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突然ですが、異世界もふもふしてみませんか?  作者: ひだまり
異世界へ転生!?慌ただしい日々
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【第二話】女神様!(ステータス表示あり)

こんにちは、ひだまりです!

『うるさいのじゃ。お主ならこの世界についていけるとおもったのじゃが…。』


ん?話している内容をよくよく聞いてみるとオレをこの世界に転移させたのって、

この謎の声の人だよね?


『そうとも言えるのじゃ。謎の声の人とは、失礼じゃのう。妾の名前はもふもふの女神マーシャじゃ。』


え、オレの思考が読まれてる?オレのプライバシーは!?


『ぷらいばしぃだのなんだの、地球人とやらはうるさいのう。さっさと伝えることだけ伝えるから、黙っとれ。』


ちぇ。分かりましたよ。聞けばいいんでしょ、聞けば。


『うむ。まず、お主をこの世界に転移させたのは…』


……なんか異様に溜めてくるな。なんか重大なことでもあったか?


『もふもふが絶滅しかけているのじゃ!!』


…は?


『は?とはなんじゃ!もふもふという癒し中の癒しが、なくなってしまうのじゃぞっ!』


いやいや、女神様。……そんなの重大すぎませんかっ!

しかも、もふもふってこの世界にもいるんですかっ!

早く教えてくださいよっ!!

それで、何をすれば良いのですか?


『おぉ、お主はなかなか話の分かる奴じゃのう。気に入ったぞい。話せば長くなるのだが…』


マジで女神様の話が長かったので要約すると、

・オレがこの異世界でもふもふを、魔物から守る。

・そして、オレはもふもふに女神様の加護を与えられるようなので、与えてあげる。

・そのあとは自由にしていい。

とのことだった。



『さて、異世界人よ。…まずはお主の名前を聞いて良いかのう?』


…そうだった。まだオレの名前を言っていなかったか。

オレの名前は、田中 瑛斗だ。


『そうか。瑛斗よ、これから異世界の地上へと転移させる。お主には、異世界で生きていけるスキルを与えておいたのじゃ。地上に着いたら、ステータスオープンと唱えてみるのじゃ。準備は良いか?』


あぁ。よろしく頼む。


『うむ。もふもふのためによろしくなのじゃ。』


オレの周りが青く光り出した。眩しっ………

オレは思わず目をつぶった。





強い光が収まり目を開けてみると、オレは森の中にいた。

魔物が出そうで怖いけど、まずは…


「ステータスオープン」


…なんか半透明のウィンドウが出てきたんだけど。



---------------------

〈名前〉田中 瑛斗

〈性別〉男

〈職業〉なし

〈レベル〉1

〈スキル〉ヒール、ウォーターボール、収納、

     念話、女神様の加護付与(マーシャのかごふよ)(もふもふのみ)


〈HP〉300

〈MP〉250

〈力〉150

〈素早さ〉200

〈器用さ〉350

---------------------



とまぁ、こんな感じだ。

スキルについての説明は…



-------------------------------------

ヒール・・・治癒属性の初級魔法。軽いケガが治る。消費MPは10。


ウォーターボール・・・水属性の初級魔法。水の玉を作り、相手に飛ばして攻撃する。消費MPは15。


収納・・・物や生物などを収納することができる。ちなみに人間は収納不可。MPは消費しない。


念話・・・もふもふと会話することができる。ちなみに魔物は不可。MPは消費しない。


女神の加護付与(もふもふのみ)・・・もふもふにのみ、女神マーシャの加護を与えることができる。与えられたもふもふは不死身になる。

-------------------------------------



だそうだ。ってか、女神様の加護強すぎん!?不死身だぞ!?そんなのありかよ…。

でも、もふもふが不死身になってくれるなら嬉しいなぁ…。

オレも不死身になりたいなぁ…。


っと、オレは森の中にいるんだった。こんなことしてる場合じゃねぇ。

まぁ、弱い魔物くらいならウォーターボールで倒せそうだし、収納は生物も収納できるらしいから、

大丈夫だとは思うけどな、肉体的には。

だが、精神的にこの不気味な森は…。

…地球にいた時から、ホラー系は苦手なんだよっ!







次回、街に着きます。

お楽しみに!

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