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南へ
雲みたいに白い 大きな背骨が
青い空を越えて 南へと渡る
尻尾の先の小さな骨まで
すっかり消えて 見えなくなって
雲みたいに淡い ふわふわの羽毛が
広い空を覆って 南へと続く
絵筆の先の白い絵の具が
ゆったり巻いて くるり縮れて
雲みたいに長い 大きな翼が
薄い空を渡って 南へと急ぐ
旅路の先の色鮮やかな
海原の彼方に 密林の向こうに
雲みたいに厚い ふわふわの誰かが
遠い空を望んで 南へと歩く
足跡の先の小さな影が
秋の日を追って 雪だるまを連れて
雲みたいに白い 大きな背骨が
青い空を越えて 南へと渡る
尻尾の先の小さな骨まで
すっかり消えて 見えなくなって
雲みたいに淡い ふわふわの羽毛が
広い空を覆って 南へと続く
絵筆の先の白い絵の具が
ゆったり巻いて くるり縮れて
雲みたいに長い 大きな翼が
薄い空を渡って 南へと急ぐ
旅路の先の色鮮やかな
海原の彼方に 密林の向こうに
雲みたいに厚い ふわふわの誰かが
遠い空を望んで 南へと歩く
足跡の先の小さな影が
秋の日を追って 雪だるまを連れて