっと驚いた顔をした。


「朔君と?」


「そうだよ」


「なるほど・・・それで?」


「私が別れてと言ったら、今は朔には自分が必要だ、ビジネス面でも愛情面でもっていうんだよね。だけど私は朔が橘さんも私もなんてのは無理だといったんだよ」


「うん・・・」


「朔が私と別れたくないと言ってる、だから別れて欲しいと私が言ったんだよ。そしたらさっきの条件で朔との男女関係の方は解いてあげる、けれど、あなたはいつか必ず朔を持て余すだろうから、その時は遠慮しないで朔を返してだって」


「アハハ・・・そうか・・・黎花らしいね。美園に取引してきたんだ。朔君を盾に」


「そうだよ」


「それで?美園は取引に応じたってわけね」


利成が心底面白いといった顔をしているのを見て(あ・・・)と思う。


(そうだ、あの黎花って社長、利成さんに似てるんだ・・・)


「そうだよ。私はビジネスも解いて欲しかったんだけどね。そっちは絶対ダメだって」


「そうだろうね」


「私はちゃんと朔を全面的にサポートするし、ちゃんと手伝うって言ったら”その全面的じゃない、クラブ活動のノリじゃだめだ”だって」


「そうか、なるほどね。それは黎花が正しいね」


利成がそう言うので美園は少しカチンときた。


「どうして?私がやるんじゃダメなわけ?」


「美園ができないって言ってるわけじゃないよ。ただビジネスの知識がないからって意味だと思うよ」


「そんなの何とかなるでしょ?」


「どうだろうね。黎花には美園も負けるかもね」


「・・・・・・」


「朔君は?それでいいの?」


「はい・・・」


「美園より黎花の方が本当はいいってことない?」


「ないです」と朔がきっぱりと言った。


「そう・・・」と利成が考えている。


「利成さん、その黎花さんとはどういう関係?」と美園は聞いた。


「関係は特にないよ。絵画の関係で数回あっただけ。向こうが俺の絵のファンだって言って・・・その頃はすでに黎花は、朔君みたいな子を数人抱えていて面倒をみてたよ」


「そうなんだ。それでいい?その取引」


「そうだねぇ・・・」と珍しく利成が考えている。いつもならそのくらいのことは二つ返事なのに。


「簡単に引き受けてもつまんないよね?」と利成が美園に微笑んでくる。


「いや、簡単でいいよ」と美園は少し警戒しながら言った。


「美園も成長したしね・・・でも、それ以上に朔君が成長したね」


朔が曖昧な笑顔で利成を見ている。


「さあ・・・どうしようか?」


このセリフが利成から出たので、美園はますます警戒した。間違いなく今回の展開を心底楽しんでいるエネルギーを感じた。しかも、今回はいつも以上だ。


(利成さん、間違いなく退屈してたね)と美園は思う。


「そうだね・・・まず、黎花に会わせてよ、朔君」


(は?)と美園は思う。


「利成さん、変なことやめてよ?」


美園がそう言うと利成が思いっきり爆笑した。


「美園、考えすぎ」


(いや、そうでもないと思う・・・)と美園は利成を真顔で見つめた。


「それからかな?」


利成が面白そうに朔を見ている。


「わかりました」と朔が言った。


 


利成の家を出るとき明希に、「え?ご飯食べていかないの?」と言われたが、「まだやることあるから」と断った。表に止めてあった奏空の車に乗り込む。車はまた借りてきたのだ。


(あーもう、車買うか)と運転席に乗り込みながら思う。


朔が表で明希から何か言われている。美園はそれをチラッと見てからエンジンをかけた。朔が「ありがとうございました」とお礼を言いながら助手席に乗り込んでくる。美園は明希に手を振ってから車を発進させた。明希も手を振り返していて、朔が軽く頭を下げた。


「明希さん、なんだって?」


「またお店に来てって」


「そう」


「明希さん、優しくていいよね」と朔が少し嬉しそうに言う。


「そうだね、私はあまり優しくないからね」


「そういう意味じゃないよ」と朔がチラッと美園の顔を見た。


(朔の方が成長したって利成さんが言ってたけど・・・ほんとそうかもしれない)


