【第四話】ギルド登録しに行くぞぉ!(ステータス表示あり)
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書くときのエネルギーにしますw
今日はギルドに登録しに行く。
話を聞いてみると、「冒険者ギルド」と「商人ギルド」ってものがあるらしい。
オレは商人になっても売るものがないから、冒険者ギルドに登録しようと思う。
あ、冒険者ギルドが見えてきた。
うわー。ごっつい体つきの大男たちが、うじゃうじゃいるぜ。
ギルドの中に入りづらいオーラを出してんなー。
勇気を出して、ギルド登録しにいくぜっ!(震える声)
ガチャ
うぅ、なんかすごくジロジロ見られてるなぁ…。
オレ、そんなにジロジロ見る価値あるか?
「す、すみません。ギルドに登録したいんですけど…。」
「こんにちは!登録ですね。こちらの紙に記入してください。」
オレのギルド初登録には、20才前後の可愛い女性が対応してくれた。
若いっていいなぁ…。
えーと、名前は田中瑛斗……エイトでいっか。
で、職業は…なかったよな。職業ってどうすれば設定できるのかな?聞いてみるか。
「あの…オレ、職業がまだないんですけど、どうすれば職業を設定できますか?」
「職業は神殿で設定できますよ。あっ、職業は何回でも変えられます。」
どうやら、神殿というところで設定できるらしい。
しかも、何回でも変えられるのか…。自分に合う職業が見つかるといいな。
あとは…使えるスキルか。何が使えたっけ?使ってないから忘れちゃったな。確認するか。
「ステータスオープン」
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〈名前〉田中 瑛斗
〈性別〉男
〈職業〉なし
〈レベル〉1
〈スキル〉ヒール、ウォーターボール、収納、
念話、女神様の加護付与(もふもふのみ)
〈HP〉300
〈MP〉250
〈力〉150
〈素早さ〉200
〈器用さ〉350
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えーと、『ヒール』と、『ウォーターボール』っと。……収納・念話はスキルなのか?ま、いっか。
……なんか、みんなの視線が痛いぞ。オレ、なんかやらかしたか?
「エイトさん、ステータスがご自分で見れるんですか?」
「え?普通は見られないんですか?」
「はい。特別な訓練を受けるか、神から授かるかしないとステータスは見られないんですよ。」
マジかーっ!オレの場合、女神様から授かったっぽいけど…女神様、先に言ってくださいよぉ。
気を取り直して…
「書けました。お願いします。」
「はい。少々お待ちください。」
そう言うと、ギルドの奥へ入っていった。
オレのスキル、もしかして珍しいスキルばかりなんじゃ…?念話とか、収納とか。
みんなのステータスが見れたら良かったんだけど…。
[新しいスキルが追加されました。ー鑑定ー]
新しいスキル?鑑定?
もしかして、これで見れるんじゃね?
声に出すとまずそうだから…。
鑑定。
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〈名前〉サラ
〈性別〉女
〈職業〉テイマー
〈レベル〉35
〈スキル〉テイム、ヒール
〈従魔〉ラビット、ケットシー、ハムスター
〈HP〉370
〈MP〉260
〈力〉100
〈素早さ〉240
〈器用さ〉420
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…ねぇ!この人、もふもふ好きかな!?
だって、ラビットはうさぎで、もふもふでしょ。
ケットシーはねこで、もふもふでしょ!
ハムスターはそのまんまで、もふもふでしょっ!!
ほら!もふもふ絶対好きだって!この人。
「作れましたよ。最初はGランクからです。」
クレジットカードみたいな素材に、名前とランク…オレの場合はGと書かれている。
「ギルドカードを作られたので、門を通るときに入市税がかからなくなります。また、優先的に街に入れるようになります。」
あの長蛇の列に並ばなくて良くなるのか。便利だな。
まあ、ギルドに登録するという課題は終わったし、宿に戻るか。