【第十一話】買い物の前に…
買い物回になると思ったらならんかったっ!(作者だろっ)
ま、楽しんでもらえたらうれしー!ってなります。
さて、サラも旅に行くことが決まったし、キリナに報告しに行くか。
それにしても…まだもふもふを全然助けられてないよね…。
本当にオレで良かったのかな…。
…これからたくさんもふもふを助けるぞっ!
えいえい、おーっ!
あ、あの家だな。
電気がついているからキリナはいるみたいだな。良かった…。
コンコン
「はーい。こんにちは…ってパーティーの方!詳細決まったのですか?」
あ、そういえば、名前、お互い言ってなかったな。
オレはステータス見たから名前分かってるけど。
やっぱり自己紹介しておいた方がいいよね。サラは…また後日でいっか。
「自己紹介しますね。」
「あ、きゅ…なんでもありません。その前に中へどうぞ。」
さては、急って言いかけたな?まぁ、確かに急だけれども。
じゃあお言葉に甘えてお邪魔します。
「お邪魔します。」
中は…木がメインで落ち着く感じだな。
で、自己紹介だな。
「名前はエイト。職業は…まだないんですが、テイマーになろうと思ってます。…レベル1です。」
そういえばまだ何も倒してないし、依頼でも討伐系は受けてないからなぁ…。
今度、レベル上げした方がいいよなぁ…。ステータスは高いんだけどな。
「1レベ…あ、私の番ですね。私の名前はキリナです。職業はヒーラー、レベルは33です。」
はい、知ってますって言えるわけもないから、ここは適当に頷いておく。
で、なんの話だっけ?…あ、パーティーの話だった。
「それで、パーティーの話なんですけど…。」
「あ、そうでしたね。どうぞ。」
オレの急な話転換にも慣れてしまったか。ははは。
…ごほん。
「えーと、オレの知り合い?の人もパーティーに入ることになりました。その人は、今度ギルドに行く時に紹介でいいですか?」
「あ、ギルドに行くんですね?」
あぁ、キリナには言ってなかったか。買い物に行くとか、前衛の件とかは言っといたほうがいいよな。
「はい。次の街までの食料の調達や、防具を買いたいんですけど…どこが良いのか分からず、ギルドに聞くのが一番だと。あと、知り合いもテイマーなので、前衛の方をパーティーに入れたいと思いまして。…すみません、独断で決めてしまい。」
「いえいえ!そんなことはありませんよ。確かにそうですね。食料や防具は必要でしたね。前衛の件は…実はサブ職業というのがありまして…。レベルは上がりにくくなるんですが、普通の方の職業とサブ職業とで二つまで選べるんですよ。」
ま、マジか…知らなかった。
だから…
「なので私か、エイトさん、エイトさんの知り合いさんの誰かが、サブ職業に前衛職を選べば良いと思います。」
ってことかぁ〜!
事前に相談しておいて良かったー。無駄なお金払うところだったな。
「サブ職業っていうのがあったんですね。助かりました。おかげで無駄なお金を払わずに済みました…。」
オレはそう言って、キリナに向かって笑顔を作った。
そういえば、職業は神殿で設定できるんだったよな。神殿ってどこにあるんだ?
「いっ、いえ!お役に立てたなら良かったです!では、ギルドに行ったり、買い物に行く日はいつにしますか?」
ん?なんかキリナの頬がほんのり赤いような…?気のせいか。
こんなオレがこんな美女を…落とせる?わけないもんな。うん。
それにしても、日にちか…。オレは暇だからいつでも良いんだけど。お店の手伝いがあるけど。
でもサラも行くことになるから、お店は臨時休業しなきゃだよな。
…もうちょっとでお店、閉じちゃうけど…。サラと相談してからにするか。
「知り合いと相談してからでも良いですか?」
「あ、そうですよねっ!行ったり来たりさせてしまい、すみません。」
オレの心配してくれてんのか。優しいな〜キリナは。
本当に待たせてしまい、すまない…。
「こちらこそ、すみません。キリナさんも楽しみにしているだろうに、待たせてしまい。キリナさんって、忙しい日とかありますか?」
今度来た時にいなかったら、話にならんからな。サラも連れてきて、キリナの予定がないようだったら、そのまま行ってもいいしな。
「いえ、予定はいつも空いていますので。いつでも大丈夫ですよ。」
「おけです。では相談して、また来ますね。」
「はい。」
キィ ガチャン
さてと、さっそくサラに相談しに行くか。
いいね、あざます!!めちゃ嬉しい!
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