表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
22/60

海が見える

割れた花瓶の 青いかけら 赤いかけら

砂の上に散らばる

黄色い花

私の手足


打ち寄せる波が さらい 運び 押し流し

砂の上に残った

茶色い種

私の心臓


壊れた椅子を拾って 砂浜に立てる

かしいだ背もたれ 私の髪を

一房 結ぶ

小鳥


穴の空いたクッション 私の下顎したあご

種を載せて

運ぶ

潮風


海が見える 遠くの海が

私のはらわた

溶け出た海が

ここから


沖から

空から

遠くから

花を 種を 椅子と小鳥を 潮風を 感じて


流されたものたち ばらばらになって

いつか 砂の粒となり

私の体と 魂と 混ざって

ここに


ねえ


私は


ここに

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