寒い朝
シティホテルの時計台
俺は
ポケットに夢と何かをツッコンデ
聖書
今
人は幸せなのであろうか
俺には
俺の
幸せが
祈り
アイツを抱いたシングルベッド
今は一人
鳥取駅まで
のんびり
歩き
人生を知る
街
時代に
負けてはいない
全力
あの人が
投げた
ボールを
俺なりに
返す
鳥取発米子行き
電車に乗り込み
旅の
癒しを知る
何故
逝った
旅人よ
安らかであれ
生きていれば
何か
幸福が
一緒に歩いてくれるだろうよ
だから
俺は旅をする
優しい
あの娘
は
笑ってる
電車は西へ
俺は
息をして
汗をかく
誰も傷つけない人なんていない
誰も傷つかない人なんていない
譲れない
この
想い
俺は歩く
さようならは
まだ
言えない
旅人よ
安らかに