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【第二十話】ダンジョン1日目

お久しぶりです…笑

おはよーございまーす!

今日はダンジョンだな。

今日はよく寝れたし準備万端だ!

行っくぞぉ!!


**


うぅ…意外と暗い…。これで一階なんだよなぁ…。

二階とか…どうなるんだろ。どこまで続くんだろ…。

覚悟をオレなりに決めてきたつもりだったけど…オレ、意外と意思が変わりやすいんかな…。


「魔物!!戦闘準備して!」


…よし!早速魔物か…。まだ死なないとは思うけど…気をつけて戦わないと…。

まずは…ウォーターボールでいけるよな…って!

めっちゃ強そうなんですけどぉ~!?


なんか、今まであった敵とオーラが違う!

オレの本能がこいつは危険だって言ってるぜ!

って、そんなこと言ってる場合じゃないって。

なぜにこんな強そうなんだ…??


……あ。ここ、めっちゃ強いダンジョンだったわ…。おわたぁ…。

…いやさ…。あの、なんかめっちゃ中二病なスキル使えば倒せそうだけど…あれなぁ…サラとキリナに言ってない気がするし…ちょぉっとはずいよなぁ…。

でも死ぬよりかは…マシだし…ってか先にサラとキリナに言えばいいんじゃね?今。


「サラ、キリナさん!今からちょっと変な技を…」


「変な技…?なんでもいいから早くして!」


あれ…?この世界の人たちって、こういう技名言っていても恥ずかしくないの?

じゃあオレも…って無理だって!!みんなが恥ずかしくなくても…オレは前世の記憶があるから恥ずかしいんだよぉーっ!!


あぁ…。前の…ライオンくんに遭遇した時を思い出すわ…。

こんな感じで…よだれを垂らして近寄ってきていたなぁ…。


ん?これヤバくね…?

もう目と鼻の先に…魔物が…あ、死んだね。これ___


風切爆怪断(レイジングクラッシュ)!!」


ドカーン


ふーっ!ふーっ!

あっぶねぇーっ!?

ガチめに死にかけたわ…っ!


はぁーっ!ギリで技出せたからよかったけど…これ、反射神経なかったら完全に死んでたな…。

…反射神経、どこで鍛えたんだ?オレ。

んー?前世でも…サラリーマンだったし…?

やっぱり転生者ボーナスか…?


まぁ、ともかく死ななくてよかった…。

まだもふもふのこと…全然救えてないし…な…。


…魔物もしっかり死んでるな。

…この言い方だとヤバいやつみたいになっちゃうな…。

やっぱりこの技、威力が半端ないな。

相当強い奴じゃないと、致命傷か…こいつみたいに死ぬ、よなぁ…。


「エイト…どこでそんな技…覚えたの…?」


あ、やべ。

バレたな…どう説明しよう…?

内緒にしていたこと怒るかな…。


「すごいじゃん!!あんな強そうなやつを、一撃で!!」


あ、怒んないのね…。よかった…。

そんなキラキラした目で問い詰められましてもね~…。

特訓してたらいつの間にか手に入ってたんだもん…!


「特訓してたら手に入った…。」


「それって剣士じゃないとできないのかなっ!?私もやりたい!!」


うん…。めっちゃ気に入ってくれたようで何よりですぅ…。

たぶん剣士だけのスキルだと思うよ~。

ってかキリナ、固まってるけど大丈夫か?


「キャーッ!!」


!?

女の子の声!?何があったんだ!?

もしかして魔物に襲われてるとか!?

サラ、キリナ…!


そう思い、サラとキリナのほうを見ると、二人ともオレのほうを見ていた。

そしてコクリと頷きあった。


「行こう!」


サラはそう言うと同時に走り出す。

キリナはその後に続き、オレもキリナの後を追う。


…普通にはえーんだよっ!二人ともっ!!

もっと普通の速さで走れないのか!?二人は!!

超人レベルだよ…!


**


ふぅーっ!疲れたぁ…!

でもついていけるようになったなぁ…。

…あれ?

もしかしてこれについていけるようになってしまったオレも超人なのか…!?


って、そんなことを考えてる場合じゃない!

さっきの悲鳴は…。


「エイト、あれ!」


その方向には、少女が血を流して倒れていた。

すぐにキリナが駆け付け、ヒールをかける。

出血量が多いな…命が助かっても血が足りない…。

すぐには起きれないだろう…。


「…この子、出血量が多いですね…。しばらくは寝かせて、起きたらお肉あげましょうか。」


やっぱりそうだよな。

…でも、肉あげちゃうのか…。

日本人の感覚で、もったいないって思っちゃうなぁ…。

でも、この子のために…ちょっとくらい我慢しないと…!


「んぅ…?」


あ、起き…


「うわぁあああ!?魔物ーっ!!!」


わっ!?

お…驚かせちゃったかな…?

ど、どうやって言えば…?


「魔物はもう倒しましたよ。もういません。それよりも、私と一緒にお肉食べませんか?」


キリナが言ってくれた…助かった…!

って、ん?

キリナ、ちゃっかり自分もお肉食べようとしてない!?

ずるいぞーっ!!オレも食べるからなぁ!!


「オレも!」


「私もっ!」


サラも気づいたか…!

まぁ、みんなで仲良く食べましょうよ。


「じゃあ、みんなで仲良く食べましょう!」


あ、パクられた…。

一言で良いので、感想よろしくお願いします!ブックマーク、いいねもよろしくお願いしまーす!

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