以前はいつもどこかおどおどしていたのに、今はどこか冷めたような言い方をするようになった。


「夕飯、どうしようか?」と美園が言うと、「外食したいな」と朔が言う。


「どこで?」


「どこでも。美園とまだ一度も外で食べたことないから」


「まあね。変装グッズは持ってきてるから」


「アハハ・・・そうなの?見たい」と朔が喜んでいる。


 


通りかかったファミレスの一番はじっこの席に案内されて座った。美園は帽子とサングラスをしている。メニューを見ていると朔が「何か変装しても、美園はカッコいいね」と言ってくる。


「そう?いいから早く選んじゃって」


「美園はもう決めたの?」


「決めた」


「早いね」と朔がメニューを選んでいる。


料理を頼んでから待っている間、何となく視線をチラチラと感じ始めた。


「バレてるかも?」と朔が気が付いて言う。


「大丈夫よ。悪いことしてるわけじゃないんだから」


「そうだね。美園は変わらないね」


「何が?」


「性格?・・・かな・・・?」


「そう?朔は変わったね」


そう言うと朔がハッとしたような表情をしてから黙ったので、「悪い意味じゃないよ?」と美園は付け足した。


「うん・・・」と朔が顔を上げて美園に曖昧な笑顔を向ける。


食事を終えてからレジに行くと、店の人にサインを求められた。どうやら変装はまったく意味がなかったらしい。仕方なく美園はサインをして握手までした。それから店の外に出ると数人が待っていて写真をお願いされる。


「すみません、写真はお断りしてます」とそのまま美園は駐車場の方に行った、その後ろから朔が急ぎ足で着いてくる。その背中からシャッター音が聞こえた。


「撮られたよ、きっと」と車に乗り込むと朔が言った。


「いいよ。気にしてたらどこにも行けない」


「でも・・・俺のこと・・・」


「ばらそうとしてた強気はどこにいったの?気にしないで。私は全然いいんだから」


そういうと朔が黙った。それから「美園・・・」と何か朔が言ったが、美園はちょうど車を発進させたのでよく聞こえずにもう一度聞いた。


「えっ?何?」


「そいう風にチクチク言うの・・・やめて欲しい・・・」


「あ、何だっけ?チクチク?」


「ばらそうとしてたとか・・・」


「あーごめん。気にしないで。悪い意味じゃないんだよ」


「・・・・・・」


自宅マンションに着くまで朔は黙ったままだった。部屋に入るとすぐに描きかけの絵の前に行って絵の具や何かを広げだした。


「絵、続き描く?」


「うん・・・」と朔が描きかけの絵を見つめている。


一人で暮らすには十分広かった部屋も、二人になるとやはり狭く感じる。まして絵を描くとなると、専用にする部屋も必要だろうなと思う。


(でも、まず先にやらないと・・・)


「朔、その橘さんの連絡先教えて」と美園は言った。朔の返事はなく、自分の絵をぼんやりと眺めたままだ。


「朔」と美園はもう一度呼んだ。それでも返事がないので、美園は朔のそばまで言ってその肩に触れた。


「朔」と呼ぶとようやく三回目で朔がこっちを見た。


「何?」


「さっきから呼んでるんだけど・・・あの社長さんの連絡先教えて」


「あ、そうか」と朔がスマホをポケットから取り出した。


「ライン?それとも電話番号?」


「両方」


「わかった。美園のラインに送るよ」と朔がスマホを操作している。それから美園のスマホにあの黎花の電話番号とラインのIDが送られてきた。


「まず、電話するわ」


気が短いので返事を待つより電話が早いと思った。呼び出し音が数回鳴ってから「ただいま電話に出ることができません・・・」と出た。


美園は留守電にメッセージを入れてから通話を切った。


「多分、折り返してくれるよ」と朔が言う。


「朔、今じゃなくていいんだけど・・・私と離れてからの朔のこと・・・話してくれる?」


そう言ったら朔が美園の方を見てから目を伏せた。


「何を?」とそれから聞いてくる。


「順を追って・・・全部」


「・・・・・・もう、話した・・・」


「聞いたよ。大まかには。でもあの社長さんと出会ったあたりとか、そういうことはまだ聞いてない」


「・・・黎花さんとの何を聞きたいの?」


「だから出逢った経緯とかだよ」


「ネットだよ。前に言った」


「そうだけど、もっと詳しいことだよ。今じゃなくていいって」


「・・・もうそれ以上話すことない・・・」


「・・・朔さ・・・ほんとに私のこと好きなの?ほんとに一緒にいたい?」


美園は朔の苛立ちを見ながら、何だかだんだん自分がちっぽけな存在のような気がしてきてそう言った。


「いたいよ」


「何で一緒にいたいのよ?」


「好きだから」


「それ、よくわかんないんだよね。その黎花さんがいるって知ってたら、私も無理に会いにいかなかったよ」


「・・・・・・」


「でも、朔は一人だって言った。だから私は行ったのよ」


「・・・・・・俺の何がいけないの?」


「そんなこと言ってない。その黎花さんとのこと、最初に話して欲しかった」


「・・・そしたら・・・美園は俺から離れたでしょ?」


「そうだね」


「だから話さなかった・・・美園と会えて嬉しかったから・・・また、一緒にいたかった・・・」


「そうかもしれないけど・・・そうだとしても、いつかはわかっちゃうでしょ?だったら先に言った方がよかったよ」


「・・・ごめん・・・」


「謝ることじゃなくて・・・あー、もういいわ」と美園は面倒くさくなった。朔は黙っている。


「まあ、今度でいいよ。絵、描くの邪魔してごめん」


美園がそう言って立ち上がろうとすると、朔が思いっきり抱きついてきて、美園はバランスを崩して床に倒れた。


「痛っ・・・もう、何よ?」と美園はしがみついている朔を見る。


「美園・・・」


「何?」


「・・・一緒にいたい・・・」


「わかってるよ。だからこうしているじゃない」


そう言ったら朔が顔を上げた。その表情からは朔の心は読み取れなかった。エネルギーを感じようとしても、朔は心の扉をすべて閉ざしているようだった。朔が美園の膝をさすってきた。


「絵・・・描くんでしょ?」


美園が言っても、朔は美園の膝をさする手を止めない。ただ黙ってさすり続けている。


「朔?」


「・・・していい?」


「絵、描いちゃいなよ」


「したい・・・」


「・・・・・・」


美園が黙っていると朔が美園のズボンを脱がしてきた。


「朔って・・・絵は?」


そう言ってももう聞こえないかのように朔が美園の下着までも脱がしてくる。


── いつか持て余すだろうから・・・。


黎花の言葉を思い出す。


(私なら朔を持て余して、あの人なら朔を受け止めれるとでも言うのだろうか?)


美園はそのままフローリングの床の上で朔のセックスを受け止めた。


「美園・・・」と名前を呼びながらするのは、昔と変わらない。


(あの黎花の名前も呼びながらしたんだろうか・・・?)


そんなくだらないことばかり頭に浮かんできて、心の中で美園は自分に苦笑した。


(あー私も、何だかんだ言って女だな・・・)


 


セックスが終わった後、シャワーを浴びた。朔はどうやらやっと絵に集中し始めたようだ。


(あ、ヤバ・・・)


浴室から出て着替えを持ってこなかったことに気が付く。一人の時は裸でウロウロできたけど、今はそれはちょっとな・・・と思う。


美園はバスタオルを身体に巻いて、こっそり寝室に入った。下着をつけていると、スマホが鳴っているのが聞こえた。すると急に寝室のドアが開いた。朔が美園のスマホを手にしている。


「あ・・・」と下着姿の美園に驚いている。


「電話?私の?」と美園は手を伸ばした。


「うん・・・」と朔がスマホを渡して部屋から出て行った。


「もしもし?」


そう言いながら美園は下着姿のままベッドに座った。


「あ、美園ちゃん?電話くれたのにごめん。出れなくて」と黎花が言う。


「いえ・・・」


「こないだの話しだよね?どうなった?」


ワクワクしているようなエネルギーを感じる。


「利成さんが一度黎花さんと会いたいそうです。やるかどうかはその後でということで」


「えーそう?そうか・・・やっぱり天城利成は一筋縄ではいかないね。お孫さんはこんなに素直なのにね」


(孫・・・素直・・・)


美園は何だかどんどん反発心が湧いてきた。


「私、孫じゃないです」


思わずそう言っていた。


「え?お孫さんじゃないの?じゃあ、何?まさか娘だとでもいうんじゃないでしょうね?」


「そのまさかです」


そう言うと「えー!!」と黎花が驚いた声を出した。


「どういうこと?これってスクープじゃない?」


「いえ、もう昔記事になりました」


「そうだっけ?知らなかったわ~」と黎花が驚嘆している。


(余計なこと言ったかな・・)と少し思う。


「まあ、娘さんでもお孫さんでも私にとってはどっちでも変わらないんだけどね」と黎花が笑った。


「・・・利成さんといつ会えますか?」


「そうだねぇ・・・スケジュール確認して連絡する。こっちで席も設けるわ」


「そうですか・・・黎花さん、利成さんと会ったことあるんですよね?」


「あ、そうなのよ。何?天城さん言ってたの?」


「はい・・・」


「そうか、私のこと覚えてたか・・・。もう忘れ去られてると思って黙ってたんだけど・・・若い頃ね、数回あったことあるんだよ。めっちゃ口説かれたよ」と黎花が笑った。


(利成さん・・・何が私の考えすぎよ)


「それはきっと利成さんに気に入られたんですよ」


「そうなのかな?私も若かったからね、恐れ多くてお断りしたよ」と黎花がまた笑った。


「若いって何歳頃ですか?」


「んー・・・二十四か・・・五?かな」


「そうですか・・・じゃあ、今度も口説かれないように気をつけて下さい」


「アハハ・・・ほんとに?笑える」


「・・・・・・」


「じゃあ、なるべく早くに連絡するね。あ、朔、どうしてる?」


「絵、描いてます」


「そう?美園ちゃんはどう?」


「どうとは?」


「持て余してない?朔、大変でしょう?」


「大変じゃないですし、持て余してもないです」


「アハハ・・そうか・・・それは良かった。美園ちゃんはほんとに天城さんの娘だとしたら、随分純粋なんだね」


「純粋?」


「そうだよ。もちろんそれは素晴らしいところだよ。朔も本当に純粋だから、そこがプラスに出るか、マイナスに出るかってところが微妙でね」


「・・・・・・」


「ま、いいか。じゃあ、また連絡するよ。天城さんによろしく」


「はい・・・」


通話が切られると朔が寝室に入ってきた。


「電話、終わった?」


「終わったよ」


「何て言ってたの?」


「近いうちに利成さんと会えるように調整するみたいだよ」


「そう・・・美園、寒くないの?」


「あ、そうだ」と美園はまだ下着姿だったことを思い出す。


立ち上がってTシャツを着て、スウェットのズボンを履いた。それを朔がじっと見ているので「何よ?」と美園は言った。


「・・・美園・・・綺麗だなって思って・・・」


「そう?ありがとう。まだ絵、描くんでしょ?」


「うん・・・でも、美園のこと見てたいな・・・」


「・・・いつでも見れるよ」


朔が動こうとしないので「ほら、描いておいでよ」と美園は朔とリビングの方に行った。


「やっぱり引っ越そうか?」と美園は言った。


「引っ越すの?何で?」


「だって、朔の絵を描く部屋が必要でしょ?集中できるように」


「んー・・・」


「探しとく。朔は気にしないで描いてて」


「うん・・・」と朔が絵の具を手にした。


絵を描く姿は、以前と変わりない。集中すると時間を忘れてしまうところも・・・。


次の日の朝、朔がリビングのキャンバスの前で眠りこんでいた。


(朔・・・)


高校時代に感じていた、あの朔に対する愛しさが戻ってきて胸が少し熱くなった。美園は毛布を持ってきて朔の背中にかけた。


(朔・・・きっといつか話を聞かせてね・・・)


美園は立ち上がり、仕事へ行く準備を始めた。

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